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バッグデザイナー ニシダノブコ
バッグデザイナー ニシダノブコをご存知でしょうか?
「世界一ハンサムなトートバッグを作る」と言われているデザイナーです。
日本はもとより、世界でも彼女の名前は広く、特にファッションに置いて審美眼の厳しいイタリアでの評価が高いのが彼女のトートバッグです。
また、バッグ作りの全行程をデザイナーの西田信子さんが全てを手掛けています。
彼女の作る1枚皮のトートバッグは、『このトートバッグが似合うカッコイイ女性になりたい』という、私の憧れでもあり目標でもあります。
毎月1回アトリエのフリーオープンの日があるのですが、いつも予定と都合が合わない・・・と思っていたところ久しぶりの展示会のDMが届き行って来ました。
彼女のバッグを見る事が、私にとって”今、まだ手が届いていなくても「人生の目標」を確かめるため”必要な儀式でもあるのです。
展示会
会場は六本木 AXIS
「デザインのある社会」がコンセプトのこのビル。見るからに都会的で洗練されていて、さすが六本木だと思ってしまうのです。
地下の、リュクスなショップが並ぶ中に展示会場がありました。
両脇には、TVドラマによく出演しているアラフィフのマダム女優からのお花などが並んでいました。
会場に着いただけで、私のようなひよっこは帰ってしまえ!と言われんばかりの敷居の高さです。
ですが、自分のコンフォートゾーンアップのためにも、ここは怯まず足を踏み入れます。
だめです。。。ビビって写真が撮れませんでした。
この作品が精いっぱいです。
同じ形の、青銅色に染めたトートバッグがそれはそれは素敵でした。
私の近くには、おそらく私より年上であろう、全身をエミリオ・プッチのワンピースで身を固めたマダムが立っており、あまりの素晴らしさに飲まれて、うっかり「ほんと、ステキですねー」と声をかけてしまいました。。。
そのエミリオ・プッチマダムも「ほんと、ステキねぇ。でも、、このバッグがこのお値段なんて・・・」とため息。
エミリオ・プッチマダムがため息をつきながら、持ち上げたバッグは写真右側の小さな方です。
ここだけの話しですが、この小さなトートバッグは32万円します。
二つ折り財布・ハンカチ・携帯・キーケースぐらいでいっぱいになるであろうバッグがです。
全身エミリオ・プッチでもおいそれと手の届く価格では無いことが分かります。
エミリオ・プッチマダムと二人してため息をつきながら眺めていると、そこへパリッとしたスーツ姿の男性が入ってきて、サクッと、私が欲しくてたまらなかった青銅色に染めた大きなトートバックを一つお買い上げしました。
仕事の途中で立ち寄ったそうです(耳ダンボ)
はい、大きな方は、えーっとですね、エルメスのバーキンぐらいの価格です。
そうです、ニシダノブコさんの作品はほぼエルメスと同じ価格帯と思って貰えると、検討が付くかと思います。
大きなトートバッグで最低価格で60万円は超えています。最低価格ですよ、最低。
・・・コメ兵で中古のエルメスのバーキンぐらいでしょうか。
ショーウインドー右側の、赤いファーがついたバッグは、国産車1台が買えるぐらいのお値段なり。
そして、ウィンドウに飾ってあるお洋服もニシダノブコさんのデザインです。
これを着たら、私もクイーン・アミダラになれるでしょうか?
これは、そうそう一朝一夕には着られないと思っています。
しかし、彼女の夏のワンピースは「着ていないのではと思うほど、着心地が良い」と評判なのです。
冬は無理として、夏のワンピースが買えるほどなリュクスなマダムになりたいと思うのです。
・・・と想いに耽っているその横で、「もうニシダノブコの洋服しか着ないの」と豪語する上品な白髪マダムが次から次へと試着。
わたしもあなたのように、なりたいです!キリッ!!と野心をメラメラ燃え滾らせてもらいました。
会場にはこんな現代アート風なオブジェもありましたが、完全アウェイなそして場違いなワタクシめは、圧倒的に打ちのめされてそそくさと会場を後にしたのであります。
よし!目指せニシダノブコ トートバッグ!!!
展示会会期
残念ながら終わってしまいました。
●会期:2015年12月10日(thu)~15日(tue)
●会場:東京都港区六本木5-17-1 AXISビルB1 ギャラリーSYMPOSIA
展示会は終わってしまいましたが、月に1度ギャラリーオープンがあり、彼女のアトリエで実物を手に取ってみることができます。
詳細はサイトをご参照ください。