伊勢・熊野3泊4日の旅の記録。
伊勢を後にし、紀伊本線ほ南下しに熊野へ向かう。
生まれて初めての「熊野古道」トレッキングをするために、熊野市駅に2泊する。
実は、熊野古道というものがよく分かっておらず、超初心者がどこをどう歩けば良いのかさっぱり理解できていないうちに、土地の名前だけで宿を予約した。
後々調べるうちに、熊野古道にアクセスするために、もう少し効率的に動ける場所もあったが、温泉があるということが理由で結局予約は変更せず。
その温泉に惹かれて予約したのが、「熊野の宿 海ひかり」
結局のところ、食事も美味しかったので大満足だった。
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伊勢市から「熊野の宿 海ひかり」へのアクセス
伊勢市駅を出発してから、熊野市駅まで、かなりの長旅だ。
公共交通機関で乗り継ぎが良ければ約2時間半、乗り継ぎが悪ければ3時間半かかる。
伊勢市駅から多気駅もしくは松阪駅まで北上してから、紀伊本線に乗り換えて南下するので大回りなのだ。
そして、熊野市駅からはタクシーで行くほど離れている。
(時間が早ければホテルの送迎がある。)
空腹を抱えて、夜の19:30ごろどうにかこうにか到着したら、豪華な食事が出迎えてくれたのは感激だった。
館内レストラン 熊野の四季料理 海華:1日目「優しい熊野会席プラン」
2泊するので、2回夕飯を食べることになる。
そのため、1日目は「地元食材を贅沢に使った体に優しい熊野会席プラン」、2日目は「夕凪会席プラン」で予約。









食事の後、温泉に入り泥のように眠る。
焼き魚バイキングの朝ごはんが凄い
朝目覚めたら、目の前が海だった。
背後には熊野の山々、正面には海が開けて、また名残の桜が美しい風景の中で目覚めるのは最高。
宿泊者のみ6:00~9:30に朝風呂に入れるので、目覚めの一風呂も心地良い。

この宿で私が一番気に入ったのは「朝ごはん」だ。
朝から色々な趣向がされた朝食が用意されていた。







2日目夜「夕凪会席プラン」
2日目は熊野古道をトレッキングした後なので、かなり空腹。
美味しい食事がますます美味しく感じる。



鰤はそろそろ旬が終わる頃だったが、脂の乗ったトロトロ。鰹は柔らかい。たたきも美味しいけれど刺身の方が好き。

感想
熊野古道をトレッキングするにあたって、立地の良いホテルの方がよかったのだが、あえて変更せずここに泊まって良かった。
ホテル→熊野駅は、フロントへお願いすれば無料で送迎してくれたし、熊野駅→ホテルは「⚪︎⚪︎時であれば他のお客様のお迎えがありますので、一緒におのせできます。」と案内してくれる。
(時間が合わず、自分たちでタクシーに乗ったが、逆に時間を気にしないで行動出来たので良かった。)
温泉が疲れた体を癒してくれて、美味しい食事は体に鋭気をチャージしてくれる。
特に魚介好きな自分には、紀伊半島の海の幸を十分満喫できた。
かといってお肉に手を抜いている訳ではなく、松坂牛や地元の豚を提供してくれる。
部屋についての写真は撮らなかったが、設えはビジネスホテルぐらい。
予算の都合上他の部屋に比べて狭い部屋を予約したが、広々としていて、そんじょそこらのビジネスホテルよりかなり広い。
65リットルのスーツケースが2個広けられるぐらいはある。
少々古い感じはしたが、清潔感があり、気持ちよく過ごすことができた。
それに、何かにつけ気を配ってくれるスタップさんたちの対応が非常に居心地良かった。
送迎の車の中でも、地元出身のスタップの方が、いろんな話を聞かせてくれたりと、ホスピタリティ溢れていたのが嬉しい。
おまけ1:熊野市駅情報「食堂 あお」

特別に別記事にするほどでは無いが、備忘録として書き残しておきたいことの一つが「食堂 青」
こちらは、伊勢 外宮前のフレンチレストラン「ボンヴィヴアン」のシェフとマダムのオススメのお店

シェフとマダムが言うには「若手の料理人さんで、地元の食材を活かしたお料理がとても美味しい」とのこと。
熊野市駅の斜向かいの好立地なこともあり、最終日のランチはここに決めていたのだが、あいにくの臨時休業(涙
次回、熊野古道へ足を運ぶ際は絶対に来ると心に誓う。

おまけ2:熊野市駅情報「喫茶ローゼン」

食堂あおが臨時休業で、泣く泣く入った「喫茶ローゼン」だが、お昼時になると次々にお客が訪れて、ほぼ満席となる。
メニューが昭和でなんかすっごくホッとした。