会社を辞める前にやったこと:お金編 その1 読んだ本とお金の整理

先日、「ダンナが会社やめたいと言いだしまして」 会社やめたいダンナの妻の会著
を読んだとブログに書いたところ、ぜひ会社を辞める前の話を聞かせて欲しいとのコメントをもらいました。
また最近は「会社を辞めたいと思っているんだけど、話し聞いてくれる?それと、こうめさんの話しも聞かせてくれる?」という連絡が来たりして、現在の仕事場であるキッチンがある浅草橋近辺の焼き鳥屋でお酒を傾けながら話しをすることもあります。
それで、調子にのってブログに書いてみることにしました。

過去記事はこちら

「ダンナが会社やめたいと言いだしまして」 会社やめたいダンナの妻の会著:もしダンナが会社を辞めたいと言い出したら読んでみる本

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私が会社を辞めた理由

会社を辞めようと思ったのは「人に雇われるのが嫌になってしまった」からです。
私は”新規事業立ち上げ”という出来立てホヤホヤの部署に異動になることが多く、なんだか訳の分からない部署に放り込まれて、手探りで事業を形にしていき、やっと収益が上がるようになってきたと喜んだ途端に「はい!別の新規事業を立ち上げるので異動ですー」となることが多かったのです。
大切に大切に事業を育てて、やっと実を刈り取ることができると思った時点で、我が手で刈り取ることもなく、また荒れ果てた土地を開墾するところから始めることになります。
自分で収益を刈り取ることができないので、その頃のその会社の人事査定の規定上では、定性評価のみになり定数評価は上がらないのですよね。これの繰り返し。まさに無限地獄です。
上長との面談で「そろそろ一つの事業部で腰を据えて、スペシャリストとしてキャリアを積みたい」と言っても叶うことはありませんでした。
良く言えば新規事業立ち上げのプロ、悪く言えば事業部ジプシー。

それと、新規事業の出来立ての部署に行くわけで、各部署から集まってくる面々も一癖も二癖もあるメンバーとなります(自分のそのうちの一人ですが)
そうなるとどのようなことが起きるかと言うと、相性の良いメンバーが集まると、個性の強いメンバーばかりなのでそれはそれはパラダイスな楽しい職場となります。
しかし、その逆となると”こうまでとことんウマの合わない、意思疎通のできないメンバーとなるとは・・・”という最悪なケースとなり、まさに天国と地獄。

最悪なケースの場合は、猛烈なパワハラ上司の下で追い詰めらたストレスフルな日々となり、足を骨折した瞬間に「あぁ~。これで明日から会社に行かなくても済む(ハート)」と、脳内アドレナリンが間欠泉の様に噴出して、折れた足で歩いてウキウキしながら病院に行ったこともありました。折れた足で歩いても痛みすら感じなかったほどです。
最高なケースの場合でどんなに楽しい職場となっても、新規事業が立ち上がったら「はい!それまで!!!」とばかりに異動となります。

『異動内示』ひとつで天国にも地獄にもなる生活にピリオドを打ちたかったことと、定年退職を心待ちにするのではなく、一生現役で活躍したいという気持ちも相まって『いずれは会社を辞めよう』と心に決めたのです。

会社を辞める時の一番の不安って何だろう?

辞めることを心に決めたのは良いですが、辞めた後のことを考えると不安だらけです。

不安だらけなので、何が不安なのか?自分と向き合ってみました。
家族の反対やら、親の意見、お金の心配、生活の心配、何をして生きていくのか?など数え上げるときりがありません。
そこで、”最も大きな不安”から向き合ってみることにしました。

一番大きい不安。それは「お金」のことです。
会社を辞めた時点で、それまで毎月お給料日になれば振り込まれていた数十万のお金は途絶えます。
家族や親戚に反対される原因の最たるものは収入の問題だとも思います。まずは、お金に向き合わないと始まらないということに気づきました。

あなたは家計簿をつけていますか?一ヶ月暮らすのにいくら必要か把握していますか?

もし、会社を辞めたいと思っているのであれば、辞める前の今、家計簿をつけていますか?
そして、一ヶ月暮らすのにいったい幾ら必要か把握していますか?

