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ペンキ塗り 人生初体験:日記2017/03/26

7:30 起床

昨日は、お客様がキッチンをご利用になっている間、
キッチンの近くにオープン予定のゲストハウスのペンキ塗りのボランティアに行って来ました。

・自分がキッチンを始める時にたくさんの人に手伝ってもらったことを次に繋げたいという想い
・ゲストハウスとキッチン、良い関系になれたら良いなという希望
・キッチンのある地域に貢献できたらという気持ち
これだけの理由で、まったく知らない人たちの中に飛び込んでみました。

私はストレングスファインダーテストでは、実は社交性もコミュニケーションも低いので、
工事が遅れて困っているという声に反応しただけで、
これに参加したことによって何がどう変わったか、
などという美談は何もありません。

しかし、ひたすら黙々とペンキで壁を塗るのはなかなか楽しく、夢中になりました。
見かけによらず「黙って黙々とする作業」が好きです。
お料理も喋りながらなんて実は好きでは無いし、
あれだけペラペラとしゃべりながら料理を作る平野レミなどは、その独創的な仕上がりからと両面で尊敬しています。

「壁に思いっきりペンキを塗る」という行為を生まれて初めてしました。
好きなだけ、好きなように塗って良いというのは、本当に気持ちが良いです。
幼い頃、家の階段の横が薄いベージュ色の壁になっていて、
そこに思いっきり鉛筆で落書きをして両親に叱られたことがあります。
叱られたのですが、いつまでもその落書きは消されず、家を建て替えるするまで放置されていました。
消されない事が、自分の罪がいつまでも消されず残っていてるような気持ちになり、ずっと責められていたように感じていました。
昨日は好きなだけ塗る以上に、逆に気が遠くなるような”塗られていない壁”と向き合ったのです。
その幼い頃の記憶も一緒に塗り込めて行った気分でした。

黙々と塗りながら、
「ここに泊まった人が、ベッドに横になってホッとした時に
“なんだかこの白い壁刷毛の跡が虹を連想させられる”
なんて思ってくれたら良いな」とか。
もちろん塗りムラや刷毛の跡が残らない様に慎重に塗りましたよ。

ゲストハウスの人たちと何がしらの繋がりが出来たとか、
一緒に作業した人たちと仲良くなったとか
そんな良い話は一切無かったです。

無かったですが、新しい事が始まるワクワク感と、ひたすら作業に没頭する充実感を味わえた日でした。

・・・ペンキが白いというよりも手が黒い_| ̄|○
冬になっても黒い。黒すぎる。
色黒・地黒・・・ここに究まれり。

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