山梨にワイナリー巡りに来ています。
いよいよ6軒目。
ラストを飾るルバイヤートワイナリー(丸藤葡萄酒工業株式会社)さんへ到着しました。
住所:〒409-1314 山梨県甲州市勝沼町藤井780
電話:0553-44-0043
サイト:http://www.rubaiyat.jp
営業時間:9:00-16:30
1軒目の「奥野田ワイナリー」の記事はこちら
2軒目の「エリソン・ダン・ジュール」の記事はこちら
3軒目の「グレイス・ワイン」の記事はこちら
4軒目の「MGVs」の記事はこちら
5軒目の「勝沼醸造株式会社」の記事はこちら
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大トリは老舗ワイナリー
ワイナリーも6軒目となると、さぞかしヘベレケになるかと思っていました。
しかし、一緒にワインセラー巡りをしている酒豪の仲間に飲んでもらったり、ゆっくりと時間をかけて飲んでいるので、想像以上に酔いは回っていません。
程よい酔い心地が気持ち良いです。
最後の大トリを締めくくるのは、ルバイヤートワイナリー(丸藤葡萄酒工業株式会社)
まるで、NHKの紅白歌合戦のように最後の最後に大御所が登場といった感じでしょうか。
明治23年創業、今年125年目を迎えるワイナリーです。
建物は、最近、建物はリニューアルされたそうですが、これまた古民家風。「勝沼醸造株式会社」が昭和初期の古民家であれば、ルバイヤートは大正時代の古民家と洋館を足して割ったようなしつらえす。
ワイナリーからは葡萄畑が一望にできるテラスもあります。
この風景から見渡す四季の眺めはさぞかし豊かなのだろうと感じられました。
▼入り口を内側から見たところ。ガラス戸がレトロな雰囲気です。
▼ワイナリーのあちらこちらが大正風。まるでNHKの朝ドラのよう。
▼こちらが試飲ができるカウンター。
ワイナリーおすすめの4杯が飲めるセットと、個別でもお願いできるのと、注文の仕方は2種類。
感想
ルバイヤートさんは、東京でもよく買って飲んでいたので、試飲は今回はあまりしませんでした。
しかし、忘年会のためにどっさりお買い上げ。
白のスパークリング 2016 エチュード ルバイヤートをマグナムボトルで1本
名前を忘れてしまいましたが、赤と白をそれぞれ一升瓶で、全部で一升瓶3本分買いました。
これが美味しくて、忘年会でペロリと空になるのが不思議です。
ルバイヤートさんに来て、まず思ったのが『ルバイヤートってなに?』です。
調べてみたところ
『ルバイヤート』は、11世紀ペルシア(イラン)の詩人ウマル・ハイヤームの四行詩集の題名なのだそうです。この詩集では世の無常観や飲酒への讃美を謳っているとのこと。
お酒による快楽を高らかに謳った詩集がルバイヤート。うーんなるほど〜!明治時代にワイナリーに「ルバイヤート」と名付けた創業時の社長さんは、かなりウイットに富んだ方だったのでしょう。
6軒回って感じたのは、それぞれのワイナリーごとにワインに対するこだわりとワイナリーに対するこだわりがあるということ。
ただワインを買って楽し無だけではなくて、こうやって、実際にそのワインが誕生した背景を見て回るとワインがますます美味しく感じます。
逆にワインを飲みながら、「あぁ、あのワイナリーから眺める葡萄畑は広々として、風がそよそよと吹いていたなぁ」と思い出したりと、倍の楽しみが生まれるのだと知りました。
2018年時点で、、山梨県ワイン酒造組合には約80軒のワイナリーが所属しているそうです。
登録していないワイナリーを含めると相当な数ではないかなと思います。
来年もまた山梨に来て、ワイナリー巡りをしたい・・・とすでに思っている時点で、もう私はすっかり山梨ワインの虜ですね!
幹事さんたちをはじめ、一緒にまわってくれたみなさん、ありがとうございました。