3泊4日の伊勢・熊野の旅の記録。
ゴールデンウィークで日本列島がそわそわし始める前に、3泊4日の伊勢・熊野へ旅をしてきた。
なんとなく今年はお伊勢参りをしたい気分だったので、年明け早々には旅の計画を立てていたのだ。
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珍しいルートで東京から伊勢に向かう
東京から伊勢に行くには、ほとんどの人が、東京→名古屋経由→伊勢というルートを辿るだろう。
だが、伊勢に行くのは何回目かで、若かりし頃は鈴鹿サーキットのF1レースを阿呆のように観戦しに行っていたこともあり、このルートがいささか飽きた。
そこで、今回は少し変わったルートで行くことにした。
東京→新豊橋→三河田原(田原)→伊良湖→フェリーで鳥羽へ→伊勢というルートにした。
こんな感じだ。
旅程
伊勢・熊野
🔴4月11日
[ひかり635号]予約済
8:33 東京駅発
9:53 豊橋駅着
[豊橋鉄道渥美線]
10:00 新豊橋駅発
10:35 三河田原駅着
[バス伊良湖本線]
11:00 田原駅前発
11:57伊良湖岬着
[伊勢湾フェリー]
12:10 伊良湖発 12:20
13:10 鳥羽着
[バス]
13:22 鳥羽水族館前発
13:24 鳥羽駅着
[近鉄特急伊勢志摩ライナー]
13:32 鳥羽駅発
13:46 伊勢駅着
さて計画通りに行くだろうか?ニマニマ
東京駅〜新豊橋駅
普段は”早起き”などなかなかできず、ギリギリガールズと呼ばれているのだが、旅に出かける時は(無理矢理だが)起きられる(笑)
新豊橋駅〜三河田原駅
乗り換え時間が7分しかない。ここで乗り遅れるとかなりのダメージを喰らう。
運よくギリギリで豊橋渥美線に乗り換えできた。
もうほんとギリギリ。少しでも迷ったらアウトだった。
三河田原(田原)駅〜伊良湖岬フェリー乗り場
ここでの乗り換えには25分の余裕があったので、飲み物を買ったり、トイレ休憩したりと比較的のんびりできた。
1時間近くバスに揺られるので、トイレは必ず行っておこう。
田原バス停〜伊良湖岬バス停
SuicaやPASMOが使えるので便利。
渥美半島側の伊良湖フェリー乗り場 〜鳥羽
ただいまここ。
渥美半島の先っぽにいる。
渥美半島と志摩半島が、まるで蟹の爪のように三河湾と伊勢湾を抱き込んでいる。
その先っぽから先っぽに船で渡るのだ。
ここであれ?となる。
時刻表を事前に調べた時には12:10発となっていた。
10分の時間のずれかぁ〜〜〜と少し心配になる。
この心配は、この後的中することになる・・。
フェリーの中
四国の愛媛で育った私には、フェリーは身近だった。
例えは、今は廃船となった宇高連絡船や、愛媛〜大分に渡る宇和島運輸フェリー。
四国は島なので、家族旅行や修学旅行では、かなりフェリーにはお世話になったのである。
デッキに上がってみる。
この日は、大きなうねりがあり、結構揺れた。
船からの海の様子は動画でどうぞ。
鳥羽〜伊勢へ
予定では12:10に出港して、13:10に到着する予定だった・・・
しかし、実際のは12:20に出港して、13:20に到着。この10分差は痛かった・・・。
13:22 鳥羽水族館前発のバスに乗る予定だったので、すでに無理。
鳥羽港から乗る予定だった近鉄鳥羽駅には歩いていける距離なのだが、乗る予定なのが13:32発の特急伊勢志摩ライナー。
12分しか乗り換え時間が無い。
で、結局どうなったのかというと、
1)フェリーを下船後建物の中で迷って外に出られない。
2)バス停が見つけられない。
3)スーツケースを持っていたので、12分では鳥羽駅まで行けなかった。
ぐぬぬぬぬぬ。
まず、
1)フェリーを下船後建物の中で迷って外に出られない。
これは、フェリー乗り場(降り場)をエスカレーターで降りたら、目の前を乗船待ちの車の行列の前に出る。
車の進行方向とは逆に進むと出られた。
2)バス停が見つけられない。
建物を出る直前に、車乗船受付がある。そこを出た正面にバス停があった。
ちなみに、そのバス停から伊勢神宮の「内宮」」「外宮」へ行けるバスに乗れる。
ただし、13:22発(以降1時間に1本)のため、13:20に船が着いてたらまず乗れない。
次の便まで待つしかない。
結局、どっちにしろ、近鉄鳥羽駅(JR鳥羽駅が併設)まで、15分弱ぐらい歩いて、各駅の電車に乗り伊勢駅に向かった。
なんだかんだで、14:30ごろ伊勢駅に到着した。
家を出発したのが、7:30過ぎだったので、約7時間の旅となった。
感想
最後は、予定のバス・電車に乗れなかったが、非常に楽しいワクワクする旅程だった。
うまく乗れたら嬉しいし、うまく乗れなくても「さてどうしよう?」と頭をひねるのも楽しい。
旅は少々のトラブルがあっても、それを許容できるか?試されている気がする。
試されていなくても、いかにこれを切り抜けるかを考えるのが冒険のようで楽しくて仕方ない。
昔は分厚い時刻表を抱えて、はてさて?どうするかを探していたけれど、今はスマートフォンがあれば地図も時刻表もすぐに使えるので便利になったものだ。
これも旅の醍醐味である。