暑い時期には北へ行き、寒い時期には南へ行く。
そんな生活ができたら良いなと思うのです。まだままその夢は叶っていないですが、少しでも夢に近いことをしたいと、暑い夏に青森県 奥入瀬渓流ホテルへ行ってきました。
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奥入瀬渓流とは
奥入瀬渓流とは、青森県・秋田県の県境にあり、十和田八幡平国立公園にあり特別名勝かつ天然記念物に指定されています。
氾濫することが無い、渓流として有名で、川が溢れることが無いことから、川沿いの遊歩道を伝い水源である十和田湖までのハイキングコースが人気です。
川の流れや滝など変化に富んだ緑豊かな景色を堪能できることから、約13キロの道のりがあっという間に感じられます。
奥入瀬渓流沿いにたたずむホテル 星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル
奥入瀬渓流に行くにあたって、かねてから”泊まってみたい宿”として注目していた「奥入瀬渓流ホテル」へ泊ることにしました。
”星野リゾート”とはいえ、最初からそうであったわけではなく、地元企業として経営されていたホテルが、経営難の際に星野リゾートに買収された経緯があります。
老舗ホテルの設備+星野流のホスピタリティが上手く融合された、居るだけで心が自然へ溶けていくようなそんな素敵ななホテルでした。
ホテルの入り口玄関に到着すると山小屋のロッジ風な作りのロビーに、山奥に来たのだなという気分を駆り立てられます。
しかし、振り返ってみると、「森の神話」と名付けられた岡本太郎作の煙突に度肝を抜かれてしまいます。
まるで森の中の巨木がここに現れたような印象を受けます。それは森の主である樹齢を重ねた巨木で、森と森に棲む人々を守る守り神でもあるような、そんなモニュメントです。
このラウンジは夜はバーとなり、ライトアップされた深い深いもりを眺めながらお酒を傾けることもできます。
このホテルの面白いところは、東館と西館と二つの建物、二つの玄関があることです。
先ほどの「森の神話」がある方は東館の玄関でメインエントランスとなります。
それに対して、西館の玄関は、いろんなアクティビティを利用する宿泊者専用の送迎バスの発着所になっています。
西館の方にも岡本太郎作のモニュメントがあります。
その脇には、人が多く集まれる様に椅子が設置されていて、夜になると「奥入瀬渓流に歩き方」「奥入瀬渓流の自然について」などの講習会も開かれています。
岡本太郎のモニュメントは、どれも力強くて迫力があります。
東館客室の中
今回泊まったのは、東館のロビーのすぐ脇の渓流が見下ろせる部屋となりました。
部屋のど真ん中にベットがあります。寝転ぶを正面が深い緑の山々と、その下を流れる渓流となります。
手前のソファも広々としていて、大人でも横になれる広さです。
ベッドの脇にテレビもありましたが、渓流を眺めているだけで満足できてしまうので、点けることはほとんどありませんでした。
お茶も用意されていて、冷蔵庫の中のミネラルウォーターは無料でした。
洗面所はわりとコンパクト。でも、必要なものはすべてそろっていますし、何の過不足も無く清潔で快適でした。
部屋にはバスも用意されていますが、まず入らないです。
なにせ、管内に大浴場が2つ。そして、専用バスでホテルより10分ほど行ったところに、奥入瀬渓流ホテル宿泊者しは入れない離れの露天風呂もあるのです。
この離れの露天風呂については別記事で紹介します。
山の奥深くにいながら、とてもラグジュアリーな3日間をここで過ごすことができました。
渓流テラスでのモーニングについての記事はこちら
奥入瀬渓流ホテルでの食事の楽しみ方:渓流沿いで食べるモーニングは優雅なひと時を演出してくれる
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