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目標を決めて「やりきる」経費管理と家計簿管理に恋に落ちた日々:日記 2017/03/30


7:00 起床
昨日はずっと事務作業三昧。
やりきりました。

今年の3月に初めての青色申告を自分でやってみて、本当に大変でした。
確定申告や自分が運営しているキッチンスタジオの経理処理は「Freee」というツールを使っています。
一連の作業で何が大変だったかというと、やはり日々のデータ入力”支払・収入が発生したらすぐに入力する”ということが大切だと、骨身に染みました。

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2016年から2017年は”管理”に更に重心をおきたい

2016年はそう儲からないだろう・・・と思い、収支よりも”稼働率”に着目して、稼働率集計表をExcelで作り込んでいたり、顧客データの整備をしたりしていました。
稼働率などの自分が分析したいツールは完成し、顧客データ管理ツールはまだ途中。

2017年は速やかに、収支データを入力し、いつでもどんなタイミングでもどれほどの損益なのかを把握していきたいと、確定申告作業で猛烈に思う様になりました。
(そういう点では、自分で青色申告をするのは非常にメリットがありました。)

しかし、11月末から1月いっぱいまでの繁忙期で、未処理が積み重なる一方。
さらに確定申告書作成作業で、そちらに作業が取られてしまいました。
ようやく、諸々が落ち着き、また月末も近いことから着手に踏み切りました。

今までの”コツコツ”逐次処理から”一気に片付ける”バッチ処理”へ

このような日々発生する仕事は、日々コツコツやっていくのが一番です。
ですが、すでに溜まった処理があり、これらをやりながら現在の逐次処理を並行してやるには、ただですら”コツコツ”出来ない”一発逆転屋”の性格からして、また再び挫折すると判断しました。
”コツコツ”な作業は、小さいから出来ることなのです。”小”を”中”にハードルを上げた途端、再び中途半端で投げ出すことは目に見えていますし、目の前の大きな岩をどかさないと前に進みにくいとこと感じました。

そこで、1月から3月までの処理を丸一日”何も予定を入れない日”をつくり一気にバッチ処理を実施することにしました。

このような決断をしたのは、通っていたいたバレエスタジオの先生のご主人のブログを読んだからという事も後押しされました。

—以下引用—

ゴール設定というのは、社会主義国の五カ年計画のようなものではないし、当然ながら、ノルマや目標設定でもないのです。
いわば恋に落ちるのと同じです。
藤原敦忠のよく知られた詩に
逢ひ見ての のちの心に くらぶれば 昔はものを 思はざりけり
というものがあります。
百人一首にも採用されているので、多くの人が覚えた記憶があるかと思います。
百人一首をひたすらに覚えるのは小学生や中学生の時分でしょうが、その正確な意味を教わるのはおそらくは高校生以降です。
「逢う」とは逢瀬(おうせ)の意味であり、性交渉を暗示していると知らずに、元気に暗唱している様は(させている大人たちと共に)かなりシュールな光景ではあります。
百人一首はほとんどがそのような恋の歌です。

それはともかく、ゴール設定においては、まさにこの「昔はものを 思はざりけり」が重要です。
逢う前にどれだけ相手のことを思っていたとしても、それはほとんど無意味に等しいのです。
冷静な頭でどれだけ分析しても、調査してもほとんどそれは無に等しいのです。
本来は、ゴールを見つけるというのは、恋に落ちる体験と似ています。
なぜ好きなのか、なぜ夢中になるのか分からないままに、全身全霊をかけて好きになり、夢中になっていく体験です。
そして、恋に落ちる前に想像していたのとはまったく異なる世界がその先に広がります。
まさに「昔はものを 思はざりけり」です。

好きになる前にもいろいろと考えていたつもりでも、恋に飛び込んでみたあとでは、「ああ、昔は何も考えていないに等しいのだな〜」と思わざるを得ないのです。
冷静に恋に落ちることも、冷静に恋を燃え上がらせることもできないのです。
冷静な「書物に傍点をほどこしてはこの世を理解して行こう」という思いは、あっさりと破られます。
恋には不思議な魔法があります。
世界を一変させる魔力があります。
そして人を急速に進化成長させてくれる魔法があるのです。

だからこそ、僕らはどんどんゴールに恋に落ちましょう。
その理想世界に恋をして、夢と心中するつもりで、添い遂げましょう!!

世界がその奥深くに隠している秘密を垣間見させてくれるのは、そんな瞬間のみです。
熱に浮かされ、恋に落ち、身も心も忘れて熱中している人に、世界の奥義はこっそりと示されます。

逢ひ見ての のちの心に くらぶれば 昔はものを 思はざりけり
『拾遺和歌集』巻十二:恋二

非常に知的で詩的な表現に、私も恋に落ちてみようと。。

やり切った後の副産物

1月~3月までの処理をすべてやり切りました。

また、キッチンスタジオの経理処理だけでなく、自宅で事務作業をすることで経費の按分も申告可能なことから、家計簿の整理も一緒にやりきれたのです。
また、月次で締める時のチェックリストも作り、これはこれから使いながらブラッシュアップしていきます。

家計簿はZAIMというアプリを使っており、ZAIMのデータはすべてダウンロードできます。
ダウンロードしたデータを、水道光熱費を抽出→経費を按分→Freee用のデータへ変換→Freeeへアップロードという流れも作りました。
アップロードまでの作業はMS-Accessでツールを作ってこちらも一括処理です。

これを活かせば、レシート読込機能の性能が優れているZAIMから全ての入力作業を集約して、キッチンスタジオの経費のみを抽出して、Freeeへアップロードすることも可能です。
ZAIMでは、スマホから写メでレシートが読込みできるほか、自分が持っているScanSnapからのスキャナ読み取りの連携サービスもしています。Freeeでチコチコと入力するよりも、ZAIMでスキャン→データ変換ツールでFreeeデータへ変換→Freeeへアップロードの流れで、経費処理の時間コスト削減となります。
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また、ZAIMは確定申告にはほぼ関係無い家計簿データですので、勘定科目とは全く関係の無い品目とカテゴリとなります。
ZAIMが好きな点は、この品目とカテゴリが他の家計簿ツールと違って自分の分析したい様にカスタマイズ出来る自由さの幅が広く、今までマネーフォワード有料版やMoney Tree有料版も過去に使いましたが、このZAIMの自由さが私の痒いところに手が届くのです。

水道光熱費を按分するために、ダウンロードしたデータをExcelでピボットをして、何にお金を遣っていたのかも一目瞭然に把握できます。
これは昔はやっていたのに、最近が少々疎かになっていました。

今回の作業で得たもの

・溜めていた作業をバッチ処理し、日々逐次処理がしやすいようにobstructionを取り除けた
・日々の極小さな作業→週次→月次→年次:確定申告 までの一連のフローが完成した。
・家計簿ZAIMから按分データを、Freeeへ受け渡す流れが完成した。
・家計簿から、無駄なコストを発見した。

今後”恋”に落ちたいもの:目標

経費管理に関しては、チェックリストのブラッシュアップ、顧客データの整備です。

またプライベートでは、
久しぶり家計簿を分析して、昔は洋服代に無駄にかけていましたが、今は食費に消えている傾向大ということが判明し、会食や外食も思っていたよりも多いことが分かり、4月はここを改善です。
ブログネタのためにカフェ巡りをしていましたが、それは打合せをしなくてはならないという、必要なタイミングでやることに絞り、4月のテーマは”外食を減らす”です。

外食を減らすために、確定申告前に着手して頓挫したままの自宅のキッチンの断捨離と模様替えを次の目標にしようと思います。
よし。

やり切った爽快感でいっぱいです。
次の恋に落ちようと思います。

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