「龍使いになれる本」というタイトルを読んで真っ先に思い出したのが、映画「ネバーエンディングストーリー」
龍に乗って自由自在に日本中を、世界中を、はたまた宇宙も駆け巡れるという想像は、子供のころでも大人になっても心ときめくものです。
なれるものなら、なってみたい!と思ってこの本を手に取りました。
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今週読んだ本 2016/9/4~2016/9/10
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はたして龍はいるのか?
龍とは架空の動物のはずなのですが、なぜか昔の絵画にはよく描かれています。
日本だけではなく世界各国に登場しています。そのせいか、時々本当にいるのでは無いかという錯覚に陥ります。
いや、龍はいるのです。いると言うか感じるのです。
どんな時に感じるかというと、
例えば、
私は東京は浅草橋でレンタルキッチンを運営しています。夜のご予約のお客様が帰った後、翌日のお客様のために夜中までキッチンに残って掃除をして、クタクタになりながら自転車を漕いで帰宅する時。
隅田川や荒川を越える時です。
特に良く晴れた夜、ぽっかりと雲が浮かんだ空の下、荒川を渡る新四ツ木橋を走っている時に感じます。
思わず橋の上で止まり、都会の明るさで星は見えないけれど、雲が鮮やかに目に飛び込んでくる、そんな景色を眺めていると「龍はいる」という感覚になります。
例えば、奈良県 信貴山朝護孫子寺の朝の護摩法要の前に見下ろした飛鳥の里だったり
最近では、比叡山のホテルの高い窓を見上げたら「あっ!今横切った」と。
比叡山根本中堂の朝のお勤めの帰りに見かけたり
仕事の合間にちょっと出かけた時、神田川を見渡すと、あ、今いる。と感じたり。
この感覚は、写真を見せても多分伝わらないような気がします。
そう”見る”のでは無く”感じる”のに近いのです。
そして、私が龍の存在を感じるのは、川とか山の中とか古刹と呼ばれる場所なのが共通点です。本の中でも、龍は川や山などの自然の中や神社仏閣の中に潜んでいると書かれています。
やはりいるのかも!?
人は龍に乗れるのか?
本の中では龍に乗る方法も書かれています。
それは、日々をどういう気持ちで過ごし、どういう生き方をすると龍に乗ることが出来るかを紹介されています。
そうです、この本は実は足を跨いで「龍に乗ること」が目的では無くて、”自分の人生をいかに生きるか”の道しるべが書かれています。
自分に正直に生きると、人生がスパイラルアップし加速していきます。それがここで言う「龍に乗る」ことなのではと思います。
龍に乗るためのHow To 本のと言うよりも、生き方の指南書と言いましょうか。
もし、生きてきて「なんか息苦しい」「なんだかスムーズに生きられない」時に、風穴というか龍が通り抜けるための龍穴を開け、龍道を通すと良いのです。
川の流れを塞いでいた大きな岩をどけるように、塞がっていた何かを取り除き人生の流れを滞りなく流してみませんか。この本には、取り除く”何か”の正体を知るヒントが書かれています。
おそらく、読み終わった後は、清々しい気持ちになって「よし!明日からまた地道にコツコツと頑張ろう。龍に見守られながら」と、活力が湧いてくると思います。
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