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ブックレビュー 「土佐堀川 広岡浅子の生涯」 古川智映子 著

2015-12-01 12.39.32

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今週読んだ本 2015/12/13~

文庫版 小説 土佐堀川 広岡浅子の生涯 (潮文庫)
古川智映子
潮出版社
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美しい人はみな、自己管理ができている
上野 啓樹
宝島社
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レビュー

今、NHKの朝のドラマにハマっています。
毎日録画予約をして、万一見逃してしまった時に備えています。
それほどまでにハマったドラマというのはこれです。

NHK連続テレビ小説「あさが来た」

このドラマの元となった、女性実業家かの広岡浅子の生涯を描いた小説です。

ドラマでは、元気の良い身体が丈夫な”あさ”として描かれて、朝のお茶の間に元気を振りまいてくれています。
本当にこのドラマは、見ているだけで元気が貰える”朝”らしいドラマです。
すっかりハマってしまった結果、原作というか本当の広岡浅子という人物を知りたいと思って、手に取った小説です。

この本、買おう買おうと思っていたのに、なかなか本屋に行く機会が無く、しかしたまたま大阪に行く機会があり、まさに土佐堀川近くのホテルを予約したときに、大阪の淀屋橋の文教堂で買う事ができました。

2泊の予定で取った宿だったので、朝は土佐堀川を散歩して、散歩の途中で川ベリで読もうと思いウキウキしながら本屋を出たのが、11月の末でした。
しかし、、、仕事で大阪に来たために、本を読むひまもなく、朝晩疲れ果てて二泊三日ホテルに着いたと同時にバタンキューでして、散歩も出来ず。
(しかし、仕事は充実した内容だったのでそれはそれで大満足)

買えたものの、読みたい・読みたい・・と思いつつ大阪での所用を終えて伊丹空港へ。
この後、四国は愛媛に行くので、飛行機の中でようやく読める!と伊丹空港の搭乗ゲート前での案内待ちのときにようやく最初のページを開くことが出来ました。

・・・できましたが・・・その後、理由不明の腹痛に襲われ、ゲート前のベンチでうずくまり、そのまま倒れ込む様に飛行機に乗り込んだために、うっかり本をベンチに置き忘れました。
涙・涙・涙・・・

仕方なく、愛媛に着いた後時間を見つけてようやく本屋に行き、再度購入。
「いやーん、もうーーー2回も買ってるぅーーー」と切なくなったのは言うまでもありません。

しかしですね、しかしです。
愛媛に着いてからと言う物、丁度月初だったという事で、経理上の締めをしないといけないタイミングと重なり、愛媛での所用の合間にPCとにらめっこで事務作業。。。
まさに息つく暇も無く・・・。
そしてその後、東京に戻ったものの、一週間旅に出ていた事と、ちょっと無茶したスケジュールを組んだこととで、帰京した後熱を出して寝込んでしまいました・・・。

やっと体調ももどり、仕事も落ち着き(良いのか悪いのか)仕事も暇になり、この本を2冊目のこの本を、やっと読む事が出来たわけです。

広岡浅子の座右の銘として「九転十起生」という言葉があります。
七転び八起きの更に上を行く、九転び十起きです。
どんな困難があろうとも、必ず最後は起き上るという気概が伺える言葉です。
わたしも、九転びならぬ数々の困難を乗り越えてようやくこの本を読み終えられたことが感慨深いです。
(スケールが小さいけれど・・・笑)

ドラマでは描かれていない、本当は結核を患っていて身体の弱かった浅子が「なにくそ!」と起き上って、嫁ぎ先の加島屋を大きく成長させて、行く行くは日本女子大を設立した、彼女のパワーを知ることができます。
また、広岡浅子の生家の三井家についても触れていますので、ドラマには無い史実が伺えます。

この本は働く女性にはぜひ一読をおススメしたいです。
彼女の様に大きな事業とまではいかないかもしれませんが、どんな困難でも乗り越えられるという勇気と元気を貰える一冊です。

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