徳島県勝浦郡上勝町へ行ってきました。
「ゼロウェイストアクションホテル HOTEL WHY」に泊まるためです。
ホテル内部についてはこちらの記事をご覧ください。
ホテルのその他の施設と、便利情報はこちら
今回の記事は「朝ごはん」のご紹介です。
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HOTEL WHYの朝ごはんはお部屋にデリバリー
宿泊したHOTEL WHYにはレストランなどの飲食施設がありません。
ゴミの分別場も備えた施設だからでしょうか?
食事は、朝ごはんは事前に予約して食べることができます。
朝8:00になると、お部屋に可愛い赤いトートバッグに朝ごはんを入れてお部屋に届けられます。
飲み物のリクエストサービス
飲み物は、お部屋にあるコーヒーのみです。
私はコーヒーアレルギーがあるため飲めませんが、このように「お茶」をリクエストすることができます。
リクエストしたお茶は、自分でホテルフロントへ取りに行きます。
写真では紙の上に出していますが、フロントで素敵なキャニスターに欲しいだけ入れてくれる仕組みです。
お茶は「茎茶(くきちゃ)」です。
このお茶もリサイクル品。
上勝町はお茶の産地で、葉っぱの部分は上級茶・高級茶として出荷されます。
その際に残った茎の部分をホテルで使ってリサイクルしているのです。
そして、飲み終わった茶殻は、ホテルのコンポストで微生物が分解して、跡形も無く消えて行きます。
朝ごはんを食べる
朝ごはんはこんな感じです。
プレーンベーグル(お皿の上)
野菜サラダ(わっぱの中)
ハムカツとチーズ(わっぱの中)
フルーツ(わっぱの中)
ヨーグルトとグラノーラ(ウェック瓶)
マスタード(ウェック瓶)
ドレッシング(保温容器)
感想
ひとことで言うと美味しいです。
ここでは食料を手に入れるのにも、お店が無くて大変なため、こうやって届けてくれること自体がありがたいですね。
毎回、1食・1食をどのように手に入れようか?と考える土地です。
不便と言えば不便ですが、東京にいるとお腹が空けば何でも買えて、何時でも出に入る環境なので、それが返って新鮮でした。
それに今まで何気なく食事を食べていたのですが「この後の昼食は本当に必要なのか?」など、1食・1食に真剣に向き合うことが出来たのもなかなか無い体験でした。
不要なら”食べない”という選択もあり、その選択肢が身近であるということです。
欲を言えば、温かい食べ物が欲しいと思いました。
お茶や白湯もあるのですが、出来立ての温かい食事のありがたみが身に沁みます(笑
マグカップと湯沸かしポットがあるので、インスタントお味噌汁を持って行っても良いですね。
今回2泊したのですが、2日目の朝も同じメニューでした。
2日目となると、さすがにどうやって現地で快適に過ごすか?の知恵もついて来ますので、2日同じでも問題なしです。
ちなみに、徒歩5分のところに「小さな物産店」があり、そこで、田舎のおばあちゃんが作る様なちらし寿司や、お餅やお饅頭が買えます。
ただし、ちらしなどのご飯は人気があるので、午前中のうちに買わないと売切れになってしまいます。
生きるって大変(笑
でも生きるって楽しい!