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旅の空の下から -セドナ編㉛-フラッグスタッフという街を目指す

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北に向かってドライブ

この日はお昼前から、長距離ドライブに出かける。
ホテルに戻るのは夜になる予定。

セドナから、州道89Aを北上する。
最終目的地は、グランドキャニオン。

セドナを出発して、まずは、フラッグスタッフという街を目指す。
フラッグスタッフという街は、セドナより更に標高が高い。約2300メートルぐらい。
この町には、北アリゾナ大学がある。この大学名を聞いてピンと来た人は、かなりのスポーツ通。
スポーツ選手が高地トレーニングをするところで有名。

水泳の北島康介はここでトレーニングしていて、そして、北島康介のライバル、オーエン選手が急死した場所でもある。

水泳トレーニングも有名だが、マラソンの高地トレーニングのキャンプ地でもある。
あまり知られていない、いや、私が知らなかっただけかも知れないが、野球のキャンプ地としても有名だそうだ。
大学野球で強豪チームはたいていここで合宿しているそうだ。
この日、ドライバーを勤めてくれたガイドさんの家には、合宿に持って来たは良いが飲まずに置いて帰ったオロナミンCとかボールとかが山の様にあるそうだ。
「来年はボールは持ってこなくても大丈夫」とアテンドするチームに伝えるけれど、やっぱりごっそり持ってきて、ごっそり置いて帰るそうだwww

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標高2300メートルと言うと、日本だと山奥深い場所を想像するが、なんとフラッグスタッフはかつて火山だったそうだ。
上の写真は溶岩の塊。
実際には触れなかったが、触ると空気を含んだ岩がもろくボロボロと崩れるらしい。だが、この崩れた溶岩は粉々にすると、細かい鋲の形をしているので、冬場は砂状にして道路に蒔くと滑り止めになって非常に良いらしい。
自治体が、冬場はバンバン撒いてくれるそうだ。
火山の街と言いたいところだが、今は死火山でもう活動は無い。

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写真の車のタンクの中味は水。

ここからどんどん北上していき、標高は3000メートルを超えていいく。
そこにあるのは、なんと砂漠だ。
「標高3000メートルの砂漠」という言葉に、頭の中が混乱。
乾いて日差しのキツイ砂漠。でも標高が高いので気温は低い。

『気温の低い砂漠』

なんだかイメージが湧かないというか、自分の固定観念がいかに愚かで、乏しいものかという事に気付く。
この世の中、世界は本当にまだまだ広い!
世界中を見て周ってから死のうと思っている私は、広すぎて、広すぎて、クラクラする。
ぼんやりしていたら、一生かかっても死ねないネwww

話しは戻って、この先は、水道も通らない乾いていて育つものが少ない痩せた土地。
でも、そこには人は住んでいる。住んでいるから水が運ばれていくのだ。
住んでいるのは、先住民。ネイティブ・アメリカン達だ。
大きなところで言うとナバホ族。少し小さいところでホピ族など。他に小さな部族も住んでいるそうだ。

ナバホ族をはじめ、ネイティブ・アメリカンは、政府から決められた痩せた土地の中だけでしか居住してはいけない規則になっているそうだ。
なんてアメリカ政府はひどいんだ!と思うけれど、その土地を個人的に離れて、学校に行くとか出稼ぎに出るとかは認められているらしい。
しかし、ここを離れて移住するナバホの人はとても少ないそうだ。
なぜなんだろう?と物凄く疑問に感じた。
でも、旅の最後にちょっとだけ、ほんのちょっとだけ分かった。
それについては、最後に書くとして、

このフラッグスタッフでは、ガソリンスタンドで給油して、水・食糧を買うため、お手洗い休憩を兼ねて立ち寄った。
結局、朝ごはんをたくさん食べていたので、水を買ったのみ。

コンビニみたいなもの。

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ジャンキーなものイッパイでトキメク!

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ドリンクバーもある。

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売っている商品もビッグサイズだが、お客さんもビッグサイズ
気を付けないと私も染まってしまいそーーー(^^;

旅の空の下から -セドナ編㉜-ナバホ族の居住地キャメロンを目指すへつづく
アメリカ大陸の自然を満喫 セドナの旅まとめ

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