ひよこ豆でお味噌が作れるのです。
毎年、発酵食クラスで「ひよこ豆のお味噌」を仕込んでいて、その美味しさを知ってもらいたいのですが・・・
そもそもひよこ豆をご存知でしょうか?
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ひよこ豆とは
スペイン語では「ガルバンゾ」
英語では「チクピー」
日本ではひよこ豆と呼ばれています。ひよこのくちばしのような尖った部分を持つけれど、コロンとした丸いお豆です。
いまにもお豆から「ピヨピヨ」という鳴き声が聞こえてきそうです。
乾燥した土地でも育てる事が出来るので、生産地としてはインド・中東・南米・北米が多いです。
※生産量の多い国順
インド
パキスタン
トルコ
オーストラリア
イラン
ミャンマー
カナダ
エチオピア
メキシコ
イラク
アメリカ合衆国
日本に輸入されるのは、カナダ産・アメリカ産・トルコ産が多いでしょうか。
豊富な栄養素を持つひよこ豆
ひよこ豆はカワイイだけでは無くて、豊富な栄養素を持つすごいヤツなのです。
亜鉛や葉酸を多く含み、大豆よりも食物繊維が多く含まれています。
貧血気味の人にはお勧めできる豆であり、さらに食物繊維がが豊富なことから、「ひよこ豆で作ったお味噌」は便秘などに悩んでいる人には「大豆のお味噌」よりおススメできます。
また、リノール酸も多く含んでいますので、リノール酸の働き=髪のパサつきや抜け毛の予防、創傷の治癒を促してくれます。
お料理で活躍するひよこ豆
もちろんお料理にも活躍します。
ひよこ豆味噌クラスでは「ひよこ豆のお味噌汁」の他に「ひよこ豆のコロッケ」も一緒にお出ししています。
トルコでは「ファラフェル」と呼ばれるお料理です。(ファラフェルは中東からエジプトにかけてのお料理)
サラダにもよく入っています。
写真は、初夏に作った、ひよこ豆が主役のサラダです。
ひよこ豆で作ったお味噌の味は
さて、そんな豊富な栄養素を持つひよこ豆で作ったお味噌汁はどんな味がするのか?
大豆で作ったお味噌よりも、あっさりめのやさしい味がします。
あっさりめなので、個性の強いお味噌汁の具を使っても、味を邪魔しません。
先日の「ひよこ豆味噌クラス」では、トマトと白菜のお味噌汁として試食にお出ししました。
個性あるトマトを邪魔しません。
トマトの出汁と鰹出汁での味付け。豆乳を入れても美味しくなり、乳製品とも相性がいいです。
こんな面白い豆でお味噌を仕込んでみませんか。
「ひよこ豆のお味噌」仕込みクラスは、
大阪では、2月10日
東京でも、2月開催(日程調整中)で最後のクラスとなります。
ぜひご参加ください。