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土用とは?
日本の季節は「春夏秋冬」と言われていますが、実は「春夏秋冬+土用」の5つの季節があります。
四季の境目、はざまに「土用」があり、1年にそれぞれの季節ごとに4回あります。
イメージを図にするとこのような感じです。
「土用」は季節の変わり目のため、気のエネルギーが不安定になります。
よく、季節の変わり目に体調を崩したり、気持ちが不安定になったりしませんか?
まず気候が不安定になり、天候が崩れやすくなります。
天候の影響を受けて体調を崩しやすくなり、体調の変調で感情が不安定になり、感情が安定していないと、物事が上手く運ばなかったりします。
結局、社会全体がなんとなく不安定になる傾向になります。
そうなると「五黄殺」の影響を受けた時と同じように、何かにつけ諦めモードになってしまいます。
「五黄殺」は、自分の内側から腐っていく自滅型の影響が起きるのです。
土用の過ごし方:しない方が良いこと
土用の間は土公神(どくじん)といわれる土を司る神の支配する時期とされおり、土を動かす作業(柱立て、基礎工事、壁塗り、井戸掘りなど)を忌む習慣がありました。
また、引っ越しや新しいことを始めるのは控えた方が良いとされています。
旅行先に行って土を持ち帰ったりしない方が良いとされ、いろいろ調べれば調べるほど、土に関わることは避けるようにとされています。
例えば神社にお参りに行き「清めのお砂」を頂いて帰るなどは、土用の期間は避けた方が良いでしょう。
では、どのように作用してしまうかと言うと例えば、
・土を動かす作業(柱立て、基礎工事、壁塗り、井戸掘りなど)をすると上手くいかない
・木を植えたり、土いじりをすると腰を痛める
・新しいことを始めても続かない
・言い争いやけんかをすると泥沼になる
・引っ越しをすると運気が下がる。
などなど。
この期間にもし引っ越しを計画されているのであれば、土用が明るまで待った方が良いです。
ガーデニングや、大きな買い物なども控えた方が良いと思います。
私は新しいことを始めるのは控えて、スタートするならその前か後にしています。
健康面では前述の通り”季節の変わり目なので体調を崩しやすい時期”です。
もっと気を付ける点はありますが、それは別記事でご紹介します。
土用期間中は「間日(まび)」を使う
しかし、生活する中で、
庭や植木を整えたり、
お部屋のリフォーム、
土や基礎・土壌に関わることをやらないといけない場合、
土用が過ぎるのを待つのがベストですが、諸事情でそう簡単にはいかないと思います。
その場合は「間日(まび)」を使います。
土用期間中でも間日は、土いじりをしても大丈夫なのです。
間日は、年によっても、土用の季節によっても違いますので、下記の日程をご参考にしてください。
特に2025年は各土用の入り、立春・立夏・立秋・立冬の日が例年と違いますのでご注意ください。
2025年の冬土用と間日
●冬土用
土用期間:1月17日(金)~2月2日(日)
冬土用の間日
間日:寅の日・卯の日・巳の日
1月21日(火)
1月22日(水)
1月24日(金)
2月2日(日)
2025年の春土用と間日
●春土用
土用期間:4月17日(木)~5月4日(日)
春土用の間日
間日:巳の日・午の日・酉の日
4月18日(金)
4月19日(土)
4月22日(火)
4月30日(水)
5月1日(木)
5月4日(日)
2025年の夏土用と間日
●夏土用
7月19日(土)~8月6日(水)
夏土用の間日
間日:卯の日・辰の日・申の日
7月21日(月)
7月22日(火)
7月26日(土)
8月2日(土)
8月3日(日)
2025年の秋土用と間日
●秋土用
10月20日(月)~11月6日(木)
秋土用の間日
間日:未の日・酉の日・亥の日
10月22日(水)
10月24日(金)
10月26日(日)
11月3日(月)
11月5日(水)