金沢 ひがし茶屋街にあるオーベルジュ 薪の音に泊まってきました。
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オーベルジュとは
そもそもオーベルジュとは。。
Wikipediaより
オーベルジュとは直訳すると”旅籠”で、”郷土料理を提供するレストラン付きのホテル”を意味するフランス語である。
シェフが土地土地の食材を新鮮なうちに仕入れたいがために郊外でレストランをオープンさせ、客はシェフの味を求めて車で遠路レストランへやってくる。食事とともにワインなどのアルコールも嗜むため、その日に車で帰宅することが困難となる客が多い。その際、レストランのオーナーやシェフが、遠路食事に来てくれた客に休んでもらうためレストランの2階やスタッフの居住スペースを提供しもてなした、というのがオーベルジュの始まりともされている。
そういった成り立ちからか、フランスの多くのオーベルジュの客室は20室程度とこじんまりとしており、大都市から離れた田舎にある家族経営の施設がほとんどで、きめ細かで家族的なもてなし、その土地の旬の素材をいかした本格的な料理が最大の魅力である。
つまり、お料理がメインの宿です。
さて!夜のディナーが楽しみです。
お料理と器が芸術的なディナー
チェックイン時に、19:00に食事をしたい旨を伝えておりましたので、時間になりましたら1階のレストランへ行きます。
▼レストランに入ると宿泊者用の席が用意されていました。
▼宿泊者用の席はカウンターです。シェフがお料理をしているところがよく見えます。ちなみにお隣のご夫婦は「にし」の部屋にお泊りの方々です。
▼カウンター席は、シンプルシックな店内です。ちなみにピンク色の着物の人は、薪の音の若女将。
▼テーブル席もあります。予約すればレストランのみの利用もできます。
▼シェフに”今日のお料理に合うお酒”をリクエストすると、石川県のお酒「天狗の舞」スパークリングを出してくれました。
お料理だけでなく、輪島塗の見事な器で供されます。
感想
感想は一言でいうと”絶妙な味と量”
美味しいのはもちろんなのですが、一皿一皿の量がとても絶妙。
美味しいと言われるレストランや割烹に行って、確かに美味しいお料理を頂いたとしても、量があまりにも多すぎて食事が終わる頃には「ひぃ~」と小さく悲鳴を上げてしまいそうになること、しばしは。
しかし、薪の音のお料理は、一皿のポーション(盛る量)が、絶妙に抑えられているため、最後まで美味しさを心から楽しみにながら、するすると胃袋に納めていくことができます。
抑えめなポーションの量が、お皿の上に品よく盛り付けられていて、見た目の演出にもつながっていました。
絶妙な量に盛られた器たちは、これまた芸術品かと思うほどの素晴らしい品々で、”器と料理の競演”をテーブルの上で繰り広げられます。
これがてんこ盛りな量であれば美しい器が引き立たず、少なすぎると、器が主張しすぎる。その見事なバランスの一品一品でした。
目にも舌にも、豊かな気持ちになるお料理。さすがオーベルジュ、さすが薪の音、としきりに感心するばかり。
『”美食の街 金沢”を堪能するには、ここは絶対に外せない』そう思えたディナーでした。
そして、オーベルジュの楽しみは『次の日の朝ごはん』へ続いていきます。
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