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【台湾旅行記】新城〜瑞芳〜九份へ。夜の九份は映画の中の世界

5泊6日の台湾旅行の記録。

太魯閣(タロコ)を出発して、九份へ向かう。

[↓太魯閣(タロコ)の記事はこちら]

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新城駅から九份へ向かう

台鐡 新城駅(シンチェン)から台鐡 北廻線(ほくがいせん)の上りに乗り、瑞芳駅(ルイファン)に向かう。
来た道をそのまま戻る。行きでは「珍しい景色」だったのが、戻る時は「見たことのある景色」に変わっている。

新城駅に向かうバスの中で、スマホのアプリから特急列車を予約していたのでスムーズに乗れる。

瑞芳駅(ルイファン)に到着。
駅の看板がレトロな雰囲気。
瑞芳駅前が、なんだかJR京浜東北線の王子駅を彷彿とさせる(笑
駅前広場では、夕暮れ時でまあまあ気温が下がってきているのに、おしゃべり夢中な人たち
駅前の白い格子(写真中央)になっているところが九份へのバス発着所になっている。

バスで行く予定だったのだが、バスは九份の急な坂の「坂下」に停まることがわかる。

予約してるホテルが九份の急な坂のてっぺんにあることから、急遽Uberを予約して行くことにする。

おかげで、急な階段が続いていて、観光客で溢れかえる坂道を、スーツケースを担ぎながら登らなくで良くなり、本当に助かった。

美しい九份の夕焼け

今まで九份には行ったことはあった。

けれども、ツアーバスに揺られ、限られた時間内で楽しむことしか経験していなかったので、

今回は自分が好きなように九份まで行き、提灯の灯った九分の姿を見てみたいと思っていた。

Agodaで予約していた小さなホテルに辿り着いたら、見事な夕焼けが出迎えてくれたのだ。

もうこれだけで、再度来た甲斐があったとしみじみ思う。

ずーっと眺めていたいぐらいの絶景である。

もちろん夜になって日が暮れても美しいのだ。

夜の九份観光

ホテルに荷物を置き、しばし美しい夕焼けに目を奪われていたが、お腹は空いてくる。

夕食を兼ねて夜の九份観光へと向かう。

ホテルを出たら1分で九份のメインストリート(メイン階段)の最上階に着く。

本当にアクセスの良いホテルだ。

ここが九份のメインストリートの最上階
日が沈む直前の九份

「九份」とは、開墾した土地を9人で分ける、という意味なのだそうだ。

諸説あるが、この土地は清朝初期には9世帯しかなく、開墾した土地を9人で分けたことからこの名が付けられたと言われている。

たった9世帯しかなかった九份は、19世紀末に金の採掘で一気に人口が増え賑わうようになり、金の産出量が減るに従って再び過疎化して行った。

そこに九份が舞台となった台湾映画「悲情城市」がヒットしたことによって、再び人気となり、今は台湾有数の観光地となったのである。

少しずつ階段を下っていく。
赤い提灯が美しい。

ホテルが階段の最上階なので、降るのは楽々だったが、帰りの登りはきつく自分の体力の衰えを感じた(笑)

こんなにしんどかったっけ?

ちなみに九份にはたくさんの飲食店があるが、トイレは公衆トイレを使わないといけない。公衆トイレは日本人には少し抵抗を感じる汚れ具合だが、生理現象には抵抗できない。
茶館のテラスにも赤い提灯が美しい。(見知らぬおじさん、、すみません。)

九份で夕食

たくさんの飲食店があるが、20:00過ぎると少しずつ閉まり始めるので早めに店に入った方が良い。

店名は忘れたが、なんとなくで決めた店に入る。

台湾ビールは台湾で飲むとすこぶる美味しい。自分で冷蔵庫から持ってくるシステム。
店員さんオススメの骨付き鳥と骨入れ。揚げてあり、骨付きだが、とても柔らかくて身離れが良いので見た目以上に食べやすい。おそらく一度蒸しているように感じる。
ビタミン補給のための青菜サラダ。サラダと書いてあったが超軽く湯通ししてあってポン酢的なドレッシングがかかっていた。
期待を裏切らない焼きそば。
蒸し餃子。これも旨し。

九份の夜明け

夜明け直後の九份

夕焼けの九份の美しさに息を飲み、夜の九份に心が躍り、朝の九份はまた違った美しさを見せてくれた。

朝になるまで気づかなかったが、すぐ近くにはお寺があった。
お寺とは逆側には小学校。「新北市瑞芳区九彬国民小学」

朝に少し歩いてみたところ、この小学校に通う子供達が、階段の一番上にある「阿柑姨芋円」と言う美味しいと有名なスイーツ屋さんで、何人かの小学生が買い食いをしていた。

日本の小学生と違った自由さを感じる。

感想

前回来た時は、昼の九份のみしか楽しめなかったが(いやそれだけでも十分楽しかった)、今回は九份で一泊して翌日のお昼頃まで居たので、朝・昼・夜それぞれの九份の顔を楽しめたので大満足。

今回の「夕暮れ」「夜」「朝やけ」の九份は泊まらないと見られないのもなので、貴重な体験ができたと思う。

もう九份に思い残すことは無いが、また来たくなる不思議な魅力があるのだ。

なぜだろう?

ごちゃごちゃした人混みなのに、その中に紛れて溶け込んでいるような感覚になるのも面白い。

次の記事で九份で泊まったホテルの紹介する予定。

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