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【台湾旅行記】太魯閣(タロコ)渓谷トレッキングツアーに参加

5泊6日の台湾旅行記。

太魯閣晶英酒店(Silks Place Taroko)に泊まった翌日、ホテルが提供しているトレッキングツアーに参加して、ほんの少しではあるが、太魯閣(タロコ)渓谷に触れてみた。

【↓泊まったホテルについてはこちら↓】

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朝8:50にロビー集合

トレッキングツアーは、午前ツアーと午後ツアーがり、行き先は違う。

どちらも3時間のツアーで、参加費はTW$700

年齢制限は無いことから、ハードな内容では無いことが伺える。

実際、バス移動が多くそんなに疲れたツアーとは感じなかった。

午後から、次の目的地に移動する都合から、午前ツアーに申し込む。

申込締め切りは前日まで。

9:00スタートのツアーなので、8:50分に集合するようにと、前日スタッフに告げられる。

しかも、チェックアウトも8:50までに済ませることになる。

太魯閣(タロコ)渓谷とは

太魯閣(タロコ)渓谷とは、台湾の東寄りにある渓谷で9万2000ヘクタール。

大理石の岩盤が川に侵食されてできた深い渓谷で、大理石の岩々(時には翡翠も)の美しさと、澄んだ水の色が美しい渓谷。

アメリカのグランドキャニオンが、コロラド川に侵食されて広大な崖になったように、立霧渓という川に侵食されてできた巨大な崖だ。

太魯閣(タロコ)渓谷ツアー

ホテルが用意してくれたマイクロバスに参加者が全員乗り込む。こちらを向いている可愛い女性がホテルスタッフ。中国語と英語で説明してくれる。
前に座っている4人は、カナダのトロントから来た台湾系のご夫婦と、その地元(台湾)のご友人夫婦。カナダから来られたご夫婦は、バスに乗ってからずっと親しく話しかけてくれたり、写真を撮ってくれたりととてもフレンドリーで旅が一層楽しくなった。謝謝。
バスに乗る際に、無料でストラップ付きのウォーターボトルを渡してくれる。至れり尽くせり。
移動しながら、太魯閣(タロコ)渓谷についてスタッフが説明してくれる。主に中国語だが、この日中国語が分からない客が自分も含め3名いて、その3名のために英語での説明も付け加えてくれる。(が、端々でしか理解できていない(笑))

ここからバスを降りて、ガイドさんと散策スタート。

中国語が分からない3名のためにわざわざ近くに来てくれて英語でも説明してくれる。

が、自分は、雰囲気でしか分かってない(笑)

けれど、こちらも一生懸命に耳を傾けて、分かる範囲で頷き、サンキュー!と感謝を伝える。

崖と崖の間に、崖に這うように人が通れる道が作られている。
切り立っている崖。かつてここは日本統治時代に、日本軍が駐留していたそうだ。残念ながら原住民のタロコ族とはしょっちゅう諍いが起こっていたらしい。
まるでグランドキャニオンのサウス・リムから見るコロラド川のミニチュア版のよう。けれど太魯閣もかなりの規模だ。水の色が遥かに綺麗。
地層がよく見える。
ここはガイドさんおすすめの写真スポット。何でおすすめかというと、角度を変えると次の写真のように「台湾」が撮れる。
これはガイドさんが私のiPhoneで撮ってくれた「台湾」
奇岩
水の色が美しい。
「燕子口」と呼ばれるところ。垂直に切り立った崖の上に燕がたくさん巣を作っていた。
燕子口の燕
オパール色の綺麗な水にしばし見惚れる。
こちらは翡翠色
渓谷に通っているトンネル。右側に小さなトンネルも並行しているのが見えるだろうか。
岩にへばりつくような狭い通路は、旧日本軍が使っていた通路なのだそう。当時の日本人は小さかったのでこの狭いところを通れたのだとガイドさんが言っていた。日本人はここを通って樟脳(しょうのう)を採取して運んでいたらしい。
くねくね道が曲がっているので「九曲洞」と呼ばれる。
「九曲洞」は太魯閣で一番の美しい景色と言われているが、私の写真力が追いついてない。
全然分からないだろうが、ここがツアーバスの発着場になっていて、トイレなども完備されている。

