年の瀬に蕎麦をすすって、一年をしめくくる
旅の記録の途中だが、年の瀬と言えばこれは外せない!と美味しいお店に舌鼓を打った。
写真の蕎麦は、天ざるそば1,700円也。
金額だけみると、うぅーーーんこれはなかなか良いお値段だと唸ってしまうが、本当に美味しくて後悔しない味。
行った先は、浅草 並木藪そば
東京に蕎麦の名店は数あれど、ここはついつい足を運んでしまいたくなるほど美味しい。
そしてなぜか年の瀬にばかり行ってしまう。
写真は12月30日(月)
大晦日の前日だけど、16:00ごろに到着した時はこの行列。数えてみると8組並んでいた。
うわっ。。。と思うかもしれないが、たまたまタイミングが悪かったらしく、17:00頃には並ばずに入れるぐらいで、回転は良い感じになっていた。
昔は、超古ぼけていて由緒正しい趣のある店構えだったが、平成23年11月に改装したので、すっかりきれいでモダンな感じになっていた。
入って左側には座敷になっているので、家族や小さいお子さん連れが多く着席していて、右側はテーブル席になっていて、足腰が辛いというお年寄りに人気の席になっている。
何組か「腰が悪いんでテーブルが良いんだけどね」と、各々お店の人に気軽にお願いしている場面を見かけた。
座敷には家族連れはもちろん、”おひとり様が日本酒と板わさで、蕎麦をすする前にまず一杯”という人もちらほら。
そういう蕎麦の食べ方に一時期憧れてやってみたところ、結構いい具合に酔いが回ってしまって、なーんにもやる気が無くなったことがあったので、今は少々控えている(笑)
民謡『会津磐梯山』に出てくる小原庄助さんは、お酒で身上を潰したが、まったっくもって分かる気がする。
夕暮れはちょっと早い時間から、一杯飲み始めたらそりゃぁ気分良くてのんべんだらりとしたくなるもんだ(笑)
蕎麦の量はちょっと少な目なのか?(私は適量だと思ったが)
一人で「天ざると、あとざる1枚」と頼む人が3割ぐらいいた。
場所は、浅草 雷門のど正面をまっつぐ行って右側
並んでいる最中に撮った写真の右奥に雷門の大提灯が見えるだろうか。
雷門さえ分かれば迷わず行ける道順だけど、お店の案内はこちら
浅草雷門「並木 藪蕎麦」
東京都台東区雷門2-11-9
年越し蕎麦とは、一説によると蕎麦は切れやすいことから「一年の悪い事を断ち切って新しい年を迎える」らしい。
私は大掃除も、お節料理の支度も、年次レビューもまだなーんにもやってないけど、なんだか蕎麦を食べただけで清々して、気持ちだけは新年を迎える準備万端である(笑)
それでは、皆様良い年の瀬を!良いお年をお迎えくださいませ。