金沢に行ってきました。
美食の街なので、香箱蟹や雲丹。ホタルイカに牡蠣。。ほんとに美味しいものをたくさん頂きました。
「ハレの膳」が続くと少しおやすみしたくなり「ケの膳」が恋しくなるものです。
お腹は空くのだけれど、でもガツっと胃にくるものは少しおやすみしたい。。そんな時に選んだのが「百薬キッチン」のランチ。
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お店の場所
お店は武家屋敷が並ぶ、金沢市長町にあります。賑やかな香林坊からは少し住宅街に入ったところ、犀川との間にひっそりとありました。
石川県金沢市長町2丁目3−23−2
電話:076-255-1893
営業時間:11:00〜14:30(Lo) 15:00 クローズ
定休日:火曜
住宅街の中にひっそりとあるカフェ
▼Google Mapを頼りに、香林坊から金沢百万石通りを西に、犀川方面に向かって路地を入ると、武家屋敷。
▼私のような観光客には、金沢の古き良き建築を眺められながらお散歩がてらにお店を探すのは、一石二鳥。
訪れたのは冬なので、武家屋敷の土塀には「薦がけ(こもがけ)」と呼ばれる、雪よけがかけられていました。風情があって素敵です。
こもがけは、雪の水分が土塀に染み、それが凍結することによって土塀の剥がれや割れを防いでいるのだそうです。
▼私のように、スマートフォンの地図を片手に、お店を探している人がちらほら、そろそろお店がある場所のはずなのに・・・?というところで、私と同じようにキョロキョロしている人が何人か。
そこに、看板がドーンと出ていました。
▼こんなに見やすい看板があるのに、入り口がよくわからなくて私も含めて看板の前で「入り口どこ?」とおろおろ(笑)今となってみれば、なぜおろおろと迷ったのか分からないほど、なんだか不思議に入り口が見つけにくかったです。
▼古い民家を改装した入り口。ペパーミントグリーンが可愛さを演出してくれています。
静かでかわいい店内
”カフェ巡りの楽しみ”は、食事やスィーツはもちろんですが、カフェが持つ雰囲気を味わうこともそのひとつです。
建物やインテリアを見て、体験して楽しむのが何よりの楽しみなので、その点では百薬キッチンは私の「好物」と言えます。
▼椅子やテーブルが、古いもの再利用して使われていて、そのアンティークの使いこなれ感がなんとも可愛いのです。
それぞれ、組み合わせごとに違ったテーブルと椅子が並んでいます。
▼こだわりのある食材の物販もありました。
置いてある厨房用の作業テーブルや、下に置かれている引き出しや小物のアンティーク感もかわいい。
ランチを楽しむ
お目当ては「ランチ」さっそくオーダーしてみます。
▼メニューが、昭和時代の小学校の出席簿みたいで、これまたかわいい。
▼お水とおしぼり。最近はコストカット・手間を省くためにウェットペーパータイプのものが多いですが、ハンドタオルタイプのおしぼりが気持ちいい
▼ハンバーグの見た目小さいようで実はふっくら盛り上がっていて、ボリュームがあるのが嬉しいです。
野菜もしっかりと盛られています。
感想
「ハレの日」のご馳走は野菜が不足しがちで、あったとしても煮込まれていることが多いので、フレッシュな野菜が嬉しかったです。
なぜ嬉しいんだろう?と考えてみたら、野菜が持つ消化酵素が胃の消化を助けてくれるからなのかもしれません。
また、久しぶりの玄米もホッとします。旅先で便秘になりやすい女性は多いので、ご馳走ばかりでなく、玄米や野菜の食物繊維がしっかり取れるランチを旅程に入れると、まだまだ元気に旅を続けられそうな気持ちになりました。
美味しいものがたくさんある金沢。
体を休められる美味しいものもある金沢。
いつまで居ても飽きの来ない街です。