布洛湾吊橋(山月吊橋)と台湾原住民 太魯閣族の資料館

再びマイクロバスに乗り布洛湾吊橋(山月吊橋)へ向かう。
布洛湾吊橋(山月吊橋)の駐車場に到着すると、暖かい飲み物(コーヒーと紅茶)、お菓子をホテルの人が手配していてくれていた。
布洛湾吊橋(山月吊橋)で自由行動となる。
全然わからない中国語
吊り橋に向かっていく。
高くて長い吊り橋。布洛湾吊橋(山月吊橋)
吊り橋から見下ろした景色が絶景。
吊り橋の真ん中が、足元が透けて見える。(私はこういうの平気というか、むしろ好き)
来た道を振りかってみる。長い!
吊り橋の先に、梯子で登れる展望台みたいなのがあり、登ってみる。
展望台から吊り橋を見下ろす。
吊り橋の向こう側の山々が高い。太魯閣のタロコとはタロコ族の言葉で「連なる山の峰」という意味なのだそう。その名の通り数千メートル級の山々が連なっている。

この後、後から来た自分たちのガイドさんに叱られた。

どうやら登ってはいけない展望台だったようだ。

布洛湾吊橋(山月吊橋)にあるタロコ族資料館

布洛湾吊橋(山月吊橋)には、トイレや休憩エリアはもちろん、タロコ族の資料館もあった。

驚いたことに、日本のアイヌ民族にとてもよく似ている。

特に刺青。

アイヌ民族の女性は、結婚するとベビに擬えて口の周りに刺青を入れる。

それと全く同じ刺青をしているのだ。

調べてみると、タロコ族の女性は機織りができるようになると一人前とみなし、口から頬にかけて刺青を入れたということだ。

おでこの太い縦の刺青は7歳になると「タロコ族である」という証明として刺青を入れる。

刺青が無いと一族から追放されてしまうのだそう。

また、タロコ族は「ピ・タイル・ウカー」という口に咥えてビヨンビヨンと鳴らす楽器を演奏する。

それにとてもよく似た「ムックリ」というという楽器をアイヌの人たちは鳴らす。

非常に共通点が多いのが興味深い。

実際2022年に日本のアイヌの人たちや関係者が、台湾のタロコに調査にいったとの記事を発見した。

どこかで何かが繋がっていると嬉しい。

額と口の周りに刺青を入れたタロコ族の女性の写真

バスは12:00ごろにホテルに戻ってきて、お腹が空いたので、タロコのバス停「天祥旧站亭」の前に並ぶ食堂に入る。

あっさりしていて美味しい。

祥徳寺を観光し、太魯閣を後にして新城駅へ

祥徳寺

バスの出発時間まで2時間ほどあったので、ホテルの窓から見えた「祥徳寺」へ行ってみる。

祥徳寺は1968にできたお寺で、そんなに古くは無い。

再び1時間ほどバスに揺られ、山を降り海岸沿いの街「新城」駅までもどった。

ここから再び、電車とバスを乗り継いて次の目的地に移動する。

感想

1泊2日では太魯閣(タロコ)を味わい尽くすには足りなかった。

せめて2泊3日で行きたいところだなと思った。

1日目はホテルのアクティビティを利用し倒して、2日はホテルのトレッキングツアーと、自分の足でももっと歩いてみたかった。

もし次に来る機会があったら、清水断崖に行ってみたい。

心残りはあるものの、台北だけでない台湾の魅力を体で感じられたのは満足。

次は、ホテルをチェックアウトして、九份に向かう記事

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