祇園祭りー 後祭りー 最高潮。
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盛り上がる京の街 鴨川も盛り上がっています
「鴨川 等間隔の法則」というのがあるそうです。
鴨川沿いのカップルは、なぜか等間隔に座っているんだそうです。
計った訳でも、目印がついている訳でもなく、自然と等間隔に並んでいるそうです。
はい!これホント!!!
カップルだけでなく、女子三人組もちゃぁーーーんと等間隔デスネ。
なんでなんでしょ?
そんな鴨川を尻目に、どんどん四条に向かって戻ります。祇園祭りの鉾を再び見に行くためです。
祇園祭りの名物 ちまき
再び祇園祭りの鉾を見に行った理由は、それぞれの鉾で売られている”ちまき”が目当てです。
このちまきは、中華料理の粽とは違って食べられません。
笹の葉で作られた厄除け・災難除けのお守りです。
この厄除けのちまきを一年間玄関に飾っておくそうです。
鉾へたどり着くまでに、いくつか祇園祭りでしか売っていないちまきを売る出店がありますが、京都っ子たちは必ずお目当ての鉾のお会所のところまで行って買うそうです。
鉾によってちまきのご利益も違うんだそうです。
- 役行者山:疫病除け・交通安全 ・安産
- 鈴鹿山:盗難除け・安産
- 八幡山:夜泣き封じ・子供の健康・夫婦円満
- 黒主山:泥棒・悪事除け
- 浄妙山:勝運向上
- 鯉山:立身出世・開運・家内安全
- 霰天神山:雷除け、火災除け
- 占出山:安産
- 郭巨山:金運向上
- 孟宗山:親孝行
- 油天神山:学問成就
- 木賊山:迷子除け・再会
- 船鉾:安産
- 白楽天山:学問成就、招福除災
- 太子山:学問成就・知恵を授かる、身代わり
- 保昌山:縁結び
- 菊水鉾:不老長寿・商売繁盛
- 岩戸山:開運
- 山伏山:雷除け
- 芦刈山:縁結び・夫婦円満
- 綾傘鉾:安産・縁結び
- 四条傘鉾:招福厄除
- (大船鉾:安産)
勇んでお会所まで行ったのは良いのですが・・・17:00ごろ到着した時点でどこのお会所も売り切れでした(涙
お会所の人の話によると、15:00過ぎにはもう売り切れだったそうです。
2014年の今年は久しぶりの後祭りだったため、先祭りと合わせてどれくらいちまきを準備しておけば良かったのか?数が読めなかったのではという話しも飛び交っていました。
ですので、お目当てのお会所へは早目に行って、宵山が始まる前よりも14:00ぐらいには行っておかないと手に入らないのですね。
宵山
宵山では、つぎつぎに提灯に火が灯ります。
夏の風情が一層盛り上がってきます。
この「鯉山鉾」で売っているちまきのご利益が”立身出世・開運・家内安全”だけあって、鉾に乗るところの名前が『登龍門』です。
縁起の良さ、パワーすら感じる名前です。
人もどんどん集まってきます!
けれど、先祭りほどの混雑では無いそうなので、祇園祭りをゆっくり楽しむなら後祭りはおススメなのかも。
こちらは、前日に綱を引いた「北観音山鉾」です。
”観音山”とつく鉾は、鉾のてっぺんに木があるんですね。
「北観音山鉾」のお会所は、『上上もん屋』と書いて”ええもんや”と読みます。
北観音山鉾は関係者以外は登れませんが、南観音山鉾は300円の拝観券を買うと鉾に登る事ができます。
他に、放下鉾は自由に登れますが女性はダメとのこと。
まとめてみるとこんな感じです。登る事ができるのは、以下9つの鉾だけです。
・南観音山鉾・・・300円
・放下鉾・・・自由(女性はNG)
・船鉾・・・500円
・長刀鉾・・・ちまきを買うと登れます(女性はNG)
・函谷鉾・・・1,000円
・月鉾・・・グッズを買うと登れます
・菊水鉾・・・拝観券つきのちまきを買うと登れます
・鶏鉾・・・拝観券付きグッズか拝観券500円を購入すると登れます
・ 岩戸山・・・300円
ちまきが買えなかったのは残念ですが、今までTVニュースや写真でしか見た事の無かった祇園祭りのが目の前で次々と繰り広げられ、まるで夢の中にいるような気分になりました。
最後の〆は・・イタリアン バル『バール デルノンノ』で打上げ!
そんなこんなの祇園祭りが大賑わいの街中にあるイタリアン バル 『バール デルノンノ』で打上げです。
ここは、オーチャスさんの従兄弟さんであるイトコチャスさんがオーナーのレストランです。
昼ご飯が遅かった上に、食べまくっていたので、そぉーっと歩かないと溢れそうな胃袋でしたが、みんなアルコールは別腹です。
おつまみも注文しました。
オードブル盛り合わせ
トマトとモッツァレッラチーズのサラダ
もっと注文したかったんですが、もう胃袋が限界だったので、これぐらいにしました。
それでも、気の良いオーナーは大歓迎してくれました!
とっても感じの良いお店なので、今度はお腹を空かせて来たいです。
無事(?)修行(???)を終えて、みんなで乾杯ですっ!!!
お疲れ山~~~~~♪
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何のご利益?
宿坊へ泊まろう! 京都への旅 Vol.15 -まとめ-へつづく