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金沢:創業江戸慶応の老舗料理旅館「和田屋(わたや)」白山比咩神社の神域で食す加賀料理のお昼ご飯 その1:和田屋の設え編

金沢に行ってきました。

金沢に行った際は、機会があれば足を運ぶのは白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)様と金劔宮(きんけんぐう)様。

今回も、ご多分に漏れず立ち寄りました。

各々の神社様については別記事でご紹介するとして、今回ご紹介したいのは、「和田屋(わたや)」さんです。

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アクセス

「和田屋(わたや)」

〒920-2114 石川県白山市三宮町55−2

行き方としては断然車です。

公共交通機関で行く場合は、JR金沢駅からすぐ近くの「北陸鉄道 西金沢駅」から電車に乗り、終点「鶴来駅」で降ります。

そこから 加賀白山バスの”瀬女行き”に乗りバス停「一の宮」で下車後、徒歩5分です。

和田屋のしつらえ:屋外

平日ののんきな昼下がり

和田屋さんは、何度も訪れている白山比咩神社様のすぐ隣にあります。

創業が江戸慶応。

150年もの間続いている料理旅館で、お食事に使われている食材は、白山比咩神社様の清らかな伏流水を使い、地元加賀の食材をふんだんに使われています。

もちろんミシュランの星付き。

その格式の高さから敷居も高い気がして、なかなかそのチョモランマ級の敷居を跨ぐことができませんでした。

今回は、金沢の友人の采配で、東京からの友人たちやその家族も含め総勢8人で行くことになりました。

人数が味方です。キリっ。

外の駐車場からの入口。お料理メニューが置いてあります。
入口を入ったものの、なかなか建物まで辿り着きませんが、小道を歩くだけでも癒させる自然がいっぱい。
なかなかに歩きますが、その分駐車場やら、外の人の気配を消してくれています。
緑に守られるように佇む和田屋の建物。玄関が見えてきました。
玄関横の蹲
雨樋が無ければ、一瞬にして江戸時代にタイムスリップした感覚になります。
玄関
流行り病後の風物詩。横に置いてある香炉がおしゃれです。

和田屋のしつらえ:屋内

玄関の中にも水が流れています。
仲居さんに案内されて、奥の座敷へ行きます。その間にも、囲炉裏があったり、昔の名残があちらこちらに。
使い込まれた味のある階段箪笥。

和田屋のしつらえ:お部屋

私たちが食事をしたお部屋「季重(ときかさね)」

迷路のような廊下を案内されて、到着したお部屋が「季重(ときかさね)」という名前。

全個室なので、家族連れでも、ソーシャルディスタンスを気にされる人も安心です。

床の間

お部屋のあちらこちらに女将が活けたというお花が飾られていました。

私たちのお部屋には、塗りで作られた蓮のような置物があり、それが和でありモダンでありなんともセンスの良さを感じます。

個室の中にも囲炉裏があります。この囲炉裏で焼きたてのお魚を供してくれます。しかも囲炉裏が2つも。
私たちのテーブル。高さの低い椅子。

テーブルには赤の塗りの盆がセッティングされて、椅子の黒、盆の赤、外の緑のコントラストが目を楽しませてくれます。

感想

入口から部屋に着くまでで、しつらえだけでもうお腹が一杯に感じるほど「目」を楽しませてくれます。

また、置いてある什器のひとつひとつに歴史を感じ、建物全部が歴史資料館のようです。

お料理は食材だけでなく、五感を楽しませてくれるとさらに美味しさが増しますね。

今回は8人、大人7人と幼児1人でした。

女将さんも仲居さんも子どもに対してとても親切に寛容に対応してくれたのも嬉しかったです。

お料理については次の記事はこちら

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