この本、友人から借りました。
本の中に登場する「会社を辞めたい」と言い出したダンナ、その本人が友達なんだそうです。あははは!
さて、なぜこの本を手に取ったかというと、何を隠そう、私は女性ですが「会社辞めたい」と言い出して辞めてしまったクチなのです。
どちらかというと、ダンナに「辞めたい」と言われて大わらわになってしまった妻の立場でというよりも、「辞めたい」と言い出して慌てさせた方の立場でこの本を読むことになりました。
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今週読んだ本 2016/6/12~2016/6/18
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言われた方はどんな気持ちなの?
そうなんですよ。私が「辞めたい」と言い出して辞めてしまいました。そのせいか、ほぼほぼ「ヤメダン」寄りの気持ちで読んでしまいました。
この本の中でのダンナが言うように、実は「辞めたい」と唐突に言い出したのでは無いのです。
ずっとずっと心の中に秘められていて、人知れず計画が温められていたんです。口にして発していなかったので”唐突”と勘違いされてしまうのです。
しかし、聞いた方は青天の霹靂でしょう。そうなんですよ「突然言うなよ!」なんですよー。
ちなみに私は家族には、時には真剣に時には冗談任せで前々からずっと言い続けていました。「雇われない人生にシフトしたい」「一生現役でいたいので、会社勤めは限界があるなぁ~」とか。
しかし、本音は「本当に辞めるとは思わなかった」なのでしょうね。はい!本当に辞めました。武士に二言無し(本業、武士じゃないけどね)
そしてまず直面する不安は・・・
これからの生活、家族・子供がいればお金も必要です。そうなんですよ!つまり聞かされた方の心配は、すべて”お金”の心配なんですよね。
辞めると言い出す方もこの「お金の不安」は最大なものです。そのために実は会社を辞める前にこんな本を読んでいました。
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ある程度の算段をした上で、言い出しているものなのです。
しかし、言われた方はそんな心積もりは無いので準備できていないですよね~。「ヤメダン」の中に出てくる妻たちも心積もり無かったようです。
いや、心積もりをしてようがしていまいが、とにかく何を言われようが”現状を維持できない新しい冒険に対して、否定的なケースが多いです。
中には「いつか言い出すだろうと思っていた」というデキた嫁もいましたが。
人生山あり谷あり。でも落ち着くところに落ち着く
本の中には何組かの、ご夫婦が登場します。結局、どのダンナも会社を辞めました。
しかし、面白いのが、どの家族もなんだかんだあった末、ちゃんと暮らしています。イキイキしたダンナと一緒に。
そうなんですよね。辞めて一時期はどの家族も大変ではあります。辞めると言った本人も苦労されています。しかし、自分が選んだ道なので苦労をいとわずやっているところが良いなと思うのです。
自分も今毎日必死です。必死に生きています。でも、楽しいんですよ。洋服買い放題だった会社員時代より、1枚のTシャツを買うのに悩む今の方が生きている実感、自分で呼吸している気持ちになっています。
もし、家族に「会社を辞めたい」と言いたい人がいたら、
もし、家族に「会社を辞めたい」と言われた人がいたら、
この本はなかなか元気が出てくる本です。世の中にはそのような青天の霹靂が起きたのは自分だけでは無いということと、結局はどうにかなるようになっているということが分かって、安心できる本です。しかも、マンガですので読みやすく肩の力を抜いて読めます。
そう!この手の話題は「肩の力を抜く」に限ります。力んでいてもうまくいきませんから。