フェイスブックにつぶやいた言葉をここに書き残しておこうと思います。
広告
一年前の自分とは違う日々の過ごし方
フェイスブックのウォールにつぶやいた言葉
新橋で、前から欲しかったトートバッグを買いました。通勤用です。本も買って読みながら帰宅中。結構シアワセな時間です。
そこでふと思ったのは、会社員の時も(その時は半分ストレス解消で)こうやって、バックを買ったりしていて、買ったあと「あーカードの支払いは◯月だなぁ」とちょっと考えたりしてて(今もだけどw)
会社勤めしていた時と同じことして同じことを考えていますが、経済状況はさておきw心の状況はあの頃に比べるとはるかに楽しくて毎日が自由でウキウキしてるなぁと♪───O(≧∇≦)O────♪
明日も頑張って働きます!”
そうなんです。トートバッグを買ってホクホクしていました。
そして、『フランス人は10着しか服を持たない』の続編が出ていたので、衝動買いをしました。
[amazonjs asin=”4479783431″ locale=”JP” title=”フランス人は10着しか服を持たない2″]
たったそれだけなんです。一年前の自分もきっと同じことをしていたと思います。行動は同じと自信を持って言えます。
しかし、心境はまったく異なっていることに気付きました。
一年前の自分
一年前は会社員をやっていて、経済的な問題は大なり小なりあったけれど毎月25日がくれは自動的に自分の口座にお給料が振り込まれていました。半年に一度はそこそこの大金がボーナスとして口座に振り込まれていて、その幾らかは貯蓄のための口座に自動的に振替られるのです。
会社で上司からパワハラを受けたり、同僚の尻拭いをさせられて残業したりという、理不尽な事を他部署の人に言われても、その言葉にしたくても飲みこむしかない胸のつかえを日々をやり過ごすためには、1万なにがしのトートバックを買って気晴らしすることはよくあることでした。
また、パパっとカードで買った後に「この買い物のカード引落しは〇月〇日だなぁ」なんて少々脳裏をかすめても、25日が過ぎればどうにかなる・・・と自分に言い聞かせて、掻き消していました。
一年後の今
キッチンスタジオを運営していて、毎日毎日掃除をしたり、多くの人にキッチンを知ってもらうためにアレコレと頭を捻ったり、花を活けてみたり、チラシを作ってみたり。新しいサービスを考えてみたり、お客様にとって何が嬉しいことなのか?を考えすぎてソファでひっくり返ったりと日々七転八倒しています。
決して順調とは言い切れないけれど、月末をやり過ごすたびに「おお!今月もどうにか乗り切った!」と喜びに心躍らせています。
また、いろんな人にアドバイスをもらったり、助けてもらったり、教えてもらったり。
新しい洋服やバッグを買いたくても「月末を越えるまでは要注意!」と我慢してみたり。会社員時代に持っていたスーツや洋服、バッグやアクセサリーは「もう使わないし」という理由でリサイクルショップに売って小銭にしてみたり。
会社員時代には、クローゼットの中に溢れんばかりにあったバッグや洋服たちはすっかり整理・処分されて、一年前と比べるとすっかり半分以下の量になっています。
でも、それは誰に強要されたことでも無く、自ら楽しんでやっていて、「お!あの靴が高値で売れた。そのお金でキッチンスタジオに花を飾ってみよう」なんてウキウキしてみたりしています。
洋服や持ち物と反比例して、自分の中の充実度が図れるぐらいです。
なので、新しいバッグを買う時も”本当に必要?””どれぐらい回数使うかな?”とか、真剣に考えて考えて考えすぎていやになって「えーい!買っちゃえ」と買ってしまった今日。
実はお店には何度も足を運んだけれどようやく決心して買えたのです。
バッグを買って、本を買って、部屋に飾る花を買う。
そんな行動から、一年の間にすっかり変化した自分を、しみじみ噛みしめています。
夜桜を見ながら思う
写真は、隅田公園の夜桜です。
今週のとある夜。22:00にキッチンの掃除を終えた後、キッチンスタジオのすぐ近くにある、シェア・レンタサイクルステーションで30分164円の電動アシスト自転車を借りて、隅田公園までひとっ飛びして見に行ってきました。
一年前の自分であれば、「明日は会社があるから、明日のために早く寝たいし。こんな夜遅くに桜を見に行くなんて酔狂だわ」と思って行かなかっただろうけれど。
一年後の自分は、そんな酔狂が楽しくて仕方なく、いくら掃除でヘトヘトになっていようとも、桜の花びらが舞い散る夜風は少し冷たくたって気持ちが良くて、それはそれは幻想的な光景を目の当たりにして「あぁ今日も良い一日だった」と声を出して言える日々がありがたくシアワセです。
どうか、このシアワセが死ぬまで続きますように。明日も一生懸命働きます。
人生を謳歌するために。