苔むす寺へ
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古刹 西芳寺 苔寺へ まずは本堂で修行(?)です。
嵐山からバスに乗って向かったのは、西芳寺。
京都バスで、嵐山から「苔寺 すずむし寺」行のバスに乗ります。
交通系ICカードは使えませんので、事前に両替をおススメします。
下りる場所は終点なので「63」系統か「73系統」のバスにちゃんと乗っていれば、バスが運んでくれます。
ここでの目的は、ずばり!修行ですっ。
ええぃっ、この際、座禅でも写経でもなんでも来いっ!
このお寺は、当日行ってすぐに入れるというお寺ではありませんのでご注意ください。
拝観希望日の2か月前~1週間前までに、往復はがきで以下の3つを明記して申込みが必要です。
・希望日
・人員
・代表者名住所
また「代表者名住所」とある通り、グループでの申込みとなっており、お一人様には厳しいのです。
京都在住のそーちゃんが、事前に手配をしてくれていたので我々はすんなり入れました。
また、京都在住でもグループ化しないと行けないので、初めての西芳寺なのだそうです。
お堂での修行(?)開始
参拝者はまず全員お堂に集められます。
そこで読経です。待ってましたっ! 修行っぽくなってきましたヨ♪
五回、般若心経を住職のリードで唱えます。
ぜんぜん覚えていないのでちゃんと教本が準備されています。
(ってゆーか、般若心経を暗唱できる人ってどれくらいいるんだろう?)
なんだかありがたいお経も聞かせて貰えます。
その後、すわ写経かっ?!と身構えたのですが・・・
護摩法要のために、経木に願い事を書きます。
硯と墨と筆は準備されています。
しかし、私の隣の見ず知らずの女子は、My筆持参でめっちゃ達筆。。。むぅぅ、いたたまれない気分。。
お習字を真剣にやっておけば良かったと、思うのは結婚式にお呼ばれした時だけじゃないのねぇ。。
私の願い事です。
そして、こちらがそーちゃんの願い事。つーか決意
・・・そーちゃん、墨が薄くね?(汗
全力だけど、全力感が・・・
もっと墨はしっかり摺ろうね(^^;
経木を護摩壇供えたら、その後は苔寺のお庭を鑑賞です。
はい、座禅はありませんでした(ちょっと足が疲れていたので、それはそれで助かった)
苔寺のお庭鑑賞
本堂を出た後は自由にお庭散策です。
本堂の中では写真撮影禁止ですが、お庭では自由に撮影が出来ます。
苔むしていると言う事は、それなりの湿度が保たれていて、日光と日陰の調整がいい具合に保たれていて、暑い京都なのにお庭の中はさやさやと涼しい風が通り過ぎて行きます。
森林浴とはこれまた違う、マイナスイオンがいっぱいです。
思わず深呼吸したくなります。
ここはひとまず自由行動で写真を撮る事を楽しむ時間となりました。
お庭の中に小さな建物があり、これは岩倉具視が幕末に身を潜めていた屋敷だそうです。
”三方吹き放ちのベランダ状の開放的な空間”とWikipediaでは、この湘南亭を紹介してありますが・・・
夏はね、三方吹き放ちは涼しいでしょうが、
冬は、、、冬は、、、冬は、、、と三回呟き炊くなるほどですね(@@;
寒いのが苦手なので、さぞかし冬は寒かろうと想像します。
お庭は、場所によって苔の種類が違うので色も真緑もあれば黄緑もあります。
自称「苔ファン」なので萌えます。奈良の唐招提寺の苔も萌えますが、ここもかなりの萌え具合でした。
修行(?)の場の本堂から、一通りお庭散策してお寺を出る頃は滞在時間約2時間ほど過ごしました。
次は別のお寺を訪問です。
なにせ修行ですから・・・(?)
宿坊へ泊まろう! 京都への旅 Vol.11 京都 地蔵院でお茶を楽しむへつづく
宿坊へ泊まろう! 京都への旅 Vol.15 -まとめ-