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令和元年 御代代りの年だけの大嘗祭。大嘗祭宮の見学。

2019年5月1日。
新元号『令和』がスタートしました。
平成31年 4月1日に新元号が発表
平成31日 4月30日に現上皇様が、天皇を退位。
令和元年5月1日 皇太子様が、(現)天皇へ即位されました。

在位中の11月には新嘗祭が行われるのですが、天皇が即位の礼の後に行われる初めての新嘗祭のみ『大嘗祭』となります。
大嘗祭がとり行われる場所は1回限りの「大嘗宮」が建てられるのです。

宮内庁では「大嘗宮一般参観及び令和元年秋季皇居乾通り一般公開」が行われ、一般市民もこの大嘗宮を見学することができます。

前回の昭和から平成への御代代りの時は、昭和天皇が亡くなられたということで、国中が悲しみに沈み暗い雰囲気でいっぱいでしたが、今回の平成から令和への御代替りは祝賀ムードに包まれて、現上皇様は本当に素晴らしいご英断をされたと感じています。

そんなお祝いムードも後押しして、一般公開に足を運んでみました。

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大嘗宮へ着くまで

見学へ行ったのは、時折り強い雨が降りしきる令和元年12月2日(月)。

平日でしかも雨だから、見学客は少なかろう?という目論見が当たったのか?前日の日曜日は3時間待ちだったそうです。

東京駅から二重橋前まで、特に並ぶことも無く、手荷物検査場まで進みました。
手荷物検査場はほんの3~4分待ったぐらいでほぼスムーズに進みました。
ただ、大嘗宮までの距離が半端なく遠いので、ずぶ濡れでしたが。

坂下門から皇居内に入ると、宮内庁庁舎前あたりで宮内庁の方から案内図を手渡されます。
これは分かりやすくてありがたかったです。

コースは2つあり、
1)黄色い線の乾通りを通って、西詰橋を右に行って大嘗宮へ行くルート。少し大回りです。
2)宮内庁庁舎前から右に折れて、大嘗宮へ行くルート。くねくねしていますが、ある意味直行ルートです。
乾門はお花見のときに通っているし、雨も降っているので、2)の直行ルールを選びました。

大嘗宮

こちらは、宮内庁から配られた解説です。
地図の裏にあります。

到着。
想像したよりも簡素なつくりです。

良い具合に人が写っていませんでしたが、唯一並んで待たされるのがこのエリアです。

大嘗宮。
シンプルな作りですが、厳かさがあります。
寒い11月中旬の深夜に儀式が執り行われると思うと、儀式を行う天皇陛下・皇后様の大変さがしのばれます。
また、参列される人も寒さが想像されます。

静かに見学したいところですが、立ち止まると煩いぐらいに進むようにと言われます。
この写真には数人しかいませんが、警備の人の方が見学している人より多いんじゃないのか?とおもう時間帯もあり。

ひとつひとつが意味のあるものなのでしょうね。

大嘗宮正面

大嘗宮側面

感想

大雨で全身びしょ濡れになりましたが、行って良かったと思います。
次の御代代りに、私自身生きているのかもう死んでいるのか分からないからです。
このような機会に、日本の象徴である天皇の、重要な儀式に使われたものをみる機会が次に訪れるのかと思うと、思い切っていってよかったと思っています。

知り合いたちが言うには、もっと軽い雨の平日も空いていたそうです。
ねらい目は”雨の日”ですね。

そして、宮内庁の職員の方々ありがとうございました。

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