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【三重 賢島】志摩観光ホテル:英虞湾の一粒の真珠「カフェ&ワインバー「リアン」」

三重県 賢島にある志摩観光ホテル内の「カフェ&ワインバー リアン」に行って来ました。

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紀伊半島の突端 賢島の由緒あるホテル

台風の当たり年とも思える2017年10月末に、三重県 賢島にある志摩観光ホテルに行ってきました。

この日も、台風22号が日本に接近するというニュースが日本中を騒がせていて、「また来るのか・・・」と思っていた人が多かったのではないでしょうか。

そんな台風前の雨の日でした。

皇室御用達、伊勢志摩サミットが開催されたホテル

志摩観光ホテルは、都ホテルズ&リゾーツに属し、株式会社近鉄・都ホテルズが運営する老舗ホテル。

皇室御用達であり、2016年には第42回先進国首脳会議(伊勢志摩サミット)が開かれたことでも有名です。

その国の要人達の舌を唸らせた味を味わってみたいと思い、ホテル内にある「カフェ&ワインバー リアン」でランチをとってみました。

近鉄 賢島駅から、送迎バスが出ていて、宿泊者でなくても利用できます。

しかし、送迎バスに乗っている時間はほんの2分足らず。

バスの時間まで時間をつぶすよりも、バスの時刻表のタイミングが合わないのであれば、歩いて行った方が早いです。

歩くと4分ほどで着きます。

「カフェ&ワインバー リアン」までの行き方、サミット会場

志摩観光ホテルの正面玄関に到着すると、ドアマンに「宿泊のお客様でしょうか?」と聞かれますが、宿泊であってもそうでなくても答えると中に入れます。

ただし、初めて「カフェ&ワインバー リアン」に行く場合は、ホテル内に入ってからの行き方が複雑なので、宿泊ではないが食事を「カフェ&ワインバー リアン」でしたいと伝えて、館内ガイドを貰うか説明を受けるかする方が良いと思います。

正面玄関を入るとすぐ右側のエレベーターで2階に上がります。

エレベーターのドアが開くと「サ・クラブ」の案内があるので、そちらに進みます。

すると、ほの明るくライティングされたエリアに出ます。

なんと、そこがG7 でのランチ会場だったところなのです。

オバマさんもここでランチを食べたのですね!

そこをさらに通り過ぎ右側に進みます。

左右にいくつもの会議場のドアが並び、さらにその奥に進んだ突き当りが「カフェ&ワインバー リアン」になります。

会議室ばかりなので、ここに本当にカフェ&バーがあるのか?少し不安になるのですが、まるで懐の奥にしまっている秘蔵の真珠の様ですね。

「カフェ&ワインバー リアン」内とそこから見える景色

店内に入ると席に案内されます。

到着したのが、14:00前とランチタイムを外れているからでしょうか?好きな席を選べました。

真ん中は大人数で座れるテーブル席、その周りに2-3人で座れるテーブル席がいくつかあります。

中心にフラワーアレンジメントがあり、なんとお野菜を使ったアレンジメント。

なかなか洒落ています。

スタッフがいる辺りにはワイングラスが並んでいて、ワイン好きにはトキメク所ですね。

店内も素敵ですが、席から眺める景色も素晴らしいです。

しかし、あいにくの雨。そしてもうすぐやってくる台風。

晴れた日には、ここから真珠の養殖で有名な英虞湾が望めるのでしょう。

真珠は、水が綺麗なことはもとより、波が穏やかで海水温度が高く無いと育ちません。

太平洋の黒潮が暖かい海水を運んでくれて、しかしたくさん点在する島々が、荒々しい黒潮を母親の羊水の様に穏やかに静めてくれているのでしょう。

その島々も今回は見られず、返す返す台風がうらめしいです。

しかし、そんな気持ちをお料理が一気に晴れやかにしてくれました。

ランチ

「カフェ&ワインバー リアン」は、アフタヌーンティーも有名ですが、賢島に到着してから真珠店巡りを散策していたので、お昼ご飯がまだで迷わずランチメニューを選びましました。

こちらがランチメニュー。

タンシチューセットをオーダーしました。

グラスがオシャレ

カトラリー類は、オーソドックスなシルバーで綺麗に磨かれています。

前菜のサラダ。

よく、セットメニューに出てくるサラダは味気ないものが多いのですが、野菜の味が濃い!と思った一品です。

スープ。

お出汁はおそらく伊勢海老を使っていると思われるコクのある味。

パンは、シンプルなプチブール(フランスパンの小さいタイプ)と、ナッツの入ったパン。

席に着いた時に、スタッフの方がアレルギーの有無を確認してくれますので、ナッツアレルギーのある人はそのタイミングで伝えると良いと思います。

パンは、オリーブオイルが添えられています。

このオリーブオイルがとてもフレッシュで、そのまま飲みたいぐらい。

メインディッシュのタンシチュー。

ナイフなど要らないぐらいの蕩け具合。

こっくりとしたシチューとよく合っていました。

「美味しい」の更に上の言葉って何なのでしょうね?それぐらい美味しいです。

最後はシャーベットでした。

デザートのお茶は紅茶。

個人的には、シャーベットはお腹が冷えるので、残してしまいました。

三重の旅では、このカフェ以外でもよくデザートにシャーベットが出ました。

つまらない話しですが、仕事柄、コスト計算をすぐしてしまう癖があり、シャーベットが出るたびにがっかりしてしまったのはここだけの話しです。

なので、席に着いた時に、苦手なものもスタッフの人が聞いてくれますので「シャーベット」と伝えておけば良かったと反省です。

まとめ

ランチ代は5,200円

実は、この後ここで2時間ほど仕事をしていたのですが、とても捗りました。

値段としては高いですが、場所の静かな雰囲気、景色、スタッフのサービス度の高さを含めると、それ相応かもしれません。

とにかく上質な空間に身を置いてみるのには、最高の場所だと感じました。

次は、ぜひアフタヌーンティーを楽しみに来ようと思います。

食事の後は、リアンから外の庭に出ました。

雨がたまたま小降りになったので、しばらく庭を散策。

庭からリアンを眺めてみると、海が見えないのがかえって、ホテルというよりも別荘風に見えて素敵ですね。

実はこのまま、外の道路に繋がっています。

ですので、もし正面玄関から入る際、スタッフの方のお声がけが必要無ければ、直接リアンに来ることも出来るのです。

ちょっとお忍び的で良いと思いませんか?

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