東京・浅草橋の”キッチンスタジオKitchen Bee”(オンラインもあります)にて、発酵食クラス&九星気学講座を開催しています。

詳細・お申込みはこちら

【和歌山】熊野本宮大社参拝と、熊野古道(発心門王子〜熊野本宮大社ルート)を歩く。

伊勢・熊野3泊4日の旅の記録。

熊野市駅の「熊野の宿 海ひかり」に泊まり鋭気を養い、いよいよ初めての熊野古道を歩く。

広告

熊野古道 起点・終点の熊野本宮大社へ向かう

まずは電車とバスを乗り継いで、熊野本宮大社へ向かうことにする。

【行程】

紀伊本線 JR熊野市駅〜JR新宮

バス 新宮〜熊野本宮大社

熊野市駅から新宮駅までは420円
新宮へ
新宮駅到着

熊野市駅が三重県だったのが、新宮駅では越境して和歌山県になる。

和歌山県は関空以外で訪れたことがなかったことと、最近、新宮駅発着でゴージャスなリゾート列車「WEST EXPRESS 銀河」が走っているのをYouTubeで観ていたので、どんな駅なのかとても楽しみにしていた。

到着してみると、一番驚いたのは伊勢とは違って外国人観光客が圧倒的に多いことだ。

世界遺産というネームバリューは、ここまですごいのか!と。

JR新宮駅の真正面にあるバスターミナルへ向かい、熊野本宮大社行きのチケットを買う。

熊野本宮大社へは複数のバス会社がアクセスしており、バス会社によって支払いの選択ができる。

・現金のみ取り扱い

・PayPay利用可能

(が、外国人観光客にはそれが分かりにくい様だった。)

新宮発着のバスは現金のみなので、新宮のバスターミナルで事前にチケットを買っておいた方が、支払いが便利だ。

ちなみに、奈良交通のバスであればPayPayが使えたので、これも十分活躍した。

熊野本宮大社に近づくと、巨大な黒い鳥居に圧倒される。大きさはなんと日本一なのだそうだ。

熊野本宮大社から550mほど離れた「大斎原(おおゆのはら)」というところに鳥居は建っている。

元は熊野本宮大社は、この「大斎原(おおゆのはら)」にあったのだが、ここは熊野川と音無川との中洲にあたり、1988年(明治22年)に洪水で流され、今の場所が熊野本宮大社となったとのこと。

熊野本宮大社を参拝

熊野本宮大社

バスで到着し、熊野本宮大社へ向かう。

鳥居の前に立った時から、何か大きなエネルギーを感じる。

この日は「本宮祭」の日と重なっていたが、到着したのがお昼前だったため、御神事は終わっていた。残念。
鳥居の中の参道は、立ち並ぶ登りが続いていて圧倒される。
御本殿に到着。

御本殿は4つの社(やしろ)があり、5柱の御神体が祀られている。

一社、一社。丁寧にお参りさせていただく。
おみくじを引いたら「吉」とでた。
参道の脇にも、神様が祀られている。

感想

伊勢神宮とは違った雰囲気を感じた。

伊勢神宮が、一点の曇りも無くぱーっと照らす太陽であれば、熊野大社は、陽の光と濃い緑と水との気配が強いという印象だ。

伊勢神宮はすでに出来上がった「大人」の様な大いなるものが、全世界を見守っているという感じを受けるが、

熊野本宮大社は、陽の光と緑と水が揃い、そこに有機的な生命の息吹が起き、育まれているという「呼吸」を感じた。

呼吸が起きることで、微細な動きが生じで、それがそこここにあり、感じられる。

うまく言えないが、そこにあるエネルギー感が力強く太いが優しい。

茶房 珍重庵でお昼ご飯

参拝を済ませ、参道を下る途中にある「茶房 珍重庵」さんでお昼ご飯を食べることにした。

通り道で便利なところにあったのと、お店がとても綺麗だったのと、店主の客引の「うちの めはり寿司は自慢なんです」という言葉に惹かれて入店する。

「もうで蕎麦+めはり寿司」セット。1100円。
もうで蕎麦の上に乗っている白いものは、千切りした大根。これがとてもさっぱりとしていて後味が良い。また消化を助けてくれるのも、旅で胃が少々お疲れな自分には嬉しい。

感想

うまい!

