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今週読んだ本 2017/5/7~2017/5/13
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“家計簿本”が好きです。
家計簿に関しては、日々改善の繰り返しです。
まだ、コレというドンピシャなところまで行き着いていません。
今回は「あきのズボラ家計簿」を読んでみました。
「づんの家計簿」が、事細かにノートに記録するタイプですが、残念ながら「最短・最速・最軽量」を愛して止まない私には、時間ばかりかかってしまって参考になるところはあっても、総体的に私には向かない様でした。
ついつい「ズボラ」とか「簡単」に食指が動いていく様です。
今回読んだ「あきのズボラ家計簿」は、なるべく楽に家計管理したい人には、参考になる事が多い内容でした。
参考になる点1:カテゴリを絞ること
「あきのズボラ家計簿」では、カテゴリを絞ることを勧めています。
人間が生きていくために必ず必要な買い物と、その人のライフスタイルに応じて必要なカテゴリがあります。
「最低限必要なカテゴリ」+「特別費」+「ライフスタイルに応じたカテゴリを1-2つ」で良いと言うのです。
(カテゴリのラインナップについては本紙参照のこと)
この時の、「最低限必要なカテゴリ」とは、食費・日用雑貨・住居費・税金・水道光熱費・通信費です。
例えば、被服費の支出は毎月発生していますか?
もし、発生しているのであれば、私から見るとなかなかに富裕層です(笑
毎月毎月洋服を買うでしょうか?
一枚買ったら一枚捨てる生活をしていればクローゼットは循環しますが、よっぽどの豪邸でなければクローゼットは飽和状態になると思います。
私の場合で言うと下着・靴下などの消耗品を除けばシーズンの変わり目に洋服を買います。
春夏物・秋冬物
多くても四半期、少なくて半期に予算を立てて買うことになります。
つまり月次で発生する費用では無いので、その様なカテゴリは「特別費」として扱います。
この様に、毎月発生しないものは「特別費」のカテゴリに集約してしまって、家計簿をつけやすくすると良いと言うのがこの本でのアドバイスです。
逆に「洋服」をどれぐらい使っているのか知り合いのであれば独立したカテゴリになります。
自分の分析したい、後から振り返りをしたいカテゴリは独立させ、そうで無い月次でも無いものは「特別費」
カテゴリを絞ることによって、ざっくりした形で家計簿をつけることになります。
そこか「ズボラ家計簿」という所以でしょうか。
参考になる点2:特別費の予算の立て方
ズボラ家計簿によって、毎日・毎月の記録が楽になります。どうにか一年間続けて見ましょう。
1年通しての大体の”特別費”が「どのタイミングで、いくらぐらい必要か」と言うことがつかめるようになります。
年に1回ドカンとした出費がある場合、ボーナスで賄うのではなくて(ましてや、私のように自営業はボーナスというものがありません)、その”ドカン”に備えて月々どれくらい用意して置けば良いのかがわかります。
つまり”年に1回ドカン”を”月々に平準化”して置けばダメージも少ないと言うことです。
読後のベイビーステップ
そのほかにも色々、参考になることがありましたし、もう行なっていることも書いてありました。
私としてはカテゴリを絞る点が非常に参考になりました。
普段は、ZAIMと言う家計管理アプリを使っていて、月が終わるとデータをダウンロードしてExcelで分析をしています。
その際も、カテゴリが多いと何かと分析が面倒なこともあったので、ZAIMアプリのカテゴリを自分仕様にカスタマイズして、「特別費」に集約して見ました。
しばらくこれで運用して行こうと思います。
家計簿がどうも続かない、つけるのが面倒と言う方は、このざっくりとしたカテゴリ分けをぜひ参考にして、家計簿にチャレンジして欲しいと思った1冊です。
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