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今週読んだ本 2016/1/17 ~ 2016/1/23
KADOKAWA (2015-12-11)
売り上げランキング: 3,323
今週一冊目の本です。住まいについて。。を考えさせられる本でした。
レビューはこちら。
ブックレビュー 「なぜ一流の人は自分の部屋にこだわるのか?」 八納啓創著 | さゆりっぷ
本屋でふと手に取った本
今週の初めに、東京は錦糸町へ用事があり駅ビルの周りをウロウロしていました。
用事が一通り終わり、駅ビルの中を歩いていたら本屋がありました。
最近本屋自体が少なくなって来ているので、リアル本屋を見つけるとなるべく入るようにしています。
そこでふと目に留まった本がこれです。
今週はインテリアや部屋作りに興味のアンテナが向いているようです。
自分にとっての「上質世界」とは
私は子供の頃から「何もない部屋」に憧れていました。
自分の部屋は机と椅子とベッド。それとオーディオプレイヤーだけでした。
それ以外何も無い部屋でした。
インテリア小物と言うと、自分が美術の授業で掘った「水兵さん」モチーフの鎌倉彫。
それ以外にはオーディオプレイヤーのスピーカーが壁にくっついているぐらいでした。
(生意気にもこのスピーカーから流れる、バロック音楽が最高のインテリアだと思っていました。若いって恐い。笑)
そう、何もない事が好きなのです。
本の表紙には”何もないけれども唯一大切な赤ん坊”が写っているのです。
お母さんの笑顔がやさしいことが伺えます。
この人にとって一番大切なのは「子供」なのだなとすぐに分かります。
そうです。表紙買いです。
私の「理想世界」「上質世界」とでも言いましょうか。その世界がそのまま写真に写っていたのです。
ページをめくると、シンプルで素敵なインテリアに囲まれた部屋が次々と出てきます。
「何も無い」訳では無いのです。
「大切なものだけ」があるのです。
決して殺風景では無いのです。あるんですよね。必要な物が必要なだけあるんです。
選び抜かれたソファだけがあるのです。
ですので、決して断捨離の本では無く、インテリアコーディネイトの本と言っても良いと思います。
大切な物は何か。
いかに必要な物だけにそぎ落としていくか。
それを自分に問いかける、良いお手本になる本だと思いました。
部屋を片付けたくなる本
この本を買った本屋の真向いにある、カフェでこの本を開きました。
半分も読み終わらないうちに、家に帰って断捨離したくなりました。
決して断捨離の本では無いのですが、自分の家にとっての贅肉を削ぎ落としたくなったのです。
それから3日間、不要な物を捨てに捨てました。
年末に断捨離をしたはずなのに、まだまだ不要な物があることを気づかされました。
捨てれば捨てるほど、大切な物だけを大切にして生きて行きたいと思う気持ちが強くなるのが不思議です。
・・・しかし、困ったことに私は便利グッズが大好きなんですよね。
不要な物を捨てて床が広々としてくると、お掃除ロボットを動かして掃除がしたくなります。
爆笑!お掃除ロボットくん iRobot Braava 320 | さゆりっぷ
窓サッシを便利スプレーでササッと掃除したくなります。
大掃除の味方!掃除用ブラッシングスプレーを使ってみた!コイツは凄い!! | さゆりっぷ
えっと、あの、その、まぁあれです。
私にとって、”便利”のプライオリティが高いという事に改めて気付かされたのですよね。
次はルンバが欲しいんですけどね。。
私の家が、この本に登場するような、すっかり片付き切った部屋になるのか?は定かではありませんが、自分にとって”贅肉”となる物は手放して、大切と思われるものを美しく収納して、家という自分の軸となるテリトリーを気分よく過ごせる場所にする、これは私にとっての「上質世界」なのです。
今回の読了後の1アクションは、断捨離をやったのでヨシとします。
これからも日々少しずつ、不要な物を処分して、大切な物を上手に取り入れて生活を楽しもうと思います。
この本を買ってから、ベッドサイドに置いて一日の終わりにパラパラとめくってから眠りについています。
とにかく、眺めているだけで気持ち良くなる本です。
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