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2023年の土用と間日は下の記事からとなります
【2023年の土用】期間と間日をチェック。土用の過ごし方。気を付けること。始めるまでにやっておきたいこと。
土用とは?
土用って・・・?夏に鰻を食べる日じゃないの?
と思う方がいらっしゃるかと思います。
土用は実は年に4回のタイミングで訪れます。
その中の夏土用の丑の日に鰻を食べることが一番クローズアップされていますが、季節と季節の端境期に「土用」は存在しています。
分かりやすいようにグラフを作ってみました。
土用の過ごし方:しない方が良いこと
この土用の間は土公神(どくじん)といわれる土を司る神の支配する時期とされおり、土を動かす作業(柱立て、基礎工事、壁塗り、井戸掘りなど)を忌む習慣がありました。
また、引っ越しや新しいことを始めるのは控えた方が良いとされています。
旅行先に行って土を持ち帰ったり(甲子園で負けた高校球児ぐらい?)しない方が良いとされ、いろいろ調べれば調べるほど、土に関わることは避けるようにとされています。
例えば、
・土を動かす作業(柱立て、基礎工事、壁塗り、井戸掘りなど)をすると上手くいかない
・木を植えたり、土いじりをすると腰を痛める
・新しいことを始めても続かない
・言い争いやけんかをすると泥沼になる
・引っ越しをする
などなど。
薬膳や中医学の勉強を始めてから、これらの暦について学ぶ機会がありとても興味をもったのと、
私は信心深い方ではないのですが、自分が会社員を辞めて独立してからはとにかく生きていかなくてはいけないので、担げる現はなるべく担いでいこう!!!と素直に従っています。
この期間にもし引っ越しを計画されているのであれば、土用が明るまで待った方が良いかと思います。
ガーデニングや、大きな買い物なども控えた方が良いと思います。
私は新しいことを始めるのは控えて、スタートするならその前か後にしています。
現代風に言うと”季節の変わり目なので体調を崩しやすい時期”と言い換えても良いかもしれません。
土用期間中は「間日(まび)」を使う
しかし、生活する中で土いじりや、お部屋のリフォーム、その他土や基礎・土壌に関わることをやらないといけない場合、土用が過ぎるのを待っているのか?
というと、そうでは無くて「間日」というのがあります。
土用期間中でも間日は、土いじりをしても大丈夫なのです。
間日は、年によって、土用の季節によって違いますので、下の記事の日程を参考にされてください。
2022年の土用と間日
●冬土用
期間:1月17日(月)~2月3日(木)
冬土用の間日
冬土用:寅の日・卯の日・巳の日
1月25日(火)
1月26日(水)
1月28日(金)
●春土用
期間:2022年4月17日(日)~5月4日(水)
春土用の間日
春土用:巳の日・丑の日・酉の日
4月22日(金)
4月23日(土)
4月26日(火)
5月4日(水)
●夏土用
期間:2022年7月20日(水)~8月6日(土)
夏土用の間日
夏土用:卯の日・辰の日・申の日
7月25日(月)
7月26日(火)
7月30日(土)
8月6日(土)
●秋土用
期間:2022年10月20日(木)~11月6日(日)
秋土用の間日
秋土用:未の日・酉の日・亥の日
10月21日(金)
10月23日(日)
10月25日(火)
11月2日(水)
11月4日(金)
11月6日(日)
2022年寅年はどんな年?
2022年は寅年ですね。
寅は千里を走ると言われています。
元々中国では「螾(いん)」という漢字でしたが、この字には、「動く」という意味があります。
また、陰陽五行では、陰・陽の年が交互にやって来て、今年は「陽」の年に当たります。
さらに寅年は分けられていて、
・壬寅(みずのえ・とら)-2022年
・甲寅(きのえ・とら)-2034年
・丙寅(ひのえ・とら)-2046年
・戊寅(つちのえ・とら)-2058年
・庚寅(かのえ・とら)-2070年
と続きます。
今年は「壬寅」
壬は、水のを表し、
寅の源字は「矢+両手」で、矢をまっすぐのばす意を示し、家の中でからだをのばして、いずまいを正すイメージです。
水と、木の枝のように伸ばす、千里を走る寅。この3つから”大きく動く自然”がイメージされます。
さらに、いずまいを正すことから、自然を見つめ直す年になるかもしれません。
どうか大きな土砂災害などありませんようにと祈っています。