これは最低条件だと思います。
私は、会社を辞めようと思った日から約2年間、スマートフォンと同じ大きさぐらいの手帳を買い、使ったお金をすべてそこに書き込みました。
その場ですぐ書く場合もあれば、朝起きたときに前日使ったお金を書く場合もあります。
1日1ページで書き込んでいき、「消費」「浪費」「投資」の3項目に分類して小計を計算します。最後に総合計を出します。
総合計の下に、さらに将来の目標を3つ書きました。
その時点で「こんなことで食べて行ければいいなぁ」程度の目標で十分だと思います。例えば「プロブロガーになる」でも良いわけです。結局はプロブロガーとして今食べている訳ではなく、キッチンスタジオを運営することが現在の生業で、そのとき書いていたこととは全く違うことで生きています。
そんなものですので「こうなれば良いなぁ~」程度で良いのです。
しかし、それを毎日毎日、使ったお金の書き込みの下に、写経の様に書き続けていました。

毎日使ったお金を記録していくと、自分が何に使っているかが把握できてきます。

1週間に1度、週次レビューをします。
食費・衣料費・交際費・・・自分が何に最もお金を使っているのかが分かるようになります。
1ヶ月に1度、月次レビューをして締めます。
すると、自分がどれだけ洋服代にお金を使っていのかを知って、びっくりしたものでした。それと飲み代や外食費の多さも驚きです。

驚いたのであれば、改善です。
翌月は目標額を決めて、そこまでどうやって「浪費」部分を削っていくかを検討していきます。

書き出すのは、健康保険料・住民税・年金もすべてです。
会社を辞めた後は自分で払っていかなくてはいけないので、辞める前に天引きでどれぐらい払っているのかを知っておかなくてはいけません。

そうやって、毎月の家計簿をつけることで、自分が生きていくのに必要な最低金額が分かるのです。
自営業となれば、ましてや会社を立ち上げた場合などは、月々の収支やお金の流れは自分で把握しておかなくてはならないのです。

まだ、会社勤めをしている時に、「お金が貯まるのはどっち!?」の著者の菅井敏之さんの起業セミナーに参加した時にも同じことをおっしゃっていました。

家計とはひとつの小さな企業なのです。その収支も知っていない、把握していない、赤字経営では、会社を辞めるなど危険極まりないことだということです。まさにその通り。

一年の収支が分かったらやること

日々のお金の流れが分かったら、あることに気づくと思います。
水道光熱費は季節変動があります。また、毎日・毎月は発生しないけれど、年に1回 イベント的に発生するお金もあります。
たとえば、私は生命保険料(安い共済に切り替え済み)やNHKの受信料などを節約するために、年一括払いとしています。

水道光熱費は、月々の金額が把握できればその平均額を毎月の支出金額として固定費にします。
例えば、寒い11月~3月と暑い7月~9月にかけては電気代とガス代が多くかかります。それ以外の月は少なくて済みます。
月々2万円が平均額とすれば、少ない月はその差額は貯金しておきます。多い月は差額足りない分を少ないときに蓄えたところから払い出しをして、毎月同額支払いになるように調整します。
イベント的に発生する費用も月々割りにして、貯金をしておきます。年に一度支払いの時にその蓄えから払い出しして、毎月同額支出になるようにします。
そうなると、ドカンと大きな支出が発生した時のダメージが小さくて済みます。
このあたりのことは、泉正人さんの本がもっとも参考になるかと思います。




泉正人さんの本は、お金の不安と向き合うために片っ端から読みました。
ここまでツラツラと偉そうなことを私は書いていますが、全部泉正人さんの本の受け売りです。

私の話を読むよりも、本を読んで実践するに限ります。
なんていっても、お金の学校であるフィナンシャルアカデミーを立ち上げた人ですから。

結論!

お金の不安ととことん向き合ってみることだと思います。
まず現状を知ること。
その打開策として、お金管理の本を片っ端から読んでみること。

私の場合は泉正人さんの本を片っ端から読み、実践していくことでした。
他にも参考になる本はたくさんあります。
その人に向き不向きがありますので、自分がぜひ選んで手にとってみてください。

不安と向き合っているうちに、改善策が見つかるかもしれません。逆に、こんなに大変なのだったら会社辞めない方が得策だ!と思い直すかもしれません。思い直しても良いんです。

さぁ!会社を辞めたいと思っているアナタ!まずはやってみませんか。

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