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金澤神社「金沢」の名前の由来となった神社様:お水取り

金沢に行ってきました。

歴史ある城下町である金沢には、由緒ある神社様がたくさん祀られています。

その一つである「金澤神社」様に行ってきました。

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アクセス

金澤神社様は、名勝 兼六園の敷地内にあり、向かいには21世紀美術館。

観光地スポットのど真ん中にあります。

JR金沢駅から兼六園行のバスがたくさん出ていますので、簡単にアクセスすることができます。

特に「金沢周遊バス」を使うと、200円で金沢の名所を巡ってくれますので、利用することをお勧めします。

約15分間隔で発車していて、右回りルートと左回りルートがあります。

金澤神社様へは右回りルートで行くと左より早めに着きます。

住所:〒920-0936 石川県金沢市兼六町1−3

雨の金澤神社

石の鳥居

この日はあいにくの雨。降ったり止んだりの繰り返しで、振る時はザーザー降りでした。

雨の日のお参りについて

雨の日のお参りというのはどうなの?ということですが、ズバリ「吉祥」とされています。

神様から歓迎されている現象とも言えます。

”いつもと違う”現象、例えば雪や雷なども良いとされています。

また、行った先で普段は見かけない昆虫や花、自然現象も「良い」とされています。

とにかく土砂降りなので、大歓迎されていたようです。

境内

赤い本殿が目にも鮮やかで美しい神社様です。
金城霊沢

境内には「金城霊沢」があります。

昔、農夫かここで芋を洗っていたところ、たくさんの砂金が出て来て、それをみんなで分け合ったという由来があります。

「金城霊沢」から「金」と「沢」をとって、この地が「金沢」となったという伝説があるのです。

”みんなで分け合う”というところが、なんとも心が豊かになる話しです。

金城霊沢のご由緒

また金澤神社様は、加賀藩前田家が学問の神様 菅原道真公を祀っていたことと、

加賀藩の奥方が代々お参りしていた白蛇竜神様を、12代藩主前田斉広のときに兼六園整備の際に、菅原公と白蛇竜神様をご一緒にこの金澤神社様に祀った経緯があります。

この大雨は、水とご縁の深い神様に大歓迎されているようです。

とにかく土砂降り。どうやら大歓迎されているようです。
今も、滾々と水が湧き出ています。飲用は不可。
天井には龍神様

お水取りスポット

金澤神社様では「お水取り」ができます。

「お水取り」が出来る手水舎の水 写真は金澤神社様のホームページより

金城霊沢のお水は飲用不可ですが、こちらの手水舎の水は水質検査済みで飲用ができ、お水取りとして頂いて帰ることができます。

水源は金城霊沢のお水と同じで、カルシウムと鉄分を多く含んでいるそうです。

日本人に足りない栄養素であるカルシウムと鉄分!

昔は砂金が出たということでしたが、これは金と同じぐらい昔の人にとっては貴重なお水ですね。

感想

雨の日だったせいか、とても静かな神社様に感じました。

静かでパワフルという感覚になりました。

特にお水取りが出来るスポットとして、こんなにアクセスが良いのも嬉しいです。

昔も今も、カルシウムと鉄分は日本人にとっては不足しがちな栄養素を多く含んでいる霊水。

砂金も貴重ですが、栄養素も多くの人の助けになったのではないでしょうか。

前田藩が大切に守り、今も受け継がれている金澤神社様。

金沢の歴史にもなんとなくですが、触れられた気持ちになりました。

金沢には観光スポットがたくさんありますが、金澤神社様の静けさもまた金沢の一つの顔でもあります。

お時間がありましたら、ぜひ行かれることをおすすめします。

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