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故人を偲ぶ:日記 2017/10/22


2017年10月19日の夜の出来事。

10月18日の23時に、バレエをやっている頃の教室の先輩が亡くなったことがメールで知らされた。

私は、バレエを辞めて4年経ったのと同時に会うことが無くなっていた。

白血病で一年半前から闘病生活を送っていたらしい。

「嘘でしょ?」としか言葉が見つからなかった。

とても良い先輩だった。

目上からも、後輩からも、先生からも「なぐちゃん」と旧姓の呼び名で慕われていた。

背が低くいことで、あまり良い役には恵まれていなかったのだが、彼女の渾身の「白鳥の湖」二幕の四羽の白鳥は今も記憶に残っている。

四羽の白鳥は背の低い人にしか配役されないので、私はついに踊ることは無かったが、アレグロで4人がピタリと息を合わせて踊るには、彼女の”人を思いやる気持ち”がそのまま踊りに現れて、素晴らしいチームワークだった。

冒頭に「良い人」と書いた理由は、人を思いやる気持ちに長けた人であり、

それには、彼女自身”強い人”では無かったからで、誰かを支える癖に、自分の事ではへこたれてはよく泣き、思うように行かなくては落ち込んでいた。

でも、どんな時にも誰かを悪く言ったり妬む事ところをあまり見なかった。

女ばかりの世界なので、悪口やドロドロとした妬みなど日常茶飯事で、正直なところ中途半端なレベルの人ほどドロリとした感情を沢山抱えていた。

人の感情の襞を読み取り、それを上手に掬い取って、励ましたり庇ったりする人だった。

若い頃は、ギャル系のファッションで身を固めていて、いつもなんだかキラキラしていて、よく笑っていて、車の運転が上手くて、冗談にキレがあって、、、

もうダメだ。。

もう書けない。。

思い出していたら涙が溢れてこれ以上書けない。。

今日、22日がお通夜。明日午前中が告別式。。

台風と丸かぶりしていて、行けるのか心配。

なぐちゃんのことだから絶対に「いいよ、いいよ。来なくて良いよ。危ないからやめときなよ。」とか笑いながら言いそうだ。

でも、「会えると嬉しいな」とか言って、甘え上手でもあるんたよね。

だから、かわいいと思ってしまうんだよね。

誰からも愛されるんだよね。

なぐちゃん、ありがとう。

なぐちゃん、さよなら。

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