めはり寿司が本当に美味しかった。

前夜ホテルで食べたものとは全然違う美味しさ。

ご飯が温かいのと、茶めしのように少し色がついていたのが、隠し味なのでは無いだろうか?

熊野古道(発心門王子〜熊野本宮大社ルート)を歩く

今回の旅のメインイベントである「熊野古道トレッキング」へいざ出発。

バスの発着場でもある「和歌山県世界遺産センター」へ行く。

今はネットで検索すれば交通機関の時間はすぐに分かる時代になったが、バスの時間だけはネットでの更新が追いついていないケースがよくあるため、(昔からの癖ではあるが)利用する可能性があるバスの時間表は必ず写真を残しておくことにしている。

熊野本宮大社前から、発心門王子までバスで行き、そこからトレッキングしながら熊野本宮大社前まで戻ってくるルートを選んだ。

初心者向けで「中辺路(なかへち)」と呼ばれるルートの一部分の約7キロの道のりだ。

ルートには案内板があるので、迷わない。
のんびりした田舎道を歩く。
案内の目印には番号が振ってあり、熊野本宮大社に近づくにつれカウントダウンされていく。
緑が濃く気持ち良い。
途中の「水呑王子」
水呑王子の碑とお地蔵様
ひたすら歩く
熊野古道は割と人がいて、まるっきり一人になることはあまりない。熊野本宮大社に近づくにつれ賑やかになっていく。
ゴール!

感想

7キロを大体2時間〜2時間半ぐらいで歩く初心者コースかつ、熊野本宮大社に向かって下り坂が多いルートだったので、楽しく歩けた。

景色を楽しんだり、途中の茶屋に立ち寄るなら3時間をみておくと良いかも。

今回は、本宮大社前から新宮駅までの帰りのバスの時間が気になっていたため、茶屋に立ち寄ること無く黙々と歩いたので、次回はもっとのんびり歩きたいと思う。

トイレは所々にあるので、その心配もなく安心して歩ける、一見さんにはちょうど良いルートだった。

これならもっと歩けるかも?と今欲を出していて、次回は別のルートで宿泊しながら踏破してみたい気持ちになっている。

夏の熊野古道など気持ち良いだろうなぁ

無事(?)宿に着くまでが熊野古道トレッキング

帰りは、行きと同じのルートを辿り、本宮大社前のバス停から新宮駅へ向かう。

熊野川を眺めながら、川と一緒に下っていく。
川の色が美しい。
途中、中国人観光客の団体さんが大勢乗ってきてバスが満杯となる
ここで一波乱。中国人観光客の一人が具合が悪くなり、バスが途中で1時間弱ほど止まる。

中国人観光客の人たちもガイドさんも中国語と英語しか話せず、バスの運転手さんは日本語以外は分からずで、同乗の他のお客さんが、連携して翻訳して伝える場面があった。

中国語→英語→日本語という連携プレー。

運ばれていった方は、顔色が紙のように真っ白になっていた。どうか、無事に帰宅されていますように。

JR新宮駅から熊野市駅行きの電車は、乗りたかった電車には乗れなかったがにどうにか別の便に乗れる。

運行している本数が少ないので、1本逃すとインパクトが大きいのが困る点だが、旅にトラブルは付き物なので、無事帰れただけでも感謝。

東京へ

熊野古道トレッキングの後は、「熊野の宿 海ひかり」に戻り、美味しい料理と温泉で心身ともに癒す。

翌日チェックアウトし、東京へ。

帰りは素直に、名古屋経由で移動するも、6時間は遠いよね。

でもまた行きたい熊野古道。

【さゆりTHERAPY】

心理セラピー・カウンセリングを行っております。
詳しくはこちら

講座開催 予定

東京・浅草橋 & オンラインzoom にて、発酵食講座・九星気学講座を開催中

2024-12-28
11:00 - 13:30
2025-01-11
  • ブックマーク