■■■展示期間の変更■■■
株式会社吉岡徳仁デザイン事務所様、吉岡徳仁デザイン事務所様より将軍塚青龍殿での展示期間終了日が決まったとのご連絡がありましたので、追記・修正いたします。
今後は国内外の巡回を予定しているそうですので、この素敵なアート作品が観られるチャンスも増えると思います。
以下転記いたします。
場所:京都 青蓮院飛び地境内 将軍塚青龍殿
住所:京都府京都市山科区厨子奥花鳥町28
会期終了日:2017年9月10日(日)
拝観時間:午前9時より午後5時まで(午後4時30分受付終了)
アクセス:京都駅より、タクシー20分 東西線蹴上駅より、タクシー5分 青蓮院門跡より、東山トレイルで徒歩30分(山道)
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2015年7月に行ってからすっかり1年が経過してしまいました。
会期が2016年6月末までの展示でしたが延期になり、”未定”となったために記事を書くことにしました。
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吉岡徳仁について
ふと目にしたNHKの「日曜美術館」という番組で、吉岡徳仁について知りました。
空間デザイナーで、特にブランドショップの建築・空間デザインで活躍している人です。エルメスやスワロフスキーなど有名ブランドのショップを多く手掛けています。
特に、シンプルなラインやガラス、光と影をつかってスッキリとしたモダンデザインを得意としています。
あまり色を多用せず、カラーもラインも”必要かつ重要”なものだけに絞り込まれているため、開放感と透明感のあるデザインが特徴です。
その吉岡徳仁が、京都の将軍塚青龍殿にアート作品である「ガラスの茶室」を手掛けたのです。
将軍塚青龍殿とは
京都は東山にある、青蓮院門跡の飛地境内となります。
地下鉄 東山駅からすぐ近くに青蓮院門跡があります。しかし同じ青蓮院門跡の境内ではありますがそこから更に上った高台に将軍塚清流殿がガラスの茶室があるスポットとなります。
行き方は、”青蓮院門跡からシャトルバス”とサイトには書かれていますが、実際にはこのシャトルバスは運行しておらず、東山駅を降りてすぐにタクシーを拾う事になります。最初から将軍塚のみの目的であれば蹴上駅が最寄り駅となります。
帰りのことを考えて、行きのタクシーで電話番号を聞いておいた方が帰りに困らなくて済みますので、必ずチェックしておくことをお勧めします。それだけ、交通の便の悪いところにあるのです。
歩くと30分~40分はかかるのではないでしょうか。
タクシーで門前まで行くと立派な門構えが待ち構えています。
入口には、ガラスの茶室の案内版が出ています。
緑生い茂る小道を進みます。
小道の右側に講堂もあり、そこは自由に入れます。風通しの良い講堂なので一休みするには丁度良いです。
しかし、自動販売機や飲み物の販売はありませんので、駅に着いた時点で買っておく方がいいでしょう。
青龍殿の大舞台にその茶室はありました。
全てがガラスで出来ているので、見た目涼やかです。残念ながら、中には入ることはできません。
(しかし、中は暑いのでは?)
人がほぼ写っておりません。つまりとても観光客がいないのです。
私がここに小一時間ほどいる間には、フランス人観光客が3人、途中、ちらほらの日本人観光客がいるだけでした。
ここまでタクシーに乗って来る人は少ないのでしょうか。
日差しを遮るものがありませんし、視界を横切るものもありません。
とても見晴らしがよく、京都の街が一望に出来、御所も見渡せます。
京都の街の魅力は、四条のようににぎやかな繁華街もあれば、このように静かに時を過ごせる場所もあるということです。
また、嵐山の様に自然が溢れていても、観光客も溢れている・・という場所もあれば、この将軍塚のように、ゆっくりと古えの時とモダンアートが融合した、それがとても自然に一体化しているところもあるというところです。
静かで、透明な時間を過ごすことの出来た、ガラスの茶室 京都 将軍塚青龍殿でした。
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