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「習慣の力 The Power of Habit」チャールズ・デュヒッグ著:[ネタバレあり]再読した方が面白く読めた本

久しぶりに「本ネタ」です。

前回読んだ時は、課題図書として半分イヤイヤで読んだ本ですが、今回は読みたくなって自ら手に取って読んでみました。
「習慣の力 The Power of Habit」チャールズ・デュヒッグ著

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“問い”を立てて読むと面白い本

1章から9章までの約500ページに渡る読み応えのある本でしたが、再読してみるとなかなかに面白かったです。

最初読んだ時は「読まなきゃ」という気持ちだけで読んでいたので、まぁソコソコ役に立つ
ぐらいの感想でした。
しかし、今回は「悪しき習慣を絶って、良い習慣を身につけたい。それにはどうしたら良いの?」としっかりと問いを立てて読んだのです。

すると、スルスルと川の流れのように文章が自分に向かって流れ込んで来ました。

だってだってだって。
間食や身体に良くない物を絶って、運動の習慣を身につけて、夏までに痩せたい!んですもの。

付録が答えてくれた

私の問いだけに答えてくれるならば、最後の最後 付録にズバリ答えが書いてあります。
この分厚くて長い長い文章の、最後にあるのです。

1章から9章はある意味”大いなる序章”付録が”答え”
「じゃあ、付録だけ読めば良いじゃない」と、効率化や生産性だけを考えるならば、究極そこに話は行き着きます。
しかし、それまでの1章から9章までの事例やケースを読んで頭の中でイメージするからこそ、最後の答えが腑に落ちるのです。

1か月前ぐらいに「じょうずな勉強法」麻柄啓一著を読みました。
その中で、この様な例題が出ていました。
問:次のものを年代順に並べてください。
1、墾田永年私財法
2、三世一新法
3、荘園の成立
4、班田収授法

大いなる序章があるからこそ、答えが腑に落ちる

日本史を学校で勉強している頃は、「1192 イイクニ ツクロウ 鎌倉幕府」などと語呂合わせで必死に覚えた経験があります。
しかし、その様な語呂合わせは所詮付け焼き刃。
記憶は徐々に薄れていきます。
なぜなら、それはその一つ一つの出来事を語呂に合わせただ暗記しているだけなんです。

頭に入って”理解する”と言うことは、知識を結びつけると深く理解出来るのです。
“班田収授法により人は生まれたら国から田を貰って耕し死んだら返していたが、人口が増えたので”三代まで引き継げる”とした。しかしまだまだ人口が増え開墾をすすめるために、新たに開墾したら自分の物にできるとした結果、寺社は私有地を広げ荘園とした”
とすると、分かりやすく理解できます。

それと同じで、大いなる序章があるからこそ、答えが腑に落ちます。

答えは・・

では、試しに付録に書かれている答えはと言うと

1)ルーチンを特定する。
変えたい悪しき習慣を特定
2)報酬を変えてみる。
原因を特定するため。
3)きっかけを見つける。
なにがトリガーになっているのかを特定する。
4)計画を立てる。
報酬を変えるのか?きっかけを変えるのか?
うまくいかなかったらどうするのか?
をあらかじめ自分で計画して、悪しき習慣を更生ひていく。

これだけです。
しかし、これだけ読んでも分かったでしょうか??

え?分かった?
納得しなかったのは私だけ??

ぜひめっちゃ長いですが大いなる序章に目を通してみて、あなたの悪しき習慣を、自分の望む習慣に変えて、豊かな人生へと舵を切ってください。

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