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【京都】 「松山閣」ゆばと京旬菜が自慢の店で初松茸を味わう

京都を駆け足で楽しんだ夜


中秋の名月に合わせて、奈良の唐招提寺の観月会に行きました。

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その帰り道に、ほんの少しだけ京都を味わってみました。

行ったお店は「松山閣」

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時間の無い旅行者、京都初心者に向いているロケーション

場所は、京都駅に隣接している伊勢丹デパートの11階にあります。

京都にはステキなお店がたくさんあるとは思いますが、なにせ旅行者。

近鉄京都駅から新幹線に乗り換えるまでの貴重な時間を使うため、京都駅からアクセスの良いところを選びました。

本店は、京都右京区鳴滝宇多野谷20. 御室仁和寺の近くにあります。

松山閣 松山(しょうざんかく まつやま)

本店に行くには時間が無いため、京都駅隣接というロケーションはありがたいです。

気軽に京都の味が満喫できる

まずは、ぶぶ茶でお出迎えしてくれます。

ぶぶ茶では無くて「ぶぶ茶漬け」と言えば、、、

『ぶぶ茶漬けでもどうどす?』と言われて、待っていてもぶぶ茶漬けは出て来ない。ということが昔はあったそうです(笑

これは、遠回しに「そろそろお帰りになったらどうどす?」と言っている意味なのだそう。

しかし、ここはぶぶ茶で温かく迎えてくれて、そんなちょっと意地の悪い京都を払拭してくれます。

まずは突き出し

10月上旬が旬の黒豆の枝豆、栗。それに紅葉の葉が季節を感じさせてくれます。

湯葉のお店ならではの、自慢の湯葉・生麩・鯛のお刺身です。

待望の松茸の土瓶蒸し。

蓋を開けた途端に、松茸の豊かな香りがまるでアロマの様に広がります。

余談ですが、昔、東京は神田駅前にある寿司屋でバイトしていた時に、松茸を使わないで椎茸を作った土瓶蒸しを出していました。

蓋を開けるたびにお客様にガッカリされて、お運びのバイトの私がお客様に文句を言われるという役回りを背負っていたことがあったのです。

なので、本物の松茸がちゃんと入っていると人一倍ホッとすると言うか、嬉しさもひとしおです。

松茸の茶碗蒸し

松山自慢の湯葉

まずは、湯葉をタレに漬けて食べます。

その後、残ったものは豆乳として飲むのだと、お店の人に説明してもらいました。

私は湯葉を食べた後、豆乳に湯葉のタレを少し入れて飲んでみました。

美味!

そう言えば、星野リゾート 界 川治 の朝ごはんで、豆乳ににがりを入れておぼろ豆腐にして食べたことがありました。

星野リゾート 界 川治 の 滋味あふれる朝ごはん

豆乳の量が結構あったので、おぼろ豆腐にしてくれると嬉しいなぁとふと思い出しました。

最後は、赤出汁のお味噌汁と松茸ごはんです。

松茸尽くし

デザートは梨のコンポート

季節感あふれる献立でした。

お値段は4,000円でお釣りがくるぐらいです。(お酒、ソフトドリンクはオーダーしませんでした。)

これは高い!と言う方もいるかもしれませんが、居酒屋に行ってイマイチな酒の肴を突いてもこれぐらいはします。

それに比べたら、お料理は美味しいし、質の良い素材とおもてなしを楽しめるので、決して高くは無いと思います。

キッチンスタジオを運営しているので、ついつい原価計算をしてしまいますが、居酒屋とは比べものになりません。

ましてや窓の外には、赤くライトアップされたまるで紅の和蝋燭のような京都タワーが目の前に見えて、つかの間まの京都も味わえるのですから。

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last update : 2024-10-10 05:03:54
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