新しいアーティスティックな近代的建築も好きですが、次第に姿を消しつつある古民家も好きです。
私の住んでいる東京葛飾はカフェドーナツ化現象で、あまりトキメクカフェが無いのですが、ほんの数駅千葉方面に行くと東京では見られないような素敵なカフェが点在していたりします。
そこで見つけたのが、船橋駅からすぐそばにある、古民家カフェ「コピエ」です。
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店舗情報
住所:千葉県船橋市本町1丁目27−11
電話:047-422-3914
交通手段:
JR船橋駅から4分
京成船橋駅から3分
営業時間:11:00~18:00
定休日:水・木
ビルの谷間の小さなおみせ
JR船橋駅は総武線の快速も各駅停車も止まり、ベッドタウンとしても人の乗降客が多い駅です。
駅前には西武百貨店やLOFTなどのビルが林立している裏にひっそりとその「コピエ」はありました。
電柱にはひっそりと案内板が
案内板の小道を入ると、まるで小川洋子の小説の世界のように、少し古びたテーブルと椅子が並んでいます。
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暖かい日や晴れた日はここでお茶を飲むのも良いかもしれません。
※訪れたのは、2月の木枯らし吹きすさぶ日だったので誰もいません。
童話に出てきそうな緑のドアです。
ドアを開けて中に入ってみましょう。
古い日本家屋をリフォームした店内
古い日本家屋と言っても、茅葺屋根の古民家から始まって、大正・昭和初期の第二次世界大戦前の近代化が進みつつある時代の古民家もあります。
このカフェの詳細な情報はわかりませんが、戦後に建てられた家屋のように感じました。
築5~60年ぐらい?と推測しました。
見上げると障子を上手に利用してリフォームした跡が見受けられます。
店内はほぼカウンター席です。
奥では、年配の女性お二人で切り盛りしている様で、一人はキッチンもう一人は接客をしていました。
平日の11:50頃だったからでしょうか?客は私一人。
奥からは、年配のお二人の会話が聞こえてきます。
スマートフォンの音声入力を使って「米国フロリダ州パームビーチ」を検索されていて、海外の話に花が咲いていたようです。
どうやら英語も堪能な様子。
カウンターだけの小さな店で、カフェを営むことを楽しんでいる雰囲気が伝わる店内でした。
私は、外が見えるカウンター席に陣取りました。
ゆっくりと時間が流れるカフェで、軽食を食べながら”時”を楽しむ
メニューは、食事はサンドイッチとカレーがそれぞれ3種類ぐらいありました。
がっつり食べたい人には物足りないかもしれません。
ランチなら、あまりがっつり食べると午後から眠くなるので、軽く食事したい人には向いていると思います。
この日注文したのは
「味噌カツサンドイッチ」770円
「紅茶」490円
セットメニューは無いので、合計 1,260円
個人的にはちょっと高いかなぁとは思いました。セット割引があると嬉しい。
サンドイッチをつまみながら、持ってきた雑誌「Casa Brutus」のバックナンバーを読みながら、しばしビルの谷間の古民家で優雅な昼下がりを過ごしてみるには、なかなか穴場なカフェだと思います。
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