5泊6日の台湾旅行の記録。
太魯閣(タロコ)を出発して、九份へ向かう。
[↓太魯閣(タロコ)の記事はこちら]
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新城駅から九份へ向かう
新城駅に向かうバスの中で、スマホのアプリから特急列車を予約していたのでスムーズに乗れる。
バスで行く予定だったのだが、バスは九份の急な坂の「坂下」に停まることがわかる。
予約してるホテルが九份の急な坂のてっぺんにあることから、急遽Uberを予約して行くことにする。
おかげで、急な階段が続いていて、観光客で溢れかえる坂道を、スーツケースを担ぎながら登らなくで良くなり、本当に助かった。
美しい九份の夕焼け
今まで九份には行ったことはあった。
けれども、ツアーバスに揺られ、限られた時間内で楽しむことしか経験していなかったので、
今回は自分が好きなように九份まで行き、提灯の灯った九分の姿を見てみたいと思っていた。
Agodaで予約していた小さなホテルに辿り着いたら、見事な夕焼けが出迎えてくれたのだ。
もうこれだけで、再度来た甲斐があったとしみじみ思う。
ずーっと眺めていたいぐらいの絶景である。
もちろん夜になって日が暮れても美しいのだ。
夜の九份観光
ホテルに荷物を置き、しばし美しい夕焼けに目を奪われていたが、お腹は空いてくる。
夕食を兼ねて夜の九份観光へと向かう。
ホテルを出たら1分で九份のメインストリート(メイン階段)の最上階に着く。
本当にアクセスの良いホテルだ。
「九份」とは、開墾した土地を9人で分ける、という意味なのだそうだ。
諸説あるが、この土地は清朝初期には9世帯しかなく、開墾した土地を9人で分けたことからこの名が付けられたと言われている。
たった9世帯しかなかった九份は、19世紀末に金の採掘で一気に人口が増え賑わうようになり、金の産出量が減るに従って再び過疎化して行った。
そこに九份が舞台となった台湾映画「悲情城市」がヒットしたことによって、再び人気となり、今は台湾有数の観光地となったのである。
ホテルが階段の最上階なので、降るのは楽々だったが、帰りの登りはきつく自分の体力の衰えを感じた(笑)
こんなにしんどかったっけ?
九份で夕食
たくさんの飲食店があるが、20:00過ぎると少しずつ閉まり始めるので早めに店に入った方が良い。
店名は忘れたが、なんとなくで決めた店に入る。
九份の夜明け
夕焼けの九份の美しさに息を飲み、夜の九份に心が躍り、朝の九份はまた違った美しさを見せてくれた。
朝に少し歩いてみたところ、この小学校に通う子供達が、階段の一番上にある「阿柑姨芋円」と言う美味しいと有名なスイーツ屋さんで、何人かの小学生が買い食いをしていた。
日本の小学生と違った自由さを感じる。
感想
前回来た時は、昼の九份のみしか楽しめなかったが(いやそれだけでも十分楽しかった)、今回は九份で一泊して翌日のお昼頃まで居たので、朝・昼・夜それぞれの九份の顔を楽しめたので大満足。
今回の「夕暮れ」「夜」「朝やけ」の九份は泊まらないと見られないのもなので、貴重な体験ができたと思う。
もう九份に思い残すことは無いが、また来たくなる不思議な魅力があるのだ。
なぜだろう?
ごちゃごちゃした人混みなのに、その中に紛れて溶け込んでいるような感覚になるのも面白い。
次の記事で九份で泊まったホテルの紹介する予定。