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2種類の食感が楽しめる「おろし蓮根のお味噌汁」のレシピ公開

昨日「さといらず(大豆)のお味噌仕込みクラス」を開催しました。
その時に出した試食のお味噌汁の評判が良かったのでレシピ公開です。

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材料 3〜4人前

※大きめの器で3〜4人分の量を作ったので、2人だったらこの半分で良いです。

しいたけ出汁 800cc
蓮根 100g
柚子の皮 少々

費用

2017.3.4の価格
蓮根 101円
柚子 68円
※出汁を除く
<strong合計金額 169円

作り方

1)しいたけ出汁をとる。
(出汁がらのしいたけは、煮物に使ってくださいね)
2)蓮根の皮を剥き、おろし金ですりおろす。
すりおろしている最後の方になると、怪我をしないようにどうしても固形部分が残りますが、そこは思い切って残しましょう。
3)蓮根の固形で残った部分を、小さく角切りもしくはスライスする。
角切りの方が食感があって面白いです。
4)沸騰少し手前ぐらいまでに温めた出汁に、おろした蓮根と角切りの蓮根を全部入れる。
5)2分ぐらい蓮根に火を通す。
6)火を止めてからお味噌を落とす。
お味噌は、さといらず大豆味噌やひよこ豆味噌、もしくは白味噌の様な少し甘めの味噌がオススメ。
7)お味噌汁を器によそってから、柚子の皮を散らす。

このお味噌汁のオススメな点・気をつける点

メリット:とにかくすぐにできます。

なぜ、お味噌クラスでこのお味噌汁の具にしようと思ったかと言うと、一人で「教えて」「洗い物をして」「試食を作って」と全部やるのは人手が本当に足りません。
昨日は、いつもお手伝いをお願いしているスタッフのMakiちゃんがオーストラリアに語学留学中で何もかも一人。
いつも一人だったのに、お手伝いがいる状況に慣れてしまって”さぁこれ大変!どうしよう?”と思った末のメニューです。

メリット:トロっとサクッとの2種類の食感が楽しめる

おろした蓮根のトロッと、角切りの蓮根のサクッとした2つの食感。
食べる人を「おっ!」と楽しませることができます。

メリット:時間が経つとさらに食感が変わる

時間か経過すると、蓮根が次第にドロッとしてきます。
よく蓮根は酢水にさらしてでんぷん質を抜いてから使いますが、それをしないので時間の経過と共にドロッとしてきます。
できれば仕上げてすぐに食べることをオススメします。

もし、ドロッとしてきたら、ご飯にかけて食べると良いでしょう。
九州・四国地方では「冷汁」(愛媛では「さつま汁」と言っていました。)に似た味わいとなります。
夏は冷汁で体をクールダウンするのに良いですし、冬ならこのおろし蓮根のお味噌汁で温めると良いと思います。

デメリット:時間が経つと色が変わる

蓮根は、通常切ったあと水に晒してでんぷん質と一緒にポリフェノールを出してから使います。
ポリフェノールが勿体無いので、私はあまり晒さないのですが、
このおろした蓮根は水に晒せ無いので、時間の経過と共にお味噌汁の色合いが少し黒ずんできます。

ささっと作って、ささっと食べるお味噌汁

メリット・デメリットからして、とにかくさっと作ってさっと食べるのが一番。
時間のある時にしいたけ出汁をとって、冷蔵またはフリージングして置いて
忙しい時や、疲れて仕事から帰って来た時に、ささっと作って食べると、心までもほっこりするお味噌汁です。

たった170円で出来てしまうお財布にもやさしいお味噌汁。
ぜひお試しください!

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