山梨 甲州市「奥野田ワイナリー」作り手の熱い思いを聞く。ワイナリー巡り

今まで”大手メーカーのワイナリーを一軒だけ”という形で、ワイナリーに行ったことはありましたが、1日に何軒も巡るワイナリーツアーに初めて参加しました。

ワイナリーツアーを今までなるべく避けていたのは、お酒は好きだけど、すぐに酔ってしまうためです。
しかし今回は、(私にとっては大人数の)総勢11名で巡ることと、酒豪の仲間がいたことで安心して参加できました。

その一軒目は「奥野田ワイナリー」さん。

住所:〒404-0034 山梨県甲州市塩山牛奥2529−3
電話:0553-33-9988
サイト:http://web.okunota.com/

2軒目の「エリソン・ダン・ジュール」の記事はこちら
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作り手の熱い思いを聞く

今回のワイナリーツアーを企画した幹事に感謝したいのは、奥野田ワイナリーさんを選んでくれた事と、一軒目にここに連れて行ってくれた事です。

奥野田ワイナリーさんの社長さんが、葡萄畑についてと、どんな思いでワインを作っているかを聞くことができたからです。

▼畑A 山梨でのよくある葡萄畑

▼畑B 奥野田ワイナリーさんこだわりの葡萄畑

例えば、畑Aは山梨でよくある葡萄畑です。
1ヘクタールあたり200本〜250本植えられいるそうです。
この植え方は、ふどうをたくさん収穫する方法なのだそうで、平地の少ないすり鉢状になった甲府盆地は深さ20センチまでしか養分がある土が無いため横に根を張らせる方法なのだそうです。
この作り方だと、夏の暑い時期は表土の雨水で葉を冷やし良く熟してみずみずしい葡萄が収穫できますが、比較的水っぽいワインに仕上がってしまうそうです。

そこで、奥野田ワイナリーの葡萄畑は、畑Bの様に木と木の間隔が狭く植えられています。
この植え方は1ヘクタールあたり9000本も植えられます。畑Aの4倍以上です。
特徴としては、木と木の間が狭いことで、土の養分は畑Aより少なくなります。
植物は生命の危機・子孫継続の危機になると、実をを強く甘く熟させて、鳥や動物に運んでもらうことを始めます。
また、根は水を深い地下から水を吸い上げるために地中深く根を伸ばします。
すると、長年地中奥深くに体積した海洋ミネラルを豊富に含まれたところまで根が達していくのだそう。
また、2018年のような夏が暑い年は、海洋ミネラルを吸い上げた木は、自分を冷やすために葉から水分を放出することになり、すると水分は蒸発しミネラル分が木に残るため、とても濃いい実となるそうです。
こんな暑い年のワインはビックビンテージと呼ばれ、ワインの当たり年となるそうです。また長期の熟成に向くのだそう。

こんな話しを、私のような素人に分かりやすく説明してくれました。

酵母のささやきが聞こえるワイン蔵

畑についてのレクチャーの後は、醸造したワインを寝かせている蔵の中へ案内されました。

奥野田ワイナリーさんは年間40,000本を生産しているのだそうです。
この40,000本という数字は絶妙な数で、60,000本だとどこでも買えるぐらい流通する量、20,000本だとよっぽどでないと手に入らない量。
40,000本は、無理して販売活動しなくても程よく流通して程よく売れる量なのだそうです。

そんな話しを聞かせてもらっている最中に、ワイン樽からは「コポッ、コポッ」と発酵による二酸化炭素の発生する音が聞こえてきました。
まるで、ワインが呼吸しているようです。

ワインの試飲

レクチャーの後は、奥野田ワイナリーさんのワインの試飲。1,000円で4種類のワインが試飲出来ます。

▼試飲できるプチ・サロン

▼奥野田ワイナリーさんのワインがずらり

▼ハナミズキ・ブラン

▼サクラザワ・シャルドネ

▼スミレ・ルージュ(花の香りがしました!)

▼オクノタ・ドルチェ

▼奥野田ワイナリーさんのワイン

買ったワイン

あまりの美味しさに、一軒目からして3本お買い上げ。
買ったのは、
白のスパークリング・・・フリザンテ
赤のスパークリング・・・ペリザンテ
デザートワイン・・・オクノタ・ドルチェ
1本2,000円前後。

感想

ワインのことは知っているようで、実のところあやふやな知識だったため、最初に葡萄畑についてレクチャーを受けたのはためになりました。
ワインに対して見る目が変わるというか、大切に育てた葡萄から作られたワインをもっとじっくりと味わいながら飲もうと思えるようになりました。

それと、試飲したデザートワインがすこぶる美味しくて、感動して買いました。
昔は甘いデザートワインは、なんだかベタベタして好きでは無かったのに、奥野田ワイナリーさんのオクノタ・ドルチェは甘いのにさっぱりとしていて軽やか。
家に帰ってから、毎晩食後にグラス1杯ずつ飲むのを楽しみにしています。

それと、やっぱりスパークリングワインは美味しい!特に赤のスパークリングワインは珍しいので、買えて嬉しいです。
昔は、オーストラリアの赤のスパークリングワイン「シラーズ」にハマっていた時があり、しかしなかなか手に入らないものでした。
けれども、日本でも美味しい赤のスパークリングが飲めるようになっていたのですね。

シラーズにハマっていた頃のブログ記事はこちら

それと最後に、一緒に巡って、私が飲みきれなかったワインを代わりに飲んでくれたしげっちに感謝です!
おかげでベロベロにならずに済みました。
以前はワインセミナーにせっせと通っていたのですが、セミナーの後ベロベロに酔ってセミナー会場の近くのマクドナルドで2時間ほど突っ伏しで寝てからで無いと帰れず、それが辛くてワインを学ぶのを辞めたのです。
そのトラウマも忘れてワインを楽しめました。

さあ!2軒目のワイナリーへGO!

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