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金沢:創業江戸慶応の老舗料理旅館「和田屋(わたや)」白山比咩神社の神域で食す加賀料理のお昼ご飯 その2

金沢に行ってきました。

金沢に行った際は、機会があれば足を運ぶのは白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)様と金劔宮(きんけんぐう)様。

今回も、ご多分に漏れず立ち寄りました。

各々の神社様については別記事でご紹介するとして、今回ご紹介したいのは、「和田屋(わたや)」さんです。

今回の記事は「お昼のお食事」について書いてみました。

アクセスと、和田屋さんの建物・室内の様子はこちらの記事をご覧ください。

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目に鮮やか、下に爽やか 加賀料理の数々

今日のお献立。女将が手書きが書かれたのだそうです。
塗りの盆が美しい
前菜。お皿が団扇の形になっているのがお分かりでしょうか。絵付けとお料理とが一体となって、1枚の絵画のよう。
右上のの緑の部分が団扇の根本になります。
次のお品。
トウモロコシで作られた豆腐。上にはカラッと揚がったトウモロコシの髭。絶品。
青紅葉が挟まれた懐紙を開けるとお刺身。
地元九谷焼のお皿の柄とお刺身の切れ目がリンクしていて美しい。
鮎が運ばれてきました。お部屋に設えてある囲炉裏で、目の前を焼いてくれます。

鮎がピチピチです。

職人さんが一匹一匹丁寧に焼いてくれます。
鮎が焼ける間に、汁物が出てきました。
蓋を開けると、お出汁の良い香り
鮎が焼けました。炭の遠赤外線で焼かれているせいでしょうか、表面の皮はパリッとしていますが、中の身はふわふわでジューシー
椀物が出てきました。この器、もしかしたら最初に出て来た団扇の器とおそろい。蝶や鳥が描かれています。
蓋を開けるとお花に。蝶や鳥が好きなものは「花」。ストーリーを感じさせられる器とお料理がとても粋です。そして何よりも美味しい。
アツアツの卵とじ
揚げ物。そのままだと夏ではしつこく感じる揚げ物を、喉ごしの良い”揚げびたし”にしている心遣いも素晴らしいです。
わっぱが出てきました。こういう器の使い方が本当にワクワクします。
炊き込みご飯、お吸い物、お漬物。
目にも涼やかなデザート

感想

一流の仕事というものに触れさせてもらった時間でした。

味は言わずとも飛び切り美味しいです。

しかし、美味しいだけではないのが流石と感じさせられました。

例えば、夏をイメージさせられる団扇の形の器に、描かれた蝶と鳥とお料理とか一緒に団扇の中の模様のようだったり。

例えば、蝶と鳥が集まる器の蓋を開けると、お皿に描かれた花びらの真ん中に花芯の様に盛られたお料理だったり。

例えば、蓮の葉の上で花開くようなデザートだったり。

器とお料理のストーリー性、見栄えの美しさ、そのコントラストなど、一つ一つが全てどれをとっても、客を「あっ」と感嘆の声を挙げさせる心遣いを感じました。

強弱、押し引き、足すところと引くところ。その塩梅がとても美しく素晴らしいのです。

今回はお昼ご飯として供されたコース。

お腹いっぱいになって最後の炊き込みご飯が一口食べただけとなりましたが、残りはおにぎりにしてお持ち帰りにしてくれたりという心遣いも嬉しかったです。

また、まったく同じわっぱを私も持っていて、お弁当箱として愛用しているのですが、このような使い方があるのか!という目から鱗にもなりました。

とにかく感動の品々で、良い旅の思い出となったことは言うまでもありません。

そして、和田屋さんは「料理旅館」ですので、宿泊も可能です。

お昼ご飯がこんなに美しくて美味しいのですから、夜のお食事と朝ごはんに物凄く期待が膨らみます。

しっかり働いて稼いだら、次は宿泊してみたいです。

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