伊勢・熊野3泊4日の旅の記録。
日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)の見学のあと、自分も朝ごはんを食べに行く。
前日の夜にGoogleマップやら、検索して選んだお店である。
外宮前にそんなお店あったっけ?と思うのですが、あるんです。
表向きは「伊勢 せきや本店」という看板を出しているので、わかりにくいのです。
【営業時間】
7時30分~10時00分
11時30分~14時30分
朝ごはんとランチのみの営業。夜営業はなし。
祝日は営業時間に注意
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「あそらの茶屋」へ向かう
メニュー
メニューは「御饌の朝かゆ」という基本のお品書きに加えて、「鮑」「ささえ」「鯛」「伊勢海老」などのトッピングで値段が変わる。
魚貝好きなので、どれも良く見えてものすごく迷う。
例えは「鮑に伊勢海老追加」というような合わせ技はできない様子。
朝ごはんを食べてみる
海の幸、山の幸が素朴に調理されたものが並ぶ
お粥と、お粥に入れるタレと、お味噌汁はお代わり自由
一杯目のお粥は、オプションのさざえを。二杯目はお粥とタレだけで。
さざえや佃煮は一階の「伊勢せきや」さんでも購入できる。
”気に入ったら買っていってください”というスタイル。
感想
久しぶりに「イワシの干物」つまり「めざし」を食べたのが、懐かしく嬉しかった。
子どもの頃、朝ごはんには「めざし」か「ししゃも」が出ていたので、久しぶりに「にっぽんの朝ごはん」を食べた気分だ。
よくよくみると、めざしに卵にお味噌汁にタンパク質リッチ。
海藻に野菜の煮物にと食物繊維とミネラルもたっぷり。
一日の活力になる炭水化物もお粥でチャージでき、かつ、取り過ぎないように粥状になっている。
なんと素晴らしいバランス食。
いつから、やれオートミールだの、クロワッサンだのそういうものに走ってしまったのか?日本人
日本人はこれでよし!
美味しく、参考になる献立だった。
そして、まるで神様にお供えする御饌のようで、朝から清らかな気持ちになれたのも良い。
一つお勧めなのが「お木曳山椒」
これがとても香りが良くて、お粥を引き立ててくれる。
気に入ったので、お土産に一階の伊勢せきやさんで購入した。
ホテルの朝食もいろいろ楽しめて良いが、伊勢に訪れた時、泊まりであれば、ぜひこの「あそらの茶屋」の御饌の献立を食べるのをお勧め。
伊勢ならでは。
心身ともに清らかな気持ちになれる朝ごはん。