去る2月中旬に、うめちゃんの発酵教室「イカの塩辛作りクラス」を開催しました。
キッチンのある浅草橋から、築地市場はアクセスが良かったため、過去にはコンスタントに開催していましたが、豊洲市場に移転してからはしばらく開催を見送っていました。
ようやく豊洲も落ち着いてきたので、そろそろとクラスを復活したのです。
仕入れたイカは、長崎県産のイカと千葉県産のイカ。どちらもピチピチです。
そもそもなんで「イカの塩辛が発酵なの?」と思うことと思います。
イカの塩辛は、ほんとに色々な作り方があるのです。
例えば、
A)漁港が近くにある地域では、水揚げされたばかりの新鮮なイカをその場でさばいて、塩辛にしてすぐに食べる作り方
B)イカを一夜干しし、それから塩辛にする作り方
C)新鮮なイカをすぐにさばいて米麹を入れてしばらく発酵させてから食べる作り方
私が知っているだけでも、3パターンあります。
実は我が家に代々伝わる作り方はC)の米麹で発酵させる方法なのです。これだと、塩辛が長持ちします。
冬になると、親戚中の女性が集まって、この米麹を入れて発酵させる塩辛をみんなで作っていました。
(今はやっていませんが)
クラスでは、一夜干しタイプを作ってもらっています。
米麹入りの塩辛だと、食べられるまでに日数がかかることになるからです。
(みなさん、なるべく早く食べたいらしいですw)
かといって、すぐにさばいてすぐに食べるタイプだと、新鮮さが大切になり、作ってからお持ち帰りするまでの劣化が心配となります。
イカの捌き方をデモンストレーションした後、みなさん真剣にイカをさばいています。
その後は、塩辛に和えるデモンストレーションと実習です。
すっかり写真を撮り忘れましたが、最後はイカの塩辛と、ゲソ料理をツマミにビールで乾杯しました。
それぞれ仕込んで頂いた塩辛は、お持ち帰り頂きご家庭で楽しんでもらっています。
もうね、これがウマウマで、ごはんもお酒も進むこと間違いなし!!!
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