南海 なんば駅から特急「こうや」で高野山に向かいました。
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高野山行きの電車に乗った途端に変わる世界
南海なんば駅で、溢れかえる様にアジア系観光客がいました。
東海道新幹線で「炭酸水」が買えることを初めて知り、ゴールデンウイーク谷間でも南海なんば駅が観光客でごった返していた日:日記 2019/4/30
しかし、特急列車「こうや」に乗った途端にガラリと世界が変わったのが、とても興味深かったです。
どう変わったかと言うと、あれだけ大勢いたアジア系観光客がほとんど車内にいないのです。
どこに紛れていたのか?分からなかった欧米系観光客ばかりになっていました。
それは、高野山に近づくにつれ、特急列車の終点である極楽橋駅では、日本人観光客よりも更に欧米系観光客の方が多いことに驚きました。
極楽橋駅から高野山駅に向けて乗ったケーブルカーの中では7〜8割が欧米系。
まだ未就学の女の子を連れたスパニッシュの家族連れに席を空けてあげたり、
目の前に落ちていた電車のチケットを拾った時に、すぐ近くの金髪の男性に声をかけるにも英語で。
電車やバスの乗務員は観光客に質問されて返事をする時はほとんど英語。
確か、真言密教の大本山に来たはずなのに、私は一体どこに来たんだ???
あまりにも勾配が急な登り坂に、わざと下向きに作られている、V字になっているケーブルカーの車内で平衡感覚が狂って、頭がぐるぐるぐるぐる。
念願の 宿坊 一乗院へ到着
ケーブルカーを高野山駅で降り、「奥の院行き」のバスに乗り換えて「千手院橋バス停」で下車し、そこから徒歩2分で、宿坊 一乗院に到着しました。
一乗院に入ると、再び世界がガラリと変わり、由緒正しい日本の真言密教の世界へと誘われたのです。