2泊3日の琵琶湖・彦根・近江八幡への旅の記録。
本来ならば”夏休みの旅”として8月に行く予定だったが、なんと台風7号が日本の、しかも琵琶湖を掠めるように上陸したのだ。
新幹線はアプリでキャンセルしたが、ホテルにはとても申し訳無いが前日にキャンセルをすることになった。
ホテルのキャンセルポリシーでは100%のキャンセルフィーを支払うところなのだが、電話の向こう側の先方は「事情が事情ですので、キャンセル料は無しでキャンセルを承ります。」と、キャンセルさせてくれたのだった。
自分は「季節を変えて必ず行きますね。」とお伝えして電話を切ったのだ。
その約束を果たすために・・・・・いや、正直に言おう、念願のひこにゃんに会いに何が何でもリベンジしようと思ったのだ。
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旅程
[1日目]
東京 ー 米原 東海道新幹線
米原 ー 彦根 東海道・山陽本線
彦根 ー 大津 大津泊
[2日目]
彦根 ー 近江八幡 大津泊
[3日目]
大津 ー 京都 東海道・山陽本線
京都 ー 東京 東海道新幹線
東京駅で新幹線に乗るとガラガラだったが、品川駅からドッと人が乗り込んできてほぼ満席となる。
同じ車両では、自分以外は全て外国人観光客に驚く。
前の席のスパニッシュ系の家族連れが、事前予約が必要な大型荷物席の荷物置き場に、勝手に荷物を置いて車内を警備している人に注意されていた。
車内警備の人の見事なキッパリとした注意する姿勢に感動し、自分が大型荷物席を予約していたので、警備員さんに荷物を一緒に置いてもいいですと伝える。
すると、警備員は自分とそのスパニッシュ系の家族連れとどちらが先に降りるかを確認した上(自分の方が先に降りることが判明)、私の荷物が取り出しやすいように、荷物置き場にスーツケースを綺麗に並べてくれた。
警備員はやるべきことをやっているだけなのだが、外国人観光客だろうが何だろうが、はっきりと置けない理由を伝えて采配し、自分が荷物置き場を一部譲ることに感謝してくれ、そして下車時に都合が良いように取り計らう姿勢が、何だかかっこいいなと思った。
警備員さんはかなり年配の男性だったので、容姿がかっこいいというよりも、仕事に対する姿勢が清々しくかっこいいということ。
彦根城へ
JR彦根駅に到着し、歩いて5分ぐらいで彦根城のお濠端に到着する。
戊辰戦争から第二次世界大戦までの滋賀県関係の戦歿者3万4千余柱が祀られている。
彦根城の主な城主は井伊氏。
歴代の城主はここから城下と琵琶湖を眺めていたのだろうか。
ひこにゃん推し活
ここからはひこにゃん推し活の写真。
ひこにゃんは「ひこにゃん出陣スケジュール」から、どこに現れるのかがわかる。
この日は、お昼過ぎに彦根城に登場し、11時と15時頃からキャッスルロード沿いにある四番町スクエアというところに登場。
ここからひこにゃん三昧の写真が続くので、ギャラリー表示にしてみた。
ちなみにひこにゃんが現れると、写真撮影会とひこにゃんが出すクイズ大会がある。
そして、この時初めて知ったのだが、ひこにゃんって猫なのね・・・w
今まで、犬でも無く猫でも無い”ひこにゃん”という新しい種類の生き物だと思ってた(笑)
びっくりして「ひこにゃんって猫なんだ!」とSNSに投稿したら、たくさんに人に「”にゃん”って言ってるやーん」と突っ込まれた(笑)ありがとうございます。
本町キャッスルロードで近江牛の”近江バーガー”を味わう
ひこにゃんエキスをめいいっぱい浴びていたら、すっかりお昼ご飯が遅くなってしまった。
幸い近江牛バーガーのお店「LU・PAN」が開いていたので、ランチにありつく。
(他の飲食店はお昼後の休憩に入っていてほぼ閉まっていた)
ここがなかなかに美味しかったので運がいい。
近江バーガーを食べた後は、ひこにゃんTシャツとお菓子をお土産に買って宿に向かう。
充実した推し活日だった。
大津に移動し「びわ湖大津プリンスホテル」に宿泊
JR近江八幡駅から、東海道・山陽本線でJR大津駅へ向かう。
この日ちょうど大津は「大津祭」で、山鉾やら屋台やら祭囃子やらで賑わっていた。
大津駅からタクシーに乗り、この旅の宿であるびわ湖大津プリンスホテルへ向かう。
8月の台風時に、親切にもキャンセル料金無しで応じてくれたホテルだ。
ホテル側は忘れているだろうが、「季節を変えて行きます」と言った約束を果たせたのが何だか嬉しかった。
いつもならルームツアーを載せるのだが、非常に景色が良いことと、お部屋がとても広いこと以外は普通の部屋だったので、今回は写真を撮らず。
感想
この前年に、京都から金沢へサンダーバード号に乗って行く途中に琵琶湖を見て、いつかゆっくりと琵琶湖畔の土地を巡ってみたいと思っていた。
いざ夏に行こうとしたら台風で延期。
やっと念願叶っての旅なので、嬉しさ倍増。
そして、広さに驚き、琵琶湖の周りには日本史で知った土地の名前が次々と目の前に現れてくるのは胸が高まるものだ。
今回の旅程には無いけれど、現地に着いてみると、また時期を変えて行きたいところが次々と現れて困るやら嬉しいやらである。
実はこの後、別の機会に「石山寺」と「三井寺」に足を運んだ。
それぐらい魅力満載の土地だった。
戦国武将が奪い合いになるのも仕方ない。
さて、旅はまだ続く。