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浜松:さすが鰻の本場!「濱松地焼き 鰻まさ」の鰻重が”カリっフワっ”の最高過ぎた

浜松の旅の記録。

前夜祭を含めて、2日間「フォーラム」と呼ばれる、一言でいうと学びの仲間の同期会の様なものに参加した。

前夜は仲間の店「くずし之助」で再開を祝い、翌日は同じく別の仲間の店でランチからスタート。

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浜松駅徒歩1分の立地にある「濱松地焼き 鰻まさ」

仲間の鰻の店は何店舗かあるそうで、今回は駅前と言って良いほどアクセスの良い、オープンしたばかりの新店舗に行った。

「濱松地焼き 鰻まさ

開店時間の11:00に店舗前にて集合。朝ごはんを抜いて鰻を120%堪能しようと気合抜群。
お店に入ってすぐ左側の壁
店に入ってすぐ右側は調理場
鰻を焼いているところを店内からも、店外からも見ることができる。

鰻重を食べる(感想)

うな重4300円。美味すぎる。

美味し過ぎて、言葉が出ない。

表面はカリッと焼けていて、中はとろっとろ。

鰻の蒲焼は、関東と関西で調理方法が違い、

関東は、背開きで一度蒸してから焼く

関西は、腹開きで蒸さずに焼く

鰻を蒲焼として食べられる様になったのは室町時代からと言われ、筒切りにして串に刺して焼いたのが始まりと言われており、そのころは開いてはいなかった。

戦国の世が終わった江戸時代の頃に庶民の食べものとして食べられる様になった。

関東は武士が多かったため、腹を開くと切腹を連想されるため「背開き」となった。

硬い鰻を一度蒸して柔らかくしてから焼く。

関西は、商人が多買ったので、美味しく効率よく捌ける「腹開き」

蒸さずに焼くので、良い店は鰻そのものが美味しいものを選んで仕入れる。

そうで無いと硬く仕上がるからだ。

私の実家のある愛媛の南端から高知にかけては四万十川やその支流で取れる天然の鰻が食べられ、しかし関西風なので蒸さずに焼く。

これがちょっと天然ならではの歯応えがあって美味しいのだ。

食べ方の好みは色々あるが「鰻まさ」のは、炭火で表面がカリッとしているのがなんとも香ばしい。

しかも、中はトロトロだ。

鰻は「大ボク、中ボク、ヨ太」と大きさによって3つに分類され、「大ボク>中ボク>ヨ太」の順となる。

その一番大きい「大ボク」を鰻まさは使っているのだそうだ。

どうりで1切れの身が太い!

何も知らない最初は、ランチに4300円?と思ったが、いやいやお値段以上の満足度である。

まさ、鰻以外の「山椒」にもこだわりがある。

浜松産の「ぶどう山椒」を使っている。

私自身「発酵料理教室」をやっていて、初夏になると「ちりめん山椒作りクラス」を開催する。

その際に生山椒を仕入れするが「ぶどう山椒」はその名の通りぶどうの様に実が大きく、その分値段も高い。

山椒の処理は、枝から実を外す作業が一番大変(クラスでは簡単に外す方法をレクチャーしているが)

実が大きければ大きいほど楽に外せるため、実が太いものを探して仕入れるのだが、う〜ん高い。

それを惜しげも無く、添えてあるのもありがたい。

今までの人生で、四万十川がある江川崎で食べた鰻(その店は今はもう無い)がいちばん美味しいと思っていたが、それと並ぶほどの美味しさである。

私の中の東の横綱と西の横綱という感じ。

鰻重で大満足して、夕方16:00ぐらいになってもまだお腹が減らないので、腹持ちのコスパも良いのでは無いだろうか。

浜松に行ったら、絶対に行って欲しい店であり、「これを食べる日」と設定していくのがよろし。

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