「大丈夫ですか?」と言う言葉の使い方について: 日記2017/5/26

昨夜、上半身にとても美味いと評判の酒を浴びた。
浴びる様に飲んだのでは無くて、サバッと浴びたのだ。

酔っ払っていた訳でもなくて、罰ゲームをやっていた訳でも無い。
美味しいと評判の店に連れて来てもらって、席に着いておしぼりで手を拭いていたら、隣の席の客に日本酒を注いでいた、若い女性店員の手が滑って一升瓶が傾いた弾みで、丁度逆側に座っていた私にかなりの量のお酒がかかってしまったのだ。

左腕はおしぼりで拭いてもどうにもならないぐらい、つまり酒が滴るほど濡れた。
上半身も浴びたがこちらは着ていた綿のベストが水気を弾いてくれたため被害は少なく、ジーンズの膝・右手は、滴るほどでは無いが”濡れて気持ち悪いな”ぐらいの被害である。

おしぼりでどうにか拭き取り、連れたちも心配して自分たちのおしぼりを差し出してくれる。
この時の自分の気持ちが印象的だったので、書き残しておく。

私は、この時の気持ちとしては、店員が仕出かした失敗については、あまり腹を立てていなかった。
確かに濡れた事は気持ち悪いが、いずれ乾くだろうと思っていた。
しかし、とても不快に感じたのは店員の言葉だった。
私にしきりに「大丈夫ですか?大丈夫ですか?大丈夫ですか?」を連発して聞くのである。
大丈夫ですか?では無くて、まずは「すみません」ではなかろうか?

まぁ、動揺しているのだろうと遣り過すのだが、相変わらず「大丈夫ですか?大丈夫ですか?大丈夫ですか?」と連呼して聞いてくる。

「大丈夫で無いのは誰が見ても明らかでしょう」
そう思ったので「大丈夫です」とは答えなかった。

しかし、本当にしつこく「大丈夫ですか?大丈夫ですか?大丈夫ですか?」と聞いてくる。

いったいこの店員は”何に対して”大丈夫か?を確認したいのかが分からなくなった。
大丈夫ですか?と確認したい点についていくつか推測してみた。

その1)濡れてしまったけれどもお洋服は大丈夫ですか?

→見ての通りです。大丈夫ではありません。
かと言ってここで何かに着替えることも出来ません。しかし、非常に濡れましたがいずれ乾くでしょう。

その2)あなたの機嫌は大丈夫ですか?

→この程度の失敗は、飲食店では年に数回は起きるかもしれませんね。
その程度しか、怒りは感じていません。
それより、しつこく「大丈夫ですか?」と聞くよりも、早く状況判断して濡れたおしぼりよりも乾いたおしぼりの方が対応には効果があると私は感じています。

その3)私の失敗は許してもらえるのでしょうか?

→上記の通りです。

どれなのだろう?
と、考えている間もひっきりなしに「大丈夫ですか?大丈夫ですか?大丈夫ですか?」と聞いてくる。

そこで出した結論は
「あなたは、私の口から”大丈夫です”と言う言葉を引き出したいだけでは無いですか?己が安心したいだけでは無いのか!」

酒を浴びせられた事よりも「大丈夫ですか?」の質問に腹が立ってきた。
あまりにもしつこいので、「連れのおしぼりを私のために使ってしまったので、替えのおしぼりを持って来て」と言い、店員を席から離れさせた。
とても狭い店内なので全てが見渡せるのだが、女性店員は店主に報告無し。店主からの対応は何も無かった。

しつこい「大丈夫ですか?」攻撃から逃れ、やれやれと思ってやっとホッとする。

すると新しいおしぼりを持って来た店員が再び「大丈夫ですか?大丈夫ですか?大丈夫ですか?」と大丈夫ですか?攻撃を再開し始めた。

この時初めて「死ね!」ぐらいの勢いで怒りを感じたのは言うまでも無い。

ちなみに、ワタシ的模範解答は
「大変申し訳ございません。(先ずは謝意を示す)」
「どこが濡れましたか?(現状把握する)」
「先ずはこのおしぼりで、拭いてください。(応急処置)」
「申し訳ありません、今、濡れたおしぼりと乾いたおしぼりを取りに行って来ます。(状況によってどちらがより効果があるのか判断して対応。また、その場を一時的に離れることを告げておく)」
-酒をかけてしまった事について、店主に報告する-
-おしぼりを持ち帰り拭く-
再度、自分の誤ちに対して謝る。

こうやって文章にすると、非常に味気ない対応の様に感じられ「大丈夫ですか?」を連呼する方が、まるで心の底から相手を心配している風に感じられるのが不思議でかつ腹立たしい。

この記事を書いた人

さゆりっぷ

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