東京 池上:古民家カフェ「蓮月」門前町に溶け込んでいるカフェ

東京には古民家はほぼ焼失してしまったものだと思っていました。
大正12年の関東大震災。
第二次世界大戦での東京大空襲。
そして、2020年を見据えて、都市再開発があちらこらで行われ、耐震基準に達しない建物は壊され、常にスクラップandビルドを繰り返されている東京です。
古い家屋は次々と姿を消していると思い込んでいました。

しかし、大切に受け継がれて、今も現役で活躍している古民家もあったのです。
そして「カフェ」として多くの人に親しまれていたりします。

そんな古民家カフェとして、人気のある「蓮月」もそのひとつです。

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大田区 池上本門寺の門前に佇む「蓮月」

 品川区と大田区という住宅街を、五反田←→蒲田と繋いでいる、東急池上線の池上駅。
池上駅と言えば、日蓮宗の大本山である池上本門寺のお膝元です。
門前町として栄えていた街で、今も善男善女が訪れるところでもあります。
門前町という事で、戦火からも逃れたのでしょうか?
お寺のすぐ手前に、その三階建の古民家は佇んでいました。
 古民家としては珍しい二階建です。
昭和2年に建てられた、もとは「蓮月庵」という蕎麦屋さんだそうです。
池上本門寺にお詣りに来る、参拝客が立ち寄るお店だったのでしょう。

 「蓮月」れんげつ という名前も、蓮の花をモチーフにしたロゴも、街の雰囲気に溶け込んでいてステキです。

当時、そのままの店内がレトロで趣きがある


格子になった引戸を開けて店内に入ってみました。
外から入る光の漏れ具合が、昭和初期の趣きを残しており、なんとも落ち着きます。

 店内に入ると、大きな古い時計が迎えてくれます。
また、赤々と燃えるストーブが部屋中を暖かくしてくれています。

 入口から一段上に上がるのですが、
昔はおそらくここで履物を脱いでいたのでしょう。
しかし、カフェとなっている今は靴を履いたまま上がります。

 昔は番台だったのでしょうか?
ここで、一杯一杯丁寧にコーヒーが淹れられていました。

 席に案内されました。
一階のテーブル席です。
中には「二階を希望します」と店員さんに伝えるお客もいました。
二階は、お座敷になっているそうです。

私の案内されたテーブルの横には、古めかしい金庫が。
インテリア類も、アンティークを上手く利用していました。

 席のさらに奥には、等身大の高さの広い窓があり、窓の外には広い庭が広がっており、
庭には、今の季節紅白の梅がたくさん咲き誇っていました。


照明も傘のあるペンダントライト。
これまたアンティーク。


見上げると元は神棚だったのでしょうか?
そこには昔ながらの置物がオシャレに飾ってありました。

 カウンター席もあり、そこには蓮月のロゴが染め抜かれた暖簾。
暖簾の向こう側では、コーヒーや紅茶のドリンクを準備するコーナーになっています。

 何もかもが、古くてオシャレ。


しかし、古くいだけではなくて、テーブル席の下に敷いてあるラグがモダンで、古さとモダンさが上手に同居しているセンスがたまらなくカッコイイです。

最近はブルックリンスタイルのインテリアで統一されたカフェが人気ですが、
この蓮月は建物はまさに由緒正しい昭和初期の風情ですが、ブルックリンスタイルのインテリアとの調和が絶妙。

昔懐かしいバタートースト

今回、ランチを食べにウキウキしながら到着したのですが、、、
ランチは14:30まで。。涙

空腹なので、何か固形物を食べたい。。
でも、甘くない物を。。
そう思ってオーダーしたのが、昔懐かしいバタートースト(450円)と紅茶(580円)

外はカリッと、中はモチっとした厚切りトーストは、シンプルで美味しかったです。

混雑状況

私が訪れた時は土曜日の14:30
待たされましたが、ウェイティングしているのは私だけ。
10分ほど待った後、席に案内されました。
席に案内されたタイミングで次のウェイティングのお客が来るという回転具合でした。
満席でも、多くは待っていなくて、待てばそこそこで座れる感じです。

雑貨販売

店頭のレジ横には、雑貨が販売されています。


レトロでオシャレな雑貨を物色しているうちに、待ち時間は楽しめます。


店内はFree Wi-Fiも飛んでいます

店舗情報

「蓮月」のサイトはこちら
http://rengetsu.net

東京では、もうすっかり見る事が出来なくなった古民家。
カフェで食事が出来て、珍しい建物も楽しめる、古民家カフェ「蓮月」
ここで、古き良き時間を楽しみに来てみてはいかがでしょうか。



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