このブログは、旅と食と便利グッズのブログだと自分では思っていました。
しかし、だんだん「散財日記」的な流れに。。
でも良いんです!
もうかれこれ5年ほど、ずーっと黒真珠のピアスがほしくて探していたのですからっ
良いのよっ!
年末年始返上して働くからっ
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三重県 賢島。真珠の産地へ
三重県 賢島へ行って来ました。
三重県 賢島と聞くと、女性でジュエリー好きな人は『真珠』を連想すると思います。
ちなみに、日本の真珠の生産量1位は愛媛県宇和島市
2位が長崎県
3位が三重県
しかし、ブランド戦略が功を奏してMIKIMOTOや天然真珠の松井真珠店が全国的に有名。
さすがです。誰しもが『真珠』と言えば三重県を連想します。
賢島に到着した後、まずは天然真珠の老舗、明治38創業の松井真珠店へ行って来ました。
店構えからして、歴史を感じます。
店内の写真は控えましたが、もう今まで見た真珠とは別格です。
真珠のテリといい、光具合といい、艶といい、巻き具合といい、宝飾品を超えて芸術品と言っても過言ではないでしょう。
冠婚葬祭に広く活躍しそうな、パールの連珠のネックレスなどは、まるでダイヤのように見えます。
もちろん、お値段も別格です。
お手頃価格もある芳森真珠店
賢島には何件か真珠店があります。
お店もいろいろ、真珠もいろいろ。。。
何がどう良いのか?サッパリ分かりません。
そこで、何件かお店を回って見て、店主に決まり文句の様に言ってみました。
「たくさんあって、何が良いのか?何をポイントに探せば良いのか?素人だから分からないんです。」
すると、たいていのお店は「この辺はネックレス、この辺のショーケースはピアスとイヤリング。こっちはお手頃で買えるストラップですねぇ」と、自分のお店の商品の配置を説明してくれる場合がほとんどでした。
しかし、その中で芳森真珠店の店主だけは、まず「何をお探しですか?」と聞いてくれました。
そこで、「母から贈られた黒真珠のネックレスに合わせたピアスを探している」と伝えました。
そんなに広くは無い店内のピアスコーナーに案内してくれて「黒真珠はここにいくつか揃えてあります。ただし、黒真珠は日本では採れないもので、南洋のパラオやグアムに主にいる黒蝶貝でしか採れないのです。もし、旅の記念に賢島のものをお考えでした、あこや貝となります。」
と教えてくれ、黒蝶貝の選び方をいくつかの商品を並べてレクチャーしてくれたのです。
色で選ぶ 黒真珠
黒真珠の醍醐味は”ピーコックグリーン”と呼ばれるグリーンの表れ方によって好みが分かれるのだそうです。
例えば、写真のネックレスは母が真珠の産地一位の愛媛県宇和島市で買って贈ってくれた黒真珠です。
若干ブルーがかったグリーンです。
ピアスはグリーンで、微妙にグリーンの色が違ってきます。
また、ご年配の方はあえてこのグリーンが出ていない、ダークグレーの黒真珠を選ぶことがあります。
そこは、それぞれの好み。
そして、この黒蝶貝が昔はなかなか養殖出来なかったのだそうで、黒真珠=高い というイメージがあったそうですが、今は養殖に成功し、だいぶお手頃になって来たそうです。
値段が一番大きく反映するのは玉の大きさ
お値段を左右するのは、やはり真珠の玉の大きさです。
それと、こちらにも書きましたが、真珠を支えている台やキャッチャーにどれぐらい金が使われているかとなります。
今回選んだ黒真珠のピアスは、ホワイトゴールドの台で少し細めのピン。
キャッチャーはシリコンなので、そこで価格が抑えてあります。
(えっ?!ちょ?!買ったんかい?。はい買いました。汗)
東京のデパートや真珠店を巡りここ5-6年ずっと探していたのですが、値段に躊躇して買えませんでした。
写真のピアスが東京であれば、5-6万円が相場です。
(新宿の某伊○丹デパートなど)
ここ賢島で39,000円
そもそもパラオやグアムの真珠を仕入れをしている都合上、中間マージンをあまり取られずここに並んでいるからだと。
賢島の真珠では無いのですが、この3つの理由で買いました。
・店主が丁寧に説明、対応してくれること
・5-6年来ずっと探していたものが、30-35%オフで買えること
・黒真珠の品質が良く、他の商品よりも鮮やかにピーコックグリーンが出ていること
私を知る人はご存知かもしれませんが、いつもあこや貝の白のピアスをしています。
いつか、この黒真珠で現れる時があるかもです。
大切に使って、いつか姪っ子が大きくなったらネックレスとセットで譲ろうと思います。
血を受け継ぐ様に、この真珠も受け継いでいきたいと思います。
(はーーーっ。清水の舞台から飛び降りましたー)