東京→京都経由→石山寺→三井寺(園城寺)→浜松 の旅の記録。
↓石山寺までの記事はこちら
閉館時間が17:00である三井寺(園城寺)に間に合いそうな時間に石山寺を後にすることができたので、京阪電車石山寺駅より三井駅に向かうことにする。
石山寺から、京阪石山寺駅から坂本比叡山口行きに乗ると20分ほどで、三井寺駅に到着する。
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三井寺(園城寺)とは
まずなぜこの三井寺を知った理由は、去年琵琶湖を旅した時に泊まったホテルの売店に「三井寺 力餅」というお菓子を見つけ、直感で買ってみたのである。
きなこにまぶされた、求肥のような白く柔らかいお餅。ほんのりと餡の味がする、私好みの和菓子だったのだ。
その際に「三井寺ってどんなところなのだろう?」という疑問が湧き、調べてみたところ、大友皇子ゆかりの寺であることを知ったのだ。
子供の頃から漫画家:大和和紀ファンで、この時代が描かれた「天の果て地の限り」などは愛読書だったこともあり、これはぜひ行ってみたい!と思ったのである。
三井寺(みいでら)は、正式名称は長等山 園城寺(ながらざんおんじょうじ)。
国宝に指定されている本堂をはじめ重要文化財に指定されている宝物や仏像が収められている。
紫式部ゆかりの地でもある。
三井寺(園城寺)を散策
駅から山に向かって歩いて13〜15分ほど歩くと、これが入り口なのか?と疑いたくなるような小さな小屋があり、迷った末そこにいる人に聞いてみようと思ったら、そこが入山するためのチケット販売所だった。
チケットと力餅の50円OFFのチケットがもらえる。
お土産は「力餅」がおすすめ
感想
到着した時点で15:30
16:30に各拝観できるところが順次閉まりはじめて、17:00には退出し終えて欲しいと言わんばかりに各所が閉じられるので、慌てて駆け足で回りつつトイレも借りて・・と慌しかったので写真を撮る余裕がなかったのが悔やまれる。
また、敷地が見どころも少し離れた間隔に点在しているため、もしまた来る機会があれば、もっと時間に余裕があれば良かった。
とはいえ、天智天皇・天武天皇・持統天皇が産湯に用いたと言われる湧き水「閼伽井屋」(あかいや)を覗いてみると、今も混々と心地よい水音をたてて湧き出ているのを目の当たりにすると、1400年の昔と今がつながっているような感覚になり、じんわりと感動する。
ここはもう一度ゆっくり訪れたいとしみじみ思った。