5泊6日の台湾旅行記の2日目。
今回、私が一番行きたかったところへ向かう。
行き先は太魯閣(タロコ)渓谷。
広告
太魯閣(タロコ)渓谷へのアクセス
9:00過ぎにホテルをチェックアウトして、台北駅へ向かう。
公共交通機関を使って、太魯閣(タロコ)渓谷へ行くルートは前の晩にGoogleマップで調べた。
《おすすめのルート》
台鐡 台北駅→新城火車站(Xincheng Taroko Station)
統聯客運(バス)新城バス停→太魯閣
新城駅でバスに乗り換えれば行ける。
しかし、あえて新城駅のさらに先の花蓮駅まで行ってみることにする。
理由は、本当ならば2018年に太魯閣に行く予定をしていたが、この年、最大震度7レベルの大地震「花蓮地震」に見舞われて行けなくなったのだ。
その花蓮市がどれだけ復興したのかを見てみたいと思ったからだ。
台北→花蓮→新城→太魯閣と、花蓮寄り道ルートにする。
台鐡に乗って花蓮に行く
台鐡のチケットをモバイルアプリで買う
台北のファミリーマートで朝ごはんを買う
【発車するところの動画】
北廻線
今回乗った「北廻線」は台北から右まわりで島の海岸線を周る。
台湾の右側は総称で「台東」と呼ばれ、実は日本の慶良間諸島と隣接している。
与那国島、竹富島、石垣島ととても近い。
【到着時の動画】
花蓮でお昼ご飯とお茶をする
花蓮駅は西口と東口とあり、西口は古いが東口は2019年9月につまり花蓮地震後に作られた新しい改札口。
何も知らないまま、西口から出て駅前の飯屋に入る。
「飯屋」というか「食堂」というか、正式な店の名前はグールグマップにも乗っていないのでよくわからないけれど、直感で入ったらすごく安くて美味しかった。
料理のオーダーはメニューとオーダー用紙を渡されるので、食べたい料理にレ(チェック)して渡す。
オーダー用紙は中国語と英語だった。
ご飯を食べながら、太魯閣までのルートを確認する。
12:42なのだが新城からのバスの乗り継ぎが良いのが花蓮駅14:30発の台北行きの列車と分かり1時間45分の余裕があることを知る。
いつまでも駅前の飯屋に居座るわけにもいかないし、トイレにも行きたいしでカフェを探す。
飯屋のトイレはなんだか期待できない気がした(笑
カフェは、1階がカフェで2階がドミトリー(民宿)になっている。
入店しても、店内に店主もしくは店員の姿がなくて戸惑った。
しばらく待つと店主らしき女性が出てきて、私に向かって猛烈ない勢いメニューの説明をするが、全く何を言っているのか分からない(笑)
はてな?という顔をしていたら「日本人?」と中国語で質問してきた。
私が理解できる数少ない中国語にヒットしたので、「是」じゃなくて「Yes」と答えると、英語のメニューを渡してくれた。
その後、2階奥のドミトリーのトイレ兼シャワールームで用を足す。
が、トイレの水が流れない。
この時、台北などの主要都市以外はトイレットペーパーは便器の中に流さないということに気づいていなかったのだ。
10回ほど水を流したが全然流れず、むしろ溢れそうになって「高いミルクティーを飲んだので、それで許してください。」と心の中で唱えてトイレを後にした。
花蓮駅から新城駅へ。そしていよいよ太魯閣へ
台東(台湾の右側)から、台湾の島の中央に向かって直角に入っていくバスに乗って、山奥に入っていく。
感想
冒険だった。
台北から夢にまでみた太魯閣に行くのに、列車に乗ったり、まぁまぁ長距離なバスに乗ったり、カフェのおばちゃんにめっちゃ中国語で話しかけられたり、楽しい大人の冒険だ。
ワクワクしかない。
そして昔BRUTUSという雑誌で見てからずっと来たかった念願の「太魯閣晶英酒店(silks PLACE)シルクプレイス太魯閣」に来られたのは、嬉しいという言葉しか見つからないが嬉しい以上の感動だった。
ホテルに到着してみたら、一瞬、「えっ?BRUTUSで見たときよりなんかボロい」と思ったのだけど、それは一瞬でホテルに入るなり、異空間と言っていいほどの美しくホスピタリティ溢れるホテルだった。
嬉しいヨォ。
プチ情報
「悠遊カード(EASY CARD)」は、台北松山空港で日本円5000円分チャージしていたので、旅の終わりまで追加チャージする必要は無かったが、もしチャージしたい場合はコンビニでチャージできる。
太魯閣にもセブンイレブンが1軒あったのでそこでチャージ可能。
「太魯閣晶英酒店(silks PLACE)シルクプレイス太魯閣」については次の記事でご紹介。