世間の人たちは、旅に出た時に宿はどんな条件を優先させているのだろうか?
自分の場合は「温泉」もしくは「大浴場」があり「サウナ」があるととても嬉しい。
ラグジュアリーホテルも散々泊まったが、やっぱり旅の疲れを癒すには「大浴場」「サウナ」があるに越したことが無いと思っている。
「大浴場」「サウナ」があるホテルであれば、日本では「ドーミーイン」が有名で人気だ。
しかしコロナ禍が過ぎ、円安とオーバーツーリズムの相乗効果で「ドーミーイン」の価格が鰻登り。
最近は「ドーミーイン以外で」と探すことが多くなってきている。
さゆりっぷ的に「大浴場」と「サウナ」があるおすすめの「ドーミーイン以外で」となると、利用するのが「ホテルモントレ仙台」だ。
モントレグループは、最上階に「大浴場」「サウナ」「エステサロン」があり、大阪出張の際には「ホテルモントレ ラ・スール大阪」も利用することが多い。
「ホテルモントレ仙台」は、時々”レディースプラン”で価格抑え目で、サービスが充実しているプランが販売される。
しかし、一つ残念な点は、大浴場の利用時間が限られているところ。
22:30が大浴場の最終チェックイン時間となり、23:00には終了。
朝の入浴可能時間も短い。
さて今回は、仙台市内に何軒かあるドーミーインは全て満室、ホテルモントレ仙台のお得なレディースプランは無しの状況で宿探しとなった。
「大浴場」「サウナ」は諦め、お手頃価格で普段泊まらない様なところを探して見つけたホテルが「OF HOTEL(オブホテル)sendai tohoku」
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ホテルの中の様子
入るとすぐにレセプション/フロントがあり、チェックインをする。
この時うっかりしており写真を撮り忘れたのだが、フロントのから振り返るとエレベーターがあり、エレベーターの脇にアメニティ・スリッパなどが置かれてあり、自分で必要な分だけピックアップしてから部屋へ行く。
部屋の中
今回予約したのは、ちょっとだけ高めの「ワーカーズダブル」という部屋だ。
この時の宿泊料が8,540円だった。
他のシングルの部屋だと6000円台で泊まれる。
違いは、デスクワークできるスペースが広いのと、ベッドがダブルサイズな点。
トイレとシャワールームと洗面台が、土足エリアにあるのでトイレに行くにはいちいち降りてスリッパを履かないといけ無いのが面倒で、バスマットをここに置き、素足でも自由に行き来できるようにしてみた。
せいぜいペットボトルが数本入る程度の冷蔵庫、初めて見た。
最近よくある、お値段が安い分バスタブが無い仕様。
その他のサービス
ホテルの設備や案内はQRコードで
アートの下に小さくQRコードがあるのがお分かりだろうか。
ホテル内の案内を知りたくなったら、このQRコードにアクセスすると読めるし知ることができる。
各フロアにウォーターサーバー
お部屋の中にはペットボトルによるお水のサービスは無いし、湯沸器も無い。
その代わりに各フロアに水とお湯が出るウォーターサーバーがある。
昨今ネットで話題なのが、海外からの長期旅行者が湯沸かしポットに下着や靴下を入れて消毒していることが取り沙汰されている。
最近気になり始めてしまって、折り畳み式の持ち運べる湯沸かしポットを購入したばかり。
いくら折り畳めても、仙台ぐらいなら東京から1時間半ぐらいで行けてしまうので、荷物もそう多く無いし、大荷物も持ちたく無い。
それならばいっそウォーターサーバーの方が安心安全だ。
ただし、汲める物が部屋のマグカップだけなのが少々面倒で悩ましいが。
感想
自宅の部屋もこれぐらいシンプルにミニマムに設えたいと思うほどスッキリ。
シンプルな小物が多いので、ノイズが少なくて気に入った。
過剰なサービスを極力省いて、その分価格を抑えているのもありがたい。
お風呂がシャワーなのが残念だが、よくよく調べてみると徒歩圏内にサウナも銭湯もあった。
冬場は仙台の夜の外には出たくないが、冬でなければ散歩がてら外のお風呂を楽しみに行くのも良いかと思う。
それと別記事で紹介するが、このホテルの1階の小料理屋がすこぶる美味しかったのだ。
ちなみに今回はモーニングは食べなかったが、OF HOTELのモーニングのコーヒーが美味しいとのことだ。
食べるものも美味しいし、デスクエリアも広々なので、ワーケーションするのもアリかもと思った。
最後に、朝、テレビをつけたら、朝のローカル番組で宮城弁で一句「方言五七五」のコーナーがあった。
松島弁なのだそうだが、さっぱり意味がわからない(笑)
東北は奥